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アメイジング塊魂 レビュー

アメイジング塊魂アメイジング塊魂
3D ランゲーム
開発:Paladin Studios(オランダ)
販売:バンダイナムコ ヨーロッパ支社
本体無料、課金・広告あり
レビュー公開:2018/2/3
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BGM が妙に耳に残る塊魂のランゲーム

触れたものをくっつける玉をコロコロと転がして、巨大なカタマリを作り出し、いずれは家やビルを飲み込んでいく、シュールな世界観の玉転がしゲーム「塊魂」(かたまりだましい)。
それを 3D 視点のランゲームにしたアプリが公開されています。
アメイジング塊魂」です。

アメイジング塊魂

12月に発売されたアプリですが、ボリュームが足りず、広告が多く、ゲームもシンプルで、一度は取り上げるのをスルーしていました…
しかし私はなぜか、今でも継続してプレイしてたりします。
実際、ランゲームとしてのクオリティは高いです。

取り上げなかったのは急な入院のせいでもあったので、今さらですが紹介しておこうと思います。

このゲームの開発元はオランダのメーカーで、販売もバンダイナムコのヨーロッパ支社が行っています。
日本のバンダイナムコは IP と楽曲の提供のみで、ほとんど関わっていないと思われます。

よって実質、海外のゲームと言って良く、その辺が動画広告や Facebook 連携などに見られます。
この点への不満が多いのですが、日本のスタイルではないのは承知しておきましょう。
ただ、BGM は日本語ボーカル全開だし、風景も日本ぽく、その辺は従来の塊魂のままです。

アプリ本体は無料。課金要素はありますが、課金しなくても遊べる作りです。
スタミナもありません。
ただし強制動画広告が多く、時限制の宝箱もあります。

アメイジング塊魂 プレイシーン前半

主人公の「王子」がタマを転がしながら、勝手に走り続けます。
画面をスライドして左右に動かし、上にフリックでジャンプ。
障害物を避けながら、落ちているものをタマにくっつけていきます。

そのうちタマは、どんどん大きなカタマリになっていきます。
最初はクリップやキャンディーしかくっつけられないのですが、大きくなれば缶ジュースやシューズも付けられるようになり、さらにバッグ、犬、人、車など、くっつけられるものがどんどんエスカレートしていきます。

それに合わせて舞台もテーブルの上から、室内、屋外、町へとスケールアップ。
このハチャメチャな内容がゲームの楽しさで、いわゆる「バカゲー」ですね。

BGM も塊魂の歌になっていて、日本語のユニークな歌詞をハイテンションに歌い上げます。
ストーリーも大宇宙(コスモ)の王様が表現しがたい諸行で世界をぶっ壊す、人類には早すぎるシュール極まりないもの
これらも塊魂の「おやくそく」です。

道の上には王様がバラまいてしまった「ブラックホール」が点在していて、これに触れると吸い込まれて即アウト。
また、大き過ぎてくっつけられないものにぶつかるとダメージ(と言うか王様の怒り)が蓄積され、それが最大になると王様パンチを食らってやはりアウト。

ランゲームなので残機はなく、1アウトで終わりですが、動画広告の視聴や課金通貨の支払いでコンティニューが可能です。
ただし広告による継続は1回のみ。
課金通貨も値段がどんどん上がっていきます。

アメイジング塊魂 イトコ使用シーン
※たまに現れるイトコを取ると特殊効果が発動!
左は邪魔なキリンや荷車やらを吹っ飛ばしているシーン。
右は小さくなってコインを集めているところ。
普段大きくなる一方の塊魂が小さくなるのはユニーク。

道中にあるコインを集めると、王子の「イトコ」をアンロック&レベルアップできます。
イトコはゲーム中に登場し、取ると「広範囲のものを吸い込む」「障害物を吹っ飛ばす」「しばらくブラックホールに吸い込まれない」などの効果を得られます。

また、七色のモノをくっつけることで「ロケット」が完成していきます。
これは時限制の宝箱で、開けるのに数時間かかりますが、色々なモノの「星座」を得られます。
それによってゲームに登場するモノが徐々に増えていき、得点倍率もアップ。
ハイスコアはプレイだけでなく、この倍率に左右されます。

難点は、まずボリュームが足りないこと。
ステージは前述したようにテーブルの上から始まり、部屋、屋外、町と進んでいきますが、その次は「レインボーロード」という虹の道で、そこで終わり。

そこまでの到達はコンティニューを使えば難しくなく、あっという間にラストステージまで見れてしまいます。
そりゃもう、早ければ2回目か3回目のプレイですぐに。

あとはずっと繰り返しなので、ランゲームはそういうものではありますが、塊魂ならもっと色々なステージでプレイしたかったのが本音。
BGM も1つしかなく、ノリは非常に良いのですが、塊魂のウリと言える数々の曲はありません。
登場する「モノ」も、続けていれば徐々に増えていきますが、最初は種類が少ないです。

そして面倒なのは強制動画広告ですね。
プレイ後やロケット(時限宝箱)の開封時に、30 秒の長めの広告を割り込ませてきます。
最後まで見ても何も得られるものはないので、アプリを落としてタスクからも消し、再起動した方が早いです。
これは海外の無料アプリにはよくあり、代わりにスタミナがない訳ですが、鬱陶しいのは変わらない。

さらに海外アプリらしいのは Facebook 連携
これによって利用できる「イトコ」が1人いるのですが、問題は王様が提示する「ミッション」にこのイトコの使用を要求するものがあり、よって連携しないとミッションがずっと停滞してしまうこと。

日本の Facebook 利用率は Line や Twitter ほどではないし、連携させても知人がこのゲームをやっていないと連携アカウントに含まれないようで、ますますミッションの進行は困難。
ミッションが止まってもゲームはできますが、これはもう日本人にとっては欠陥だと思います。

アメイジング塊魂 メニューとミッション
※メニュー画面の下にあるのが時限宝箱のロケット。
日本でも一般化してきましたが、正直面倒くさい。
右が問題の王様ミッション。「フジオを1個使う」の条件がアクティブな Facebook アカウントを持っている人でないと達成不可。
デイリーミッションではないので入れ替えもされない。

アメイジング塊魂 レインボーロード
※最終シーンのレインボーロード。もうあまりにシュール過ぎて筆舌に尽し難い。
このシーンで重要なのが、右の画像に見えているチェスの駒のルーク。
画面を横切っていくのですが、道の右端からはみ出して、また道に戻ってくるようなジャンプをしないとかわせません。

難点もかなり目に付くのですが、それでも続けているのはランゲームとしての作りの良さのためか、それとも BGM とシュールな世界の魔力なのか…
しばらくすると妙にやりたくなる魅力があります。

操作性やブラックホールの当たり判定に批判が多く、確かに最初はそれを感じるのですが、しかしこれで簡単だったらつまらないゲームになっていたでしょうから、ボリュームとバランスを考えるとこれで良いような気もします。

強くオススメする訳ではない一方で、この手の 3D ランゲームとしては(世界観や BGM 込みで)かなり上位ではないかな、とも思います。
ともあれ無料なので、興味のある方は試してみても良いでしょう。

アメイジング塊魂アメイジング塊魂 (iPhone 版、App Store)

アメイジング塊魂 (Android 版、Google Play)

※Youtube 公式 PV

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