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みんゴル レビュー

みんゴルみんゴル
スポーツ(ゴルフ)
Forward Works / ドリコム(日本)
アプリ本体無料、課金・ガチャ・スタミナあり
レビュー公開:2017/7/7
iPhoneAndroid

15周年を迎えた国民的ゴルフゲームがスマホに

1997 年にプレステ1で発売され、口コミで面白さが広まりダブルミリオン(売上げ 200 万本)を達成した「みんなのGOLF」。
以後、みんゴルシリーズは専用ゲーム機のゴルフゲームの定番として、長く親しまれてきました。

その みんなのGOLF の最新作が、スマホで登場しています。
みんゴル」です。
タイトルが略称なのは、プレステで続いている本編との区別のためでしょうか?

みんゴル

みんなの GOLF シリーズは簡単な操作で手軽にゴルフを楽しめることと、クオリティの高さで人気になりました。
その基本はほぼ踏襲されており、手軽に短時間で、美しいグラフィックと嫌味の無いキャラクターの、しっかり作られたゴルフゲームを楽しむことができます。

ただし現時点では批判も多く、iTunes でも Google Play でも評価は★3前後。
その理由は「美しいグラフィック」が逆に災いし…
旧機種や低性能機では動作に支障が出るから。

ゲーム自体の批判は少ないのですが、機種対応という肝心なところで躓いているのは、やはりスマホゲームの経験の乏しさから来ているのでしょうか?

開発はドリコムと Forward Works(フォワードワークス)という会社で、後者はソニーがプレステの有名タイトルをスマホで展開するために設立した企業。
今作はその第1作目であり、業界的 / 市場的にも注目されていた作品です。

ソーシャルゲームのためアプリ本体は無料ですが、クラブや衣装の入手はガチャ、さらにプレイごとにスタミナを消費します。
ただ、スタミナはそれほど気になりません。

みんゴル

ショットの方法はオリジナルとは少し違います。

まず、ボールを撃つ前に方向やクラブの選択、打点の位置などを決定します。

ボールの着弾地点はダブルタップで表示され、左右にスライドで方向調整、ピンチ操作でズームイン / ズームアウトを行えます。
再度ダブルタップで元の視点に戻ります。

打点を変えるとボールに「スピン」をかけることができ、フックやスライス(曲げるボール)を簡単に使えます。
バックスピンやトップスピンも可能です。

みんゴル 方向の調整と打点の変更
※左は狙っている地点の表示。ダブルタップで切り替えられるのを忘れずに。
ズームはピンチ操作ですが、二本の指を使わないといけないので、できればズーム用のスライドバーが欲しかったかも。
右は打点の調整シーン。グリーンを狙う時はバックスピンがオススメ。
使用回数がありますが、Power のボタンを押して打つと少し飛距離が伸びます。

中央にある半透明の円を下にスライドするとテイクバックが始まり、パワーメーターが現れ、下に引くほど強くなります。
ピンが近い場合は強さの目安となる旗が現れるので、この位置にメーターを合わせるのが基本です。

そして、画面上部に膨張と収縮を繰り返す円が現れます。
この円がもっとも小さくなった時に指を離すとナイスショット!
メーターの強さでボールが飛んでいきます。

もし円が少し大きいタイミングで打ってしまうと、打点がズレて横に飛んでいったり、ショットが弱くなったりします。
そしてタイミングが大きくズレると、ドクロマークが表示されミスショットに。
チョロっとしか飛ばなかったり、テンプラしたり、ヘンな球になってしまいます。

やや賛否あるのは、この「タイミングを合わせて指を離す」という点。
タイミングがそこそこシビアなので、「誰でも手軽に楽しめる」というコンセプトとはちょっと外れています。

とは言え、難しいゲームではありません。
最初のゴルフ場は難易度も低いので、すぐにバーディーを連発できるようになるでしょう。

みんゴル テイクバックと斜面でのショット
※左はテイクバックのシーン。上部の白い円がもっとも小さくなった時に指を離します。
右は斜面のラフに入れてしまったところ。
斜面のボールを打つときは、傾いている側(下の方)にボールが大きく曲がります。
画面下のボールの状態表示をよく確認しましょう。
ピンを狙うときは上に表示されている高低差に注意を。
自分をタップすると芝を落として、風の強さを見ることができます

みんゴル パターとステージマップ
※パターも通常のショットと同じ要領ですが、ライン上の白い点の動きで打ったボールがどちらに流れていくか示されています。
実際にボールがどのぐらい動くかは、なんどもやって掴むしかないですね。
右は最初のゴルフ場のマップ。東京コースです。

ゲームモードは「ひとりでゴルフ」「みんなでゴルフ」「ランクマッチ」の3つ。

ひとりでゴルフは基本的に、1ホールずつプレイします。
パー以上でカップインすれば次のホールに進めますが、「バーディーを取る」「ラフに入れない」などの特定の条件を満たすことで ★ を獲得でき、これを集めないと上位のゴルフ場をアンロックすることができません。

また、ホールを進めていくとボスステージが登場し、コンピューターキャラとの対戦になります。
対戦はマッチプレイで、打数の少ない方が勝利ですが、同じ場合はナイスショットやフェアウェイキープ、ニアピンショットなどで得られるポイントの高い方が勝利となります。

やや残念なのは、コースを通して遊ぶストロークプレイがないこと。
(少なくとも当面は出て来ない)
ボス戦には数ホールで勝負するステージもありますが、基本的に1ホールごとで終わりなので面白味に欠けますね。
まあ、ひとりでゴルフは基本的には練習、及び育成用アイテムを集める場だと思います。

「ランクマッチ」はひとりでゴルフのボス戦と同じ、マッチプレイを行うもの。
対戦相手を選択できる「えらんでマッチ」と、ランダムマッチングの「おまかせマッチ」の2種類があり、えらんでマッチの方が勝てそうな相手を選べますが、おまかせの方が報酬は増えます。

このモードもコンピューターとの対戦であって、オンライン対戦ではありません。
よって相手に気兼ねなどをする必要はないです。

みんゴル 対戦シーンと報酬画面
※ソロプレイ、ランクマッチ、オンライン戦、それぞれスタミナは別になっています。
勝たないと育成ボールが手に入らないので、勝利優先で相手を選びましょう。

「みんなでゴルフ」は、8人のプレイヤーとコースを回るオンライン対戦モード。
やはり「みんなのゴルフ」ですから、みんなでゴルフした方が楽しいですね。

このモードは順番に打つのではなく、全プレイヤーが同時にスタートします。
とはいえタイムトライアルではないので、急ぐ必要はありません。

プレー中は他のプレイヤーの姿は見えませんが、しかしボールは見えるので、参加者がどこまで飛ばしたか、どこに落としたかはリアルタイムに把握できます。
複数の球が飛び交う様子はユニークで、一緒にプレイしている感があって良いですね。

ただし、このモードは現時点(2017/7)では「トライアル版」という扱いで、そのためか報酬は少なめ。
今のところは遊びのモードでしょうか。

また、このモードは3ホール・6ホール・9ホールでのプレイがあるのですが、全員が今のホールを終えないと次のホールに進めません。
よってどうしても待ち時間ができてしまいます。

「ゲームロフトのみんゴル」と呼ばれたレッツ!ゴルフ3(現在は公開終了)は、ホールを終えた人はすぐ次に進め、大きく遅れた人にはペナルティがあったので、サクサク進行していたのですが、そういうシステムにはなっていません。

焦ってプレイしなくても良いようにしているのかもしれませんが、調整が欲しいところですね。

みんゴル みんなでゴルフモード
※オンライン8人対戦の「みんなでゴルフ」モード。
他プレイヤーの状況も表示されます。
タイムトライアルではないと言っても、制限時間はあり、左下のタイマーが尽きる前に終える必要があります。

1プレイ終わるごとに、経験値とコイン、育成用のボールを手に入れることができます。

経験値が貯まってレベルが上がると「トレーニング」の育成ボードにある、育成用ボールをセットする枠が増えていきます。
ここに、例えば「パワーボール」をセットすると、キャラクターのパワーが上がります。

コインは主にガチャを行うためのもので、このゲームに通常の通貨と課金通貨の区別はありません。
ガチャで入手するものには外観を変える衣装と、ギアと呼ばれる道具(クラブやボール)があります。

ゲーム的に重要なのは、やはりギア。
優秀なものが手に入れば能力が大きく上がります。
衣装はレアなものだとスキルが付いていて、ラフやバンカーに強くなったり、風の強さを正確に把握できる能力などを得られます。

ギアには経験値とレベルが存在しますが、ランクマッチでないと上がらないので、育成のメインはこちら。
ランクマッチのスタミナが尽きたら1人用でホールを回り、ボールとプレイヤー経験値を稼ぐ感じでしょうか。
みんなでゴルフモードは、上位になれれば多めのコインを貰えます。

みんゴル 育成画面
※報酬の「パワーボール」などはトレーニングのボードにセットして使います。
+1 や +2 のボールは無条件で取り外せるので、とりあえずセットしておきましょう。
ランクマッチでギア(クラブやボール)のレベルが上がったら、クローゼットでギアの詳細を表示することで強化を行えます。

問題は、冒頭でも述べましたが、機種によっては動作が重くなること。
私も最初に iPhone 6 Plus でプレイした時は、全体的に重めで、本体もすぐ熱くなりました。

それでも「ひとりでゴルフ」なら普通に遊べたのですが、「みんなでゴルフ」は動作のカク付きが目立ち、プレイにも影響するような状態に。
タイミングを計って指を離す操作の時、タイミングを示す円がガクガクになることがあって、タイミングを計り辛いうえに、離すときにカク付くとズレてしまうのです。

また、ロードにもかなり時間がかかり、ひどい時には自分がスタートした時、一番早い人はほぼ同時にホールアウトしていました。 そのぐらいの差が出ます。
(ロードというか、コース生成に時間がかかっていて CPU の差が大きく出る印象)

さらにランクマッチ中に落ちたりしたため、iPhone 6 Plus でのプレイは断念。
iOS ではメモリが 2GB 以上ある、iPhone 6s 以降が推奨環境でしょうね。
多様な機種がある Android では、さらに多くの悲鳴が上がっています。

遠くの景色はテクスチャ(表面の絵)が粗くなっていて、その辺の負荷軽減は図られているようですが…

ちなみに新 iPad Pro に切り替えると、動作が快適になったのはもちろん、ロードも明らかに短くなりました。

みんゴル コース全景とガチャ画面
※見てのようにコースには細かい起伏があります。
これがリアルさを出しているのですが、高負荷の要因にもなってそう…
右はガチャ画面。序盤は飛距離が重要で、パワー系のクラブやボールが当たるかどうかで有利不利が決まってくるのも難点ですが、これはソシャゲだから仕方がない。
課金通貨がないのは良いのですが…

全体としては「みんゴル」らしい、本当に手軽に遊べるゴルフという印象です。
ソーシャルゲームになっていますが、長期的な育成がほどよいやり込みになっていて、ちょっとした合間に遊びたくなるゲームですね。
表現し辛いのですが、RPG や対戦中心のゲームとは違う、いかにも細く長く、ノンビリやっていけそうな作りです。

2012~2013 年にかけて、ゲームロフトの「レッツ!ゴルフ」の成功により、スマホにもゴルフゲームのブームがありました。
それから4年、本物のみんなの GOLF がスマホに来たというのは感慨深いものがあります。

まだ調整不足な点が見られますし、オンラインモードは試験段階、ストロークプレイもないので、大会に出場してライバルと競ったり、ゴルファーとしてのキャリアアップを目指すようなゲームを期待していると、拍子抜けすることになります。
それでも、スマホの定番ゴルフゲームになるのは間違いないでしょう。

みんゴルみんゴル(iPhone 版、App Store へ)

みんゴル(Android 版、Google Play へ移動)

※Youtube 公式 PV

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