日本ツクール - 街づくり×パズル
パズル カジュアル 2048系
(開発者の詳細不明)
無料、広告あり
レビュー公開:2017/3/14
コマが日本の名所になった 2048 クローンアプリ
人気のカジュアル・パズルゲーム「2048」のコマを日本の観光名所に替えた、手軽に楽しめるアプリが公開されています。
「日本ツクール - 街づくり×パズル」です。
私的には「2048」の印象は良くありません。
2048 は iPhone で大ヒットしたパズルゲーム「Threes!」をベースにしており、「そのまんま」と言う訳ではないのですが、Threes! の開発者が苦言を呈し、様々なゲームサイトでその是非が話題になったぐらいには似ています。
しかも 2048 の作者がそれをオープンソース(プログラムを公開し第三者が自由に使えるようにしたもの)としたため、世界中に模倣作が氾濫。
同じルールの「クローンアプリ」が大量に出回る事態になってしまいました。
ただ、2048 が Threes! を越えるほどの人気になったのは、無料であったのに加えて・・・ 面白いから。
2048 の方が難易度が低めで遊びやすいため、カジュアルパズルとして、より万人向けであったというのがあります。
そしてこの「日本ツクール」は、金閣寺や雷門などの日本の建物がコマとして登場します。
簡易的なアプリが多い 2048 系としては見栄えが良く、馴染みのある建物が現れるのは嬉しいですね。
ちなみに「東京ツクール」というアプリもあり、その派生作です。
価格は無料で、課金やスタミナもありません。
ただし画面下部にバナー広告があり、終了時にも全画面広告や動画広告が表示されます。
画面をスライドすると、その方向にすべてのパネルが滑っていきます。
1つのパネルだけを移動させることはできません。
すべてのパネルがまとめて動きます。
そして同じパネルがぶつかると、合体して1ランク上のパネルに変わります。
最初のパネルは一軒家ですが、一軒家同士を合体させるとアパートに、アパートを合体させると雷門に、雷門を合体させると金閣寺になります。
異なるパネルは合体させられません。
パネルを動かすと、画面端から新しいパネルが1つ補充されます。
画面がパネルで埋め尽くされ、動かせなくなるとゲームオーバーなので、どんどん合体させて空きスペースを確保しなければなりません。
上位のパネルを作ると高いスコアを獲得できますが、上位のパネルほど合体させ辛く、邪魔になってしまうため、ここがゲームのポイントになります。
シンプルながら奥深く、それでいてサクサク感があって手軽に遊べるため、思わず繰り返してしまいます。
ちなみにオリジナルと言える Threes! は、パネルが1マスずつ動いていました。
大きな違いはこれだけですが、離れたパネルでも合体させられる 2048 の方がプレイしやすく、やった感じは結構違います。
それでも最高ランクのパネルを作るのはかなり難しいでしょう。
※サクサク動かせるゲームですが、スペースを確保したり、上位のコマを合体させるにはどう動かすべきなのか、よく考えながらプレイした方が良いです。
邪魔になるコマは出来るだけ端に寄せるのが基本。
やや難点なのは、パネルが数字でないため、大小が解りにくいこと。
何度かやれば自然と把握できるようになりますが・・・ 以下のようになっています。
1:一軒家
2:アパート
4:雷門
8:金閣寺
16:大仏
32:お城
64:通天閣
128:横浜ランドマークタワー
256:あべのハルカス
512:東京タワー
1024:?
2048:?
ちなみにスコアは Threes! とは違い、一軒家は5点、アパートは 10 点、雷門は 15 点と、5点刻みになっています。
上位のコマは超高得点で加速度的に点が上がる、みたいなシステムではないです。
※ゲームオーバーになっても動画広告を見れば1度だけコンティニュー可能。
終了時にも広告が出ますが、これは × ボタンですぐ消去できます。
冒頭で述べたような理由で、iPhone AC では 2048 のクローンアプリは避けていたのですが・・・
これは見た目が良く BGM もあり、四季の演出もあって、そこいらの 2048 系とはちょっと違いますね。
なんだかんだ言っても、ハマってしまうゲームです。
今の時点で 2048 をやりたいと思っている人には、これがお勧めですね。
・日本ツクール(Android 版、Google Play へ移動)
Tweet |