【 更新情報:2016/9/10 】
iPhone 7 / iPhone 6s Plus に対応したものに内容を変更しました。
ここでは iPhone を使うのに、実際にいくら必要なのか、毎月どのぐらいかかるのか、何が必要なのか、機種変における注意点は、などについて説明しています。
まず、iPhone の基本料金は以下のサイトで説明されていますが・・・
・各キャリアの iPhone 7 / 7 Plus の基本料金
・docomo の iPhone 7 / 7 Plus 対象サービス
・au の iPhone 7 / 7 Plus 対象サービス
・Softbank の iPhone 7 / 7 Plus 対象サービス
・iPhone / iPod touch / iPad のハードウェア仕様一覧
2013 年より、iPhone は Docomo、au、Softbank の3大キャリア全てで扱われています。
ここでは 2016年9月以降 の、iPhone 7 と iPhone 7 Plus の料金について表記しています。
まず、各キャリアで割引サービスやキャンペーンなどを考慮せず、一般的な契約をした場合の本体の分割料金は以下のようになります。
【 月々の本体分割価格(2016/9/10 時点)】
docomo | au | softbank | |
iPhone 7 32GB |
新規/機種変 1107円 乗換 -850円 x 12ヶ月 |
機種変 855円 乗換/新規 450円 |
機種変 855円 乗換/新規 450円 |
iPhone 7 128GB |
新規/機種変 1593円 乗換 -850円 x 12ヶ月 |
機種変 1335円 乗換/新規 930円 |
機種変 1335円 乗換/新規 930円 |
iPhone 7 256GB |
新規/機種変 2079円 乗換 -850円 x 12ヶ月 |
機種変 1830円 乗換/新規 1425円 |
機種変 1830円 乗換/新規 1425円 |
iPhone 7 Plus 32GB |
新規/機種変 1674円 乗換 -850円 x 12ヶ月 |
機種変 1425円 乗換/新規 1020円 |
機種変 1425円 乗換/新規 1020円 |
iPhone 7 Plus 128GB |
新規/機種変 2160円 乗換 -850円 x 12ヶ月 |
機種変 1920円 乗換/新規 1515円 |
機種変 1920円 乗換/新規 1515円 |
iPhone 7 Plus 256GB |
新規/機種変 2646円 乗換 -850円 x 12ヶ月 |
機種変 2415円 乗換/新規 2010円 |
機種変 2415円 乗換/新規 2010円 |
※本体価格の詳細計算表は こちら。
これは「2年縛り」の料金です。
本体価格は分割(24回払い)で支払う事になっていて、上記の金額が毎月の利用料に足されます。
2年以内に乗り換えや機種変更をすると、違約金として差額分の支払いが発生することになります。
docomo は乗り換えの場合(2017/1/9 までの契約なら)「ドコモにチェンジ割」が適用され、月々の料金が 12ヶ月、850円割引されます。
しかし元が割高なため、これを含めても合計の負担金は他より高めになります。
乗り換えでない場合(新規や機種変の場合)、これはありません。
Softbank と au の本体の分割価格は、全く同じになっています。
キャリア(会社)の乗り換えは「MNP」とも呼ばれていて「モバイル・ナンバー・ポータビリティ」の略です。
電話番号を維持したままで他のキャリアに乗り換えられます。
「機種変更」は携帯会社を変えずに機種だけ変更する事ですね。
続いて、毎月の利用料金について。
【 一般的な料金プラン 】
docomo | au | softbank | |
基本使用料 | 月2700円 | 月2700円 |
月2700円 |
ネット接続料 |
月300円 | 月300円 | 月300円 |
※データ通信料 |
2GB 月3500円 | 2GB 月3500円 | 2GB 月3500円 |
合計金額 |
月6500円 | 月6500円 | 月6500円 |
実際の支払額は上記の金額に、前述の本体の分割払いの分が足されます。
iPhone 6 の発表以後、各社の料金は横並びになりました。
一般的なプランにする場合、どこを選んでも月々の利用料金に差はありません。
iPhone 7 / iPhone 7 Plus で契約する基本の通話プランは、どこのキャリアでも「通話定額制」です。
従量制とは違い、どれだけ通話しても料金は 2700 円で固定です。
(ちなみに定額になったのは、LINE などの無料通話の普及による影響です)
ただし2015年より、「基本料が 1000 円安い代わりに、5分以上の通話が従量制(30秒20円)になるプラン」が始まりました。
(au は「スーパーカケホ」、softbank は「スマ放題ライト」、docomoは「カケホーダイライト」という名前です)
これにより長電話をしない人は月々の基本料金を 1700 円にすることができます。
ただこのプランは、au は 3GB 以上、docomo と softbank は 5GB 以上のデータ通信量プランに加入しなければなりません。
よって一番安い利用料は以下のようになります。
【 短時間通話プランの最低料金 】
docomo | au | softbank | |
基本使用料 | 月1700円 | 月1700円 |
月1700円 |
ネット接続料 |
月300円 | 月300円 | 月300円 |
※データ通信料 |
5GB 月5000円 | 3GB 月4200円 | 5GB 月5000円 |
合計金額 |
月7000円 | 月6200円 | 月7000円 |
上記を見て解るように、このプランで料金を一般的なプランより安くできるのは、au のみです。
docomo と softbank はデータ通信量が 5GB になりますが、通信量は 2GB の通常プランより 500 円高くなります。
また、5分以上の通話は従量制なので、何かの事情で長電話をしてしまうと大変な料金になります。
「データ通信料」は、iPhone 6 の頃から利用者が選ぶようになっています。
最安値のプランはどのキャリアもデータ量 2GB で 3500 円のプラン。
前述の料金表はこのプランのものです。
データ量を 5GB にした場合、月々の料金は 8000 円に値上げされます。
(通話料2700円+接続料300円+5GBデータ料5000円)
2GB でも普通に使う分には問題ありません。
メールや一般的なウェブサイトの閲覧でこれをオーバーすることは(よほど使いまくらない限り)ありません。
ただし Youtube で動画を見たりすると、すぐに越えてしまいます。
(画質にもよりますが、2GB で動画9時間分、1日あたり約 18 分)
最近はアプリが動画広告を流すこともあるので、これも要注意です。
月々の契約通信量を超えると、通信速度が大幅に落ちます。
ただ(通常のプランなら)追加料金を取られるような事はありません。
データ通信量を増やせば今まで通りに使えますが、料金は高くなります。
各社のデータ利用料プランは以下のようになっています。
【 データ通信料プラン 】
docomo | au | softbank | |
(1GB) | -- | (月2900円) |
(月2900円) |
2GB | 月3500円 | 月3500円 | 月3500円 |
3GB |
-- | 月4200円 | -- |
5GB |
月5000円 | 月5000円 | 月5000円 |
8GB |
月6700円 | -- | -- |
10GB | 月9500円 | -- | -- |
15GB | 月12500円 | -- | -- |
20GB | 月16000円 | 月6000円 | 月6000円 |
30GB | 月22500円 | 月8000円 | 月8000円 |
背景が青字のプラン以外は、残ったデータ量は翌月へ「くりこし」されます。
(au は繰り越し出来ませんでしたが、2015年9月より可能になっています)
1GB のプランは短時間通話プラン(5分間無料、それ以上従量)の時しか選べず、しかも選択すると月々の本体分割払いの割引がなくなってしまうため、通常選ばれることはありません。
iPhone 7 の発売に合わせ、Softbank と au は 20GB と 30GB を従来より安めに提供するプランを開始しました(ギガモンスター、スーパーデジラ)
このデータ通信量は、電話回線を使ってデータ通信を行った量であり、Wi-Fi 環境で行った通信は含まれません。
出来るだけ Wi-Fi 通信を利用するようにしたいですね。
Docomo の主な iPhone7 / 7 Plus 対象サービス |
au の主な iPhone 7 / 7 Plus 対象サービス |
Softbank の主な iPhone 7 / 7 Plus 対象サービス |
各キャリアの本体料金について |
本体を一括で買った場合の価格は、キャリアごとに異なります。
そういうことは普通ないのですが、本体単体の価格は以下のようになっています。
【 回線契約なしでの端末料金 】
docomo | au | softbank | Apple | |
iPhone 7 32GB |
82296円 |
79200円 | 88080円 | 72800円 |
iPhone 7 128GB |
93960円 | 90720円 | 99840円 | 83800円 |
iPhone 7 256GB |
105624円 | 102600円 | 111840円 | 94800円 |
iPhone 7 Plus 32GB |
96552円 | 92880円 | 99840円 | 85800円 |
iPhone 7 Plus 128GB |
108216円 |
104760円 | 114000円 | 96800円 |
iPhone 7 Plus 256GB |
119880円 |
116640円 | 126000円 | 107800円 |
一番右の Apple はアップルストアでの定価で「SIM ロックフリーモデル」の価格になります。
SIM ロックフリーだと SIM カードを別途用意しないと電話は出来ません。
また各キャリアのサービスや割引も受けられるか保証できません。
その意味や活用法を理解できる人以外は、購入すべきではないでしょう。
各キャリアの一括本体価格は、通常は気にする必要はありません。
ただ、2年経たないうちに機種変更や乗り換えを行おうとして、違約金が発生する状況になると影響します。
2年縛りの契約で、1年で解約して乗り換えしようとした場合、本体価格を分割で支払っているため、残りの半額をその場で払わなければなりません。
この場合、本体の基本価格が支払いに影響します。
iPhone 7 / 7 Plus では au が安く、softbank が高くなっています。
「違約金トラップ」と言うほどではありませんが、softbank は違約金が高いことは知っておいた方が良いでしょう。。
iPhone 6 以降はデータ通信量にも注意する必要がありますが、もしデータ通信を Wi-Fi だけにしたい時は「設定」の「一般」にある「モバイルデータ通信」を選択し、「モバイルデータ通信」をオフにしましょう。
これで電話回線を使ったデータ通信はオンに戻すまで制限されます。
古い iPhone から移行する場合は、データのバックアップと復元を行います。
これについては 古い本体からデータを移行する方法 をご覧下さい。
古い iPhone を下取りに出す時や、家族が使う場合は、事前に「リセット」しておいて下さい。
リセットしたくない場合でも iCloud のアカウントは変更しておいて下さい。
この辺の詳細については、データ移行後の古い iPhone の扱いについて で解説しています。
(この辺の作業はお店でやってくれません。 少なくとも私の場合、Sim カードだけ渡されて、他のリセット等の作業はすべてこちらで行う形でした)
なお、単純に全ての通信や通話を遮断したい場合は、設定の「機内モード」をオンにすれば OK です。
実際の契約や購入、初期設定などは、近くの ドコモ / ソフトバンク / au のお店や電気店の携帯電話の取り扱いブースで行うと思いますが・・・
iPhone に関しては、店員さんに過度な期待はしないでください。
iPhone は通常の携帯電話とはかなり異なります。
iPhone を使うにはパソコンの基礎知識なども必要になりますが、店員さんがパソコンのことを知っているとは限りません。
料金や契約内容などは詳しく教えてくれると思いますが、応用操作や実際の使い方は質問しても解らない人が多いようです。
基本的には自分で調べて使うものだと思いましょう。
注意:追加オプション強制契約について |
一時のお店で、有料の追加オプションサービスを契約しなければ「iPhone を購入できない」と説明される場合がありました。
(実際に私も、お店でそう説明されたことがあります)
例えばソフトバンクでは、以下のような有料オプション契約が「強制」される場合があります。
もしこれらを契約しないと iPhone を購入できなかった場合、購入後に契約を解除しなければ、月々の利用料金が高くなります。
しかし「iPhone 基本パック」「安心保証パック」は最初の1ヶ月は無料なので、すぐ解除すればお金はかかりません。
以下はその解除の手順です。
しかしこれらの料金プラン・有料オプションの「強制契約」は、SoftBank 本社の指示で行われているものではありません。(お店の独断です)
よって SoftBank のサポートに連絡することでも適用前に取り消して貰えます。
SoftBank のスマートフォンのテクニカルサポートは、手持ちの iPhone で「151」に電話をしてください。
音声ガイダンスが出たら iPhone のサポートを選択後、「その他の問い合わせ」を選択してオペレーターに繋ぎ、「契約予約の解除」をして貰いましょう。
こうした事例は、過去に au や docomo のお店でもあった様です。
悪質な店舗による、強制的なオプション契約には十分注意して下さい。
以下には歴代の iOS 機器のハードウェア仕様を、参考として表記しています。
専門的な記述になっているので、解らない方も多いと思いますが・・・
それぞれの本体の性能がどのぐらいなのかを知る目安にして頂ければと思います。
【 iPhone 】
【 iPod touch 】
【 iPad 】
※グラフィックの「ベンチスコア」は GFXBench による性能測定(T-Rex)のスコアです。
「実機解像度」での測定結果であるため、グラフィック性能が高くても解像度が大きい機種は負荷は高い影響で、そのぶんスコアは低くなります。
※公式の情報・仕様については Apple Store の各製品ページをご覧下さい。
料金についてはソフトバンクのショップやサポートなどにお聞きして、それを参考にしています。
ただし新サービスや規約変更で変化する場合もあります。ご了承下さい。
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