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バートラム・フィドル EP2 レビュー

バートラム・フィドルの冒険 エピソード2:惨々たる誤算バートラム・フィドル EP2
アドベンチャーゲーム
開発:Rumpus Animation(イギリス)
翻訳・販売:Chorus Worldwide(日本)
480 円、買い切りアプリ
レビュー公開:2018/5/7
iPhoneAndroidSteam

ヘンテコ英国紳士の奇妙な冒険、第二幕

独特でシュールでブラック。
おかしなイギリスでおかしな紳士がおかしな冒険(?)をするアドベンチャーゲーム「バートラム・フィドルの冒険」の2作目が公開されています。
バートラム・フィドル EP2」です。

正式なタイトルは「バートラム・フィドルの冒険 エピソード2:惨々たる誤算」で、iOS 版は文字数制限に引っかかったのか略称になっていますが、Android 版は正式名で登録されています。

Bertram Fiddle: Episode 2 A Bleaker Predicklement

イギリスの CG アニメーションスタジオが開発した、英国流ダークユーモア・アドベンチャー。
1作目は Nintendo Switch でも販売されており、その続編となります。

いかにも欧米テイストにあふれたゲームですが、日本のローカライズ会社(コーラス・ワールドワイド)が翻訳を行っているため、日本語は完璧。
ユニークなセリフ回しも、ちゃんと日本語のジョークにアレンジされています。

殺人者を追うストーリーで、シャーロック・ホームズも登場しますが、奇妙でシュールな物語であり、推理ミステリーという訳ではありません。
ちょっとブラックな欧米コミカルアニメをゲームにしたような内容ですね。
少し不気味なシーンもあり、アニメと言っても子供向けではありません。

価格は 480 円。買い切りゲームなので課金・スタミナ・広告等はありません。

バートラム・フィドルの冒険 エピソード2:惨々たる誤算
バートラム・フィドルの冒険 エピソード2:惨々たる誤算

ナゾ解きアドベンチャーゲームで、今は「脱出ゲーム」と言った方が通りが良いでしょうか。
タップで移動や調査を行い、持ち物を使うときはアイテムウィンドウを開いて、使う場所にドラッグします。
特定のアイテムを組み合わせることも出来ます。

画面を長押しすると反応する場所や出入口にマークが付くので、あちこちタップしまくる必要はありません。

主人公は自称ビクトリア朝を代表する一流冒険家「バートラム・フィドル」。
前作はニートでしたが、今作は電話セールスのアルバイトをしています。
冒険者感皆無。

怪力で一つ目の従者「ギャビン君」を連れていて、ギャビンと行動できるようになったら「彼をタップ → 対象をタップ」することで、力仕事などを頼むことができます。

一応英国紳士なので初対面の相手には礼儀正しいのですが、口は悪く、他人を「腐ったイチゴのような顔の老婆」とか表現します。
他にもセリフ回しは独特で、登場人物もヘンな人ばかり。背景なども奇妙。
ユーモアというか、ひたすらシュールです。

セリフには英語のボイスが付いていて、英語ではありますが、ユーモラスな喋り方なのが伝わってきますね。

バートラム・フィドル EP2 誤認逮捕シーン
※今回のフィドル卿は早々にシャーロック・ホームズに殺人犯と間違われて逮捕されてしまう。
このシリーズのホームズは名探偵ではない、単なるダメな人。

バートラム・フィドル EP2 最初の自己紹介謎解き EYE HAM BIRD TRAM FIG DULL
※最初の謎解き。ここでは「自己紹介」をすれば良いのですが… 英語なのでちょっとムズい。
ちなみに主人公のスペルは「Bertram Fiddle」。

今作の長所かつ短所はボリューム。
前作はボリュームは少なめで、2時間ほどでクリアできるゲームでした。

移動・調査できる場所が少なかったため、ナゾの解法を見つけるのも難しくなく、サクサクと進められたのですが…
おそらく「簡単」とか「すぐ終わる」とか言われたのでしょう。
今回は移動できる場所やナゾが増えています。

しかしこれにより難易度が高騰!
全五章のゲームですが、第二章で早くも謎解きが複雑化。

元々奇妙なゲームでしたから、ナゾの解き方、例えばどこにどのアイテムを使うのかが予測できない場合が多く、論理で進むのは難しいゲームでした。
それでも前作は調査箇所が少なかったから総当たりで何とか出来たのですが、今作は移動場所・調査箇所が大幅に増えて総当たりは大変。

そこに来てアイテムの組合わせや受け渡しも追加され、難解になっています。
まあ、巷にはもっと難しい脱出ゲームがあるし、特別困難という訳でもないかもしれませんが、前作のような「適度なナゾ解きをしながらストーリーを楽しむゲーム」という感じではなくなっていますね。
行き詰まった時にヒントが貰えるようなこともありません。

バートラム・フィドル EP2 女装シーン
※今回は女装もある。どう見ても丸わかりだけど、お約束通り気付かれない。
一つ目の人は従者のギャビン君。
ペルーから来たサイクロプスですが、彼が従者になった経緯はまだ明かされていません。

バートラム・フィドル EP2 お菓子屋のシーン
※前作でも登場した双子。1作目の登場人物も結構出てきます。
ただ、ストーリーは1作目をプレイしていなくてもあまり問題ありません。

進め辛くなりましたが、日本では見られない独特なテイストは健在。
バグも散見されますが、致命的なものはありません。
(もし動けなくなったりしたら、アプリを落としてタスクからも消し、起動し直してみて下さい)

クセのある内容ですが、海外アニメを見るような楽しさのある作品。
アドベンチャー / 脱出系としては上位のアプリで、奇妙な物語が好きな方にはお勧めです。

バートラム・フィドル EP2バートラム・フィドル EP2(iOS 版)

バートラム・フィドルの冒険 エピソード2:惨々たる誤算(Android 版)
Bertram Fiddle: Episode 2: A Bleaker Predicklement(Steam 版)

※Youtube 公式 PV


【 ちょこっと攻略 】

謎解きが難しいのでヒントを掲載しておきます。
詰まった時の参考にして頂ければと思います。
自力でプレイしたい方はスルーして下さい。

2章 牢獄
※この牢獄からの脱出がいきなり難しい。
鏡は中央で。皿には赤・緑・青。筆はパイプにリス。
鐘は仕立屋にある真鍮の杖で叩く。
ブラシは彫像磨きに。カウンターはハシゴで昇る。
女の子には何度も話しかけよう。

2章 脱出
※左上から時計回り。

3章 駅
※犬にはソーセージ。風船は割る。
力仕事はギャビン君に任せよう。
ロボットは意外なものが部品になる。

4章 村
※鍵にはチーズ。タルに板。

4章 屋敷
※館は取るものを取ったら、一旦村に戻らないとクリアできない。
硬いハンドルとイバラはギャビン君におまかせ。
やることやったら教授と何度か話し、館の主人の手は光らせる。
手形は正解の順番でタップすると音が鳴る。
ハンカチは赤くしよう。ロープは川で。

5章 薬
※治療薬にはマグネシウム粉末が必要。
とりあえず成長させる薬を作る。
リールに輪っか。アクセサリは泥に。

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