iphone

箱庭タウンズ レビュー

箱庭タウンズ箱庭タウンズ
都市開発シミュレーション ソーシャルゲーム
カイロソフト(日本)
アプリ無料、課金・ガチャ・広告・待ち時間あり
レビュー公開:2017/7/29
iPhoneAndroid

カイロソフトのソシャゲ型 都市開発 SLG

モバイルの開発シミュレーションゲームの老舗、カイロソフト。
しかし意外にも開発ゲームの定番である「都市開発 SLG」は、これまで「財閥タウンズV」と「大江戸タウンズ」しかありませんでした。

ですが先日、ようやく3つ目の都市開発カイロゲームが公開されています。
箱庭タウンズ」です。

箱庭タウンズ

「え? カイロソフトは先日『発見どうぶつ公園』を発売したばかりじゃん!」と驚いた方も多いと思いますが…
えぇ、私も驚きました。 まさかの連発です。

ただし、先に行っておきます。 今回は「基本無料アプリ」です。
よって内容はソーシャルゲーム的であり、広告が表示され、様々な行動に待ち時間や回数制限があり、新施設の入手もガチャになっていて、自由に遊ぶには課金が必要です。

そして自由に遊ぶための課金「街づくりパス」が…
なんと 1600 円

カイロアプリの値段も大台に乗ってきたな、という感じですね…
おまけに街づくりパスがあっても、制限のある部分も多いです。

ただ、パスがなくても普通に遊ぶことは出来ます。
好きなように道路をひき、家を建て、住民を呼び寄せ、お店を建設していく、開発ゲームの楽しさは無課金でも体験できます。

住民にはそれぞれに個性と能力があり、町の中を動き回って仕事や買い物をしてくれます。
特定のお店を組み合わせれば「専門街」も発生し、お店の価値を大きく高めることができます。
こうした一連のカイロゲームの面白さは、そのまま引き継いでいます。

ゲーム自体は割とオーソドックスな施設配置型カイロゲームですね。

箱庭タウンズ

ゲームの基本システムは「財閥タウンズ」や「大江戸タウンズ」を踏襲しているのですが…
約6年ぶりのタウンズ系なので、知らない方が多いでしょう。

マップ内にはオフィスがあり、ここが活動の中心になります。
まずは適当な場所に住民の家を用意し、道路でオフィスと繋げ、その周囲にはパン屋や八百屋などのお店を配置します。

すると住民は、家からオフィスに通勤し、仕事をして給料を得ます。
そして帰宅して休んだ後、お店で買い物をしてくれます。

そのお店の収入がプレイヤーの収益になるのですが、住民の所持金が尽きたらもう買い物はできません。
今作は所持金が尽きても、お店でバイトをして稼いでくれますが、ともかく自宅・仕事先・買い物先のすべてが町の中に存在し、お金も稼いだ分から支払われるのがタウンズ系の特徴ですね。

このようなシステムのため、お店を増やすだけでなく、住民の仕事を良くして、より稼がせなければプレイヤーの収入も増えません。

お店や施設には利用した住民の能力をアップさせる効果があり、さらに一定の能力を持つ住民には「お宝」を与えてくれます。
例えばお弁当屋さんだと、利益と共にお客さんの IQ と勤勉を上げる効果があり、さらに IQ が 8 以上の人にはお弁当のお宝を渡します。

お宝を集めることで新しい職業が発見され、住民はより高給な職に就くことができます。
ただし上位の職業ほど、高い能力が無ければ転職は困難です。

箱庭タウンズ お店とお宝
※タウンズ系は住民の数と収入が、プレイヤーの収入に直結します。
お店をうまく配置して利用者のステータスを上げましょう。
ただしファーストフードやファミレスなど、下がる能力があるお店もあるので注意。
また、魅力が上がるお店は少ないです。花屋で上がるので大切に。
「お宝」はステータスの高い1人に集中して集めさせるのが良いでしょう。

すべての建物には「地価」があり、住居には「住み心地」、お店には「商品価格」もあります。

地価や住み心地が高いと家は建て替えが行われ、木造住宅がアパートになり、さらに一軒家にグレードアップしていきます。
上位の住居ほど年1回の家賃収入が高くなります。

逆に、地価や住み心地が低すぎる家は入居してくれません。
周囲に公園や樹木などを置いて、環境を整える必要がありますね。

商店の地価と商品価格は「専門街」を発生させれば大きく上げることができます。
お弁当屋・パン屋・公園でピクニック街、八百屋・魚屋・定食屋で新鮮飲食街ができるといった、カイロおなじみの組合わせ効果です。

今回は3つの施設を隣接して作らなければなりませんが、関連するお店は建設時に★マークが付き、あと1つで成立する場合には「リーチ!」という表示も出ます。
よって今までより組合わせが解りやすくなっています。
うまく配置すれば、1つの建物に多くの専門街効果を重ねることも可能です。

商店の地価効果は解りにくいのですが、高まるほど「5等地」「4等地」と価値が上がっていき、それに伴って商品価格などにボーナスが付きます。
また、年1回「地価コンテスト」があり、もっとも高い地価に応じてボーナスを貰えます。

他にも住民の能力を競うコンテストや、土地を広げるミッション、都市をランクアップさせるミニバトルなど、色々なイベントが用意されています。

箱庭タウンズ ミッションとお店バトル
※土地を広げて地下鉄駅を出現させると、観光客のゲストが来るようになります。
土地を広げるには一定期間内に、新しい土地の中で所定の成果を上げるミッションを達成しなければなりません。
事前にその土地への道を伸ばしておき、近くに住居も作って、新しい土地のお店にすぐ行けるような体制を整えておきましょう。
右は都市のランクアップ時に発生するバトルで、オートで進行します。

ただ問題は、本体無料アプリ故の、様々なソシャゲ的制約。
特にゲーム的に大きく、先行して公開されていた Android 版のレビューでも批判が続発しているのが「配置替えの制限」。

前述したように特定のお店を並べると専門街が発生しますが、施設の入手がガチャである事もあり、どのお店がいつ手に入るかは解りません。
よって当面は手に入ったものを置いていくしかないのですが、それだと専門街の発生に必要な施設がそろった時、くっつけて並べるには配置替えが必要になります。

ところが、この配置替えに「1日に2回まで」という制限があります。

カイロソフトのゲームの経験者なら、配置を考えてたくさんのスポット(専門街)を作るのがゲームの面白さであることはご存じでしょう。
その「一番面白い部分」に必要な行動が、1日2回だけなのです。

加えて住民の職業を見つけるには、色々なお店のお宝を集める必要があります。
しかし住民の移動範囲には限度があるため、今の自宅の位置で得られるお宝を一通り集めた後は、移転しなければなりません。
ゲーム中にも「この近くのお店は全部行った」という、移設を促すアイコンが出て来ます。

しかしその住居の移設も、1日2回の制約に引っかかります。

そして「街づくりパス」を購入すれば、その回数の制限は撤廃されるのですが、1600 円と高額…
攻略する上で重要な部分であるだけに、不自由さを感じずにはいられません。
まあ重要であるからこそ、そこを課金要素にしているのでしょうけど。

ガチャは課金通貨を使うものもあれば、ゲーム内で得られる研究ポイントで行うものもあり、すべてが課金ガチャという訳ではないのですが、1つのガチャに「1日5回まで」という制約があります。
これは街づくりパスがあっても撤廃されません。
6回目以降を行うには、通常の出費に加えて課金通貨の支払いが必要です。

この辺には「一気にゲームを攻略させたくない」「何日もかけてゆっくり遊んで欲しい」という考えが見て取れますが、プレイスタイルを無理やり強制されることをユーザーは望んでいません。

他にも、ソシャゲ型の開発ゲームですから建設や改築には待ち時間が必要で、ガチャも実行してから中身を確認できるまで時間が必要です。

1年経つとスタミナが減るとか、やたら他のアプリの広告を出してくるとか、起動時に動画広告が出て来るとか、無料アプリならではの仕様も目立ちます。
全体の進行もソシャゲ型のゆっくりしたものですね。

世の中にはアプリに1円も払えない、払いたくないという人もいて、そういう人にとってはタダで出来るのは利点と言えますが、買い切りゲームと比べたら、やはり煩わしいのが本音です。

箱庭タウンズ 街づくりパスとガチャ
※ 1600 円の「街づくりパス」は移設無制限の他に、広告カット、資金消費軽減、待ち時間短縮などの効果もあります。
高いですが、長くプレイするなら正直欲しいところ。
右はガチャ。種類がたくさんあり、1つのガチャから6種類の建物がランダムで出ます。
専門街を作るには運も必要…


※街づくりパスがあれば横画面もアンロックされます。

開幕!!パドックGP 2」もそうでしたが、今のカイロは人気のあるタイトルの続編は課金型にして、それで収益を上げようという計画なのでしょうか?
それはそれでも良いのですが、ちょっと今作はやり過ぎ感がありますね。
おなじ課金型でも、大海賊クエスト島 などと比べると違和感がかなり強いです。

最近のカイロは広報用のミニゲームアプリを出していますが、ミニゲームはしょせんミニゲーム。
これは大型の広報用アプリという位置付けなのかもしれません。
それなら課金されなくても長く遊んで、長くお知らせを見てくれればそれで良い。
1600 円は、それでも課金してくれる人にふっかけた、という感じの気もします。

それでも、カイロソフトの都市開発 SLG の新作は待ち望んでいたので、それが登場したことは嬉しくもあります。
ソシャゲ型なバランスも、長く楽しめるという点では長所でしょうか。

とりあえずカイロファンなら試しておきたいところでしょう。

箱庭タウンズ箱庭タウンズ(iPhone 版、App Store)

箱庭タウンズ(Android 版、Google Play へ)


【 ちょこっと攻略 】

・序盤に出てくる施設の専門街、逆引きリスト

花屋:ケーキ屋+八百屋、コーヒーショップ+本屋、楽器屋+ケーキ屋、ひまわり+牧場
パン屋:公園+お弁当屋、コーヒーショップ+お弁当屋、山+農家
お弁当屋:ファーストフード、公園+パン屋、パン屋+コーヒーショップ、あじさい+農家
魚屋:八百屋、八百屋+定食屋、八百屋+スーパーマーケット、海の家+船着き場、釣り堀+水族館、岩+温泉旅館
八百屋:魚屋、魚屋+定食屋、魚屋+スーパーマーケット、お花屋+ケーキ屋、農家+日帰り温泉
公園:犬の像、駄菓子屋、お弁当屋+パン屋、おもちゃ屋+ゲームショップ、学校+クリーニング店、牧場+キャンプ場
ごみ箱:学校+コンビニ
電話ボックス:PCショップ+携帯ショップ
時計台:ファミレス+コーヒーショップ、地域センター+神社
電柱:ラーメン屋+銭湯、電波塔+家電量販店
自動販売機:農家+千年松
噴水:クレープ店+動物園
消火栓:釣り堀+温水プール、果樹林+家具屋、ドーナツ屋+競技場
犬の像:公園、美容室+ペットショップ
花壇:サボテン+ロケット会場
ファーストフード:お弁当屋、牛丼屋+定食屋、ピザ屋+バイクショップ、スポーツジム+銀トロフィ像
ラーメン屋:ピザ屋+ドーナツ屋、銭湯+電柱、居酒屋+すし屋
スーパーマーケット:コンビニ、デパート、八百屋+魚屋、コンビニ+薬局、クリーニング店+地域センター、ブティック+宝石店、山+農家
クレープ店:ケーキ屋+ドーナツ屋、牧場+ドーナツ屋、噴水+動物園、展望タワー+銅トロフィ像
ドーナツ屋:ピザ屋、ラーメン屋+ピザ屋、ケーキ屋+クレープ店、牧場+クレープ店、競技場+消火栓
ピザ屋:ドーナツ屋、ラーメン屋+ドーナツ屋、ファーストフード+バイクショップ、すし屋+焼肉屋
牛丼屋:焼肉屋、定食屋+ファーストフード、ファミレス+学校、美容室+ボーリング場、展望タワー+銅トロフィ像
ファミレス:コーヒーショップ+時計台、学校+牛丼屋、博物館+銀トロフィ像
定食屋:魚屋+八百屋、牛丼屋+ファーストフード、展望タワー+銅トロフィ像
コンビニ:スーパーマーケット、スーパーマーケット+薬局、病院+薬局、ごみ箱+学校、寺院+銅トロフィ像、カジノ+銀トロフィ像
薬局:スーパーマーケット+コンビニ、ケーキ屋+ブティック、学校+地下鉄、スポーツジム+温水プール、コンビニ+病院、クラブ+居酒屋
居酒屋:ラーメン屋+すし屋、宝くじ屋+すし屋、靴屋+オフィス、クラブ+薬局、クラブ+カジノ、海の家+お城
コーヒーショップ:パン屋+お弁当屋、ファミレス+時計台、お花屋+本屋、ベンチ+本屋
ゲームショップ:アニメショップ、アニメショップ+おもちゃ屋、公園+おもちゃ屋、家電量販店+おもちゃ屋、PCショップ+携帯ショップ、PCショップ+ゲームセンター、カイロ像+カイロビル
ゲームセンター:ゲームショップ+ゲームセンター、レンタルビデオ+ボーリング場、カジノ+ボーリング場、水族館+ボーリング場
アニメショップ:ゲームショップ、ゲームショップ+おもちゃ屋、映画館+レンタルビデオ
案内所:不動産屋+地域センター、電波塔+地域センター
工務店:不動産屋、不動産屋+家具屋、自転車屋+ロケット会場
不動産屋:工務店、家具屋+工務店、案内所+地域センター
家具屋:家電量販店、地下鉄+クリーニング店、消火栓+果樹林、工務店+不動産屋
デパート:スーパーマーケット、宝石店、家具屋+家電量販店、お城+ブティック、サクラ+ブティック、バス停+銀トロフィ像

このエントリーをはてなブックマークに追加

同種のアプリのリンク他のカイロソフトのアプリ

記事ランキング
管理人 Tweet
最新コメント
SITE PV