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発見どうぶつ公園 レビュー

発見どうぶつ公園発見どうぶつ公園
開発シミュレーション
カイロソフト(日本)
600 円、買い切りアプリ
レビュー公開:2017/7/25
iPhoneAndroid

カイロソフトの動物ふれあいパーク建設 SLG

安らぎの広場や子供の遊び場、動物とのふれあい施設などを備える大型公園建設シミュレーションゲームが、おなじみのカイロソフトより公開されています。
発見どうぶつ公園」です。

発見どうぶつ公園

カイロソフトのゲームは「コマンド選択型」と「施設配置型」に大別されますが、このゲームは配置型
公園の敷地内に広場や公園、飲食スペースなどを用意し、その中にベンチや砂場、売店などを置いてお客さんに満足して貰います。

特徴の1つは動物ふれあいパークになっていて、ネコやイヌ、ハトなどの動物を呼び、お客さんを「癒やせる」こと。
また、施設や動物を増やせば入場料も増加します。

ただ全体的に、今作は初心者向けに作られています。
施設の配置やお客さんの動線はあまり考慮する必要ありません。
遊びやすいのですが、カイロゲームに慣れている人だと物足りなさも感じますね。

一方で、施設や植物には維持費が必要で、ヘタすると赤字になるのはバランスとしてチグハグな印象もあります…

価格は 600 円
買い切りゲームなので課金・広告・スタミナ等は一切ありません。

発見どうぶつ公園

まずは公園内に「エリア」を設置します。
エリアには「広場」や「わんぱく公園」などがあり、それぞれ配置できる設備が決まっています。

広場を作ったら、その中にベンチ・看板・ゴミ箱などを設置するのですが、広場のサイズは 5x5 なのに、設備を置けるのは中央部の 3x3 の範囲のみです。
つまり、エリアの半分以上のスペースには何も置けません。

この「何も置けない場所が多い」というのが今作の特徴です。
エリア内に特定の設備がそろっていると「スポット」が発生し、例えば前述の3つの施設があると基本広場スポットになるのですが、中央にしか施設を置けないおかげで多くのスポットを同時に成立させるのは困難です。
加えて、スポットの効果も大したことありません。

おそらく今作は、施設をうまく配置してスポットを多重に発生させるシステムは、ゲームの複雑化を避けるためあえて廃されているのだと思われます。
しかしそこが楽しさでもあったので、他のカイロゲームに慣れていると面白味に欠ける印象も受けますね。

配置場所が限られているおかげで、自由度も低く感じます。
ゲーム後半になれば大型のエリアも登場するのですが…

発見どうぶつ公園 エリアについて
※各エリアの外周1マスは通路になっていて、配置スペースはそれをのぞいた分だけ。
このため各エリアは完全に独立しています。並べても繋がりません。
歩道は街路樹に隣接させていると、そこを歩いた人の体力が回復します。

そして一部をのぞき、ほとんどのエリアや設備は、設置前にそれを「ロック解除」しなければなりません。
今作の配置システムはやや特殊で、例えば「水飲み場」を作ろうと思ったら、お金に加え、素材の「透明な水」と「アスファルト」が必要です。
素材がないなら、その調達手段を探さなければなりません…

しかしロック解除してストックが手に入れば、それを置く時には費用はかかりません。
また、置いた後に撤去(破壊)すると、ストックに戻ってきます。

そして素材の入手手段ですが、ほとんどは「掘り」で手に入れます。
お客さんが施設を使うと「掘りポイント」が増えていき、これを使って郊外の地面や草地、岩場など、なんでも掘ることができます。
施設や植物の撤去、歩道の設置にも使用します。

草地を掘れば「ツヤツヤ草」や「小さな花」が、泥なら「土のカケラ」や「粘土」が手に入るでしょう。
そして重要なのは公園の外周を囲う岩場で、ここを掘るとアスファルトが手に入ると同時に、敷地が広がっていきます。

この「掘り」で公園を広げていくゲームなので、実は施設配置よりも、掘る方がメインだったりします。
地面を掘った場合は穴が開きますが、1日経てば元に戻ります。

発見どうぶつ公園 採掘と素材
※エリアも設備も素材を集めてのロック解除が必要。 そのためにはとにかく掘る!
設備から得られる掘りポイントは、設備レベルが一定値になると入手量が増えます。
設備レベルはお客さんの使用で増えますが、ゲームが進むと要らない素材を費やして上げることもできます。

もう1つの特徴が、タイトル名にもなっている「どうぶつ」。
公園だけでなく「ふれあい広場」「なかよし広場」などを設置して、そこに動物を呼ぶことができます。

お客さんが動物とふれ合うと体力回復と共に「癒やしポイント」を獲得します。
各月の公園の評価は施設利用による満足ポイントと、この癒やしポイント、さらに収入によって付けられます。
また、動物は入園料を大きく高め、アニマルハートといった素材も得られます。

ただ、動物を呼ぶにはコインが必要で、これはなかなか増えません。
おまけに広場の「植物」の評価が低いと呼び込みに失敗することも。
加えてコインは新設備の研究にも使うので、あまり無駄遣いできません。

しかし色々な動物がいる公園は、見た目も楽しくなります。
積極的に増やしていきたいですね。

発見どうぶつ公園 動物画面
※動物は様々な条件で増え、だんだん動物園状態に。
チャレンジで孵化した動物はその場に常駐しますが、歩道で孵化させると動き回ります。
動物の数が増えると呼ぶ動物を選択できるようになりますが、コインがかなり必要。

当面の目標となるのは公園コンクールでの優勝と、年末に発表される公園ランキングでの上位獲得。

公園には「景観」「楽しさ」「安らぎ」の3つの指数があり、これがコンテストでの勝敗を左右します。
設備はこれらのステータスを高めますが、景観はエリアの数や施設の種類の豊富さ、楽しさや安らぎは動物の種類、水場の数、さらに全エリアの中でもっとも高い関連数値が影響します。

要するに、公園を広げつつ、特定の数値に特化したエリアを作ることが勝利のカギになりますね。

動物や植物の種類を増やすには、たまに発生する「チャレンジ」も成功させなければなりません。
これはお客さんに苗木やタマゴの世話をして貰うもので、お客さんの数とステータスが影響します。

お客さんは「投資」によって増えていくので、入場料収入を増やすためにも投資は優先して行いましょう。

発見どうぶつ公園 コンクールと投資
※コンクールの勝利に必要な数値を上げる方法は「情報 → 全体情報」に書かれているのでチェックしておきましょう。
お金は投資に使うのが入場者数アップの秘訣。

ゲームの進行によって、どんどん新しいエリア、設備、動物などが登場します。
その数はかなり豊富で、バラエティーに富んだ動物公園を作っていくことができますが…

私的には、他の施設配置型カイロゲームと比べると、やや単調な印象もあります。
設備を置ける場所が限られており、エリアや施設を増やすには素材を集めてのロック解除が必要なため、建設のペースが遅いのです。
また、前述したように配置に工夫の余地があまりない。

期間も長い印象で、テンポが遅めなので間延びしてくるのが早いのですが、クリアまで 16 年もあるという…
特に素材や資金が少なく、エリアが少ないため配置スペースもあまりない序盤は、退屈な印象です。

その代わり、どんどん郊外を掘って敷地を広げたり、素材を探したりできるのですが、掘りはポイントを貯めて黙々と掘っていけば良いだけですからね…

またカイロソフトのゲームとしては珍しく、維持費に注意しなければなりません。
特に植物の維持費が高く、おまけに郊外に最初からある木々にまで維持費がかかります。

ふれあい広場に動物を呼ぶ際、その周囲に木を植えて「植物」の数値を高めるよう言われるのですが、それに従って木をロック解除して増やし、どんどん植えていくと、維持費も増大していきます。
郊外に飾りのように立っている木にも維持費がかかっているのに気付いていないと、あっという間に赤字経営に陥りかねません。
初心者向けの作りなのに、このトラップみたいなシステムはどうよ? とか思ってしまいます。

郊外の木はできるだけ早く伐採してしまいましょう。
その木を設置できる状況なら、伐採した分だけストックが増えていくのでもったいなくはありません。
また、植物は置きすぎないよう注意して下さい。

発見どうぶつ公園 郊外の木々と釣り堀
※山奥の木々1つ1つに維持費があり、収入を減らしてしまう罠システム。
切り倒せば施設と同じようにストックになるので躊躇なく壊しましょう。
なお、エリアは壊してもストックには戻りません。
動物がいる場合、それも消えてしまうので、エリアの作り替えは難しいです…
右は釣り堀。ゲームが進めば運動場なども登場します。

植物の維持費にだけ注意すれば、難しいことを考えなくても、エリアを増やしてテキトーに設備や動物を増やしていけば良いシステムなので、遊びやすい内容です。
他のカイロゲームが難しいという方でも、これなら大丈夫かも。

入手方法が解らない素材も、公園の敷地を広げていけば、いずれ得られる土地が出て来ますから、焦って入手方法を模索する必要はありません。
掘って広げていればそのうち解決します。

慣れている人にとっては物足りないのですが、後半に入ると土地が入り組んできて、広いエリアを置き辛くなるため、配置で悩むようになって来ます。
このゲームは序盤が一番間延びしていて、中盤以降からやれることが増える、従来とは逆の展開ですね。

ともあれ、待望のカイロソフトの新作です。
今回も没頭して楽しめる作品なので、カイロファンや開発ゲーム好きの方にはオススメです。

発見どうぶつ公園発見どうぶつ公園(App Store へ)

発見どうぶつ公園(Android、Google Play へ)

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