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OPUS: 魂の架け橋 レビュー

OPUS: 魂の架け橋OPUS: 魂の架け橋
アドベンチャー
SIGONO(台湾)
価格 240 円(本体無料、後編は購入必要)
レビュー公開:2017/10/11
iPhoneAndroid

終末の果てのロケットは魂を乗せて

遙かな未来。人々は死者の魂をロケットに乗せ、宇宙に運ぶことで弔っていた。
しかしその文明も、終わりを迎えようとしている。
これは残された者による、最後の「宇宙葬」の物語…

荒涼とした終末世界をロケットの材料を探して彷徨う、フィールド移動型のアドベンチャーゲームが公開されています。
OPUS: 魂の架け橋」です。

OPUS: 魂の架け橋

このゲームは 2015 年に公開された「OPUS - 地球計画」の流れを汲む作品です。
地球計画との明確な関連はなく、続編という訳ではありませんが、同様の寂寥感のある SF ストーリーが綴られます。

物語に加え、サウンドも素晴らしく、地球計画はいかにもインディーズっぽかったのですが、今作はしっかりした開発スタジオの作品という感じですね。

アプリは無料ですが、そのままでは体験版の状態で、序盤しかプレイできません。
エンディングまで進めるには 240 円の課金が必要になります。
ペットやアイテムを購入する課金もありますが、クリアに必須ではありません。

OPUS: 魂の架け橋
OPUS: 魂の架け橋

主人公は「ヨハン」という一人の男。
魂をロケットで打ち上げる「宇宙葬」で賑わっていた町の、ロケット技師の息子でしたが、二十数年前に世界は未曾有の疫病によって崩壊してしまいます。

近くに他の生き残りは居らず、一人で暮らしていましたが、そこに宇宙葬を執り行っていた「地球教」の巫女が現れ、宇宙葬再開の協力を申し出ます。

フィールドに出たら、画面をスライドして移動し、町や郊外を捜索します。
フィールドにはたくさんの「魂」が漂っていて、触れるとセリフをつぶやきますが、大した意味はありません。
しかしセリフが出ない時もあり、タップすると「なにか」を発見できます。

巫女は様々な材料を要求します。
それを持ち帰ればロケットが作られていく訳ですが、調査すべき場所が鉄柵で阻まれていたり、暗くて見えない場合もあります。

この時は丸ノコや電池、ハンドライトなどを探し出し、メタルカッターや懐中電灯などを作成して対処しなければなりません。
この辺はオーソドックスなアドベンチャーゲームの流れですね。

たまに選択肢が出ることもありますが、戦闘のようなものは存在しません。
赤い魂に触れるとダメージを受け、積み重なるとダウンしてしまいますが、いつでも家に帰還でき、一晩寝れば回復します。
ダメージがなくても、夜になると魂の声が大きくなり探索を妨げるため、一旦戻らなければなりません。

OPUS: 魂の架け橋 フィールド探索シーン
※まずは適当に探索してアイテムを拾い集めましょう。
もしどこにあるのか解らないものがある場合は、それをタップすると、どの辺りで見つかるかのヒントが表示されます。
なお、ゲーム開始時に「ノーマル」と「ストーリー」の2つのモードを選べますが、ノーマルでも特に難しくはありませんでした。

OPUS: 魂の架け橋 道具の作成シーン
※探索を進めるには道具の作成が必須。進めない所は後回しにしましょう。
ちょっと気付きにくいのですが、自宅は横にスライドすることで見回すことができます。

探索を続けていると、死者の「思い出の品」が見つかることがあります。
これを持ち帰り、必要な材料をそろえて修理すると、終末になにが起きたのか垣間見ることができます。

自宅の何気ない家具も、調べてみると過去の出来事の手かがりを得られます。
すべてが語られる訳ではなく、ほのめかす程度にしか解らないこともありますが、この辺の世界観の見せ方は OPUS - 地球計画 でも見られたものですね。

思い出の品を修理するには「霊魂石」と呼ばれるアイテムが必要で、これは行き止まりなどにいる魂から得られます。
よって思い出の品をコンプリートするには、マップを隅々まで巡らなければなりません。
これがやり込み要素と言えるでしょうか。

霊魂石は課金要素にもなっていますが、追加課金なしでもコンプリートは可能なようです。

OPUS: 魂の架け橋 思い出の品
※死者の思い出の品々。ゲームクリアには無関係だと思いますが…
材料の場所はヒントが出るので、集めるのは難しくないのですが、霊魂石が問題。
私は 480 円の「カンパ的な課金」に付いていた 14 個の霊魂石込みで、スムーズにコンプできました。

OPUS: 魂の架け橋 地図
※ゲームが進むと「地図」を作成して、離れた場所に一気に移動できるようになります。
また、キャンプセットがあれば1度だけ野宿できます。

OPUS: 魂の架け橋 ロケット発射
※そして完成した下町ロケット。霊魂と共に飛び立つ、その先にあるものは…
余談ですが、地球教と言われると、どうしても銀英伝を思い出す…

クリアまでは4時間ほど。
集中してやれば1日で終わりますが、しかしゲームのボリュームとしては丁度良いぐらいだと思います。
終えた時には気持ちの良い満足感を得られる、相変わらず秀作の短編ストーリーですね。
私的には、東洋らしい物語の印象もあります。

OPUS シリーズは、このままスマホ / タブレットの短編集として続いていくのでしょうか?
是非そうなって欲しい、これからも続いて欲しいと思える作品です。

OPUS: 魂の架け橋OPUS: 魂の架け橋(iOS、App Store)

OPUS: 魂の架け橋(Android、Google Play)

※Youtube 公式 PV(英語版)

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