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アルトのオデッセイ レビュー

アルトのオデッセイ(Alto's Odyssey)アルトのオデッセイ(Alto's Odyssey)
ランゲーム カジュアル
Snowman(カナダ)
価格 600 円、買い切りアプリ
レビュー公開:2018/2/22
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大人気のビジュアル系ランゲームに続編が登場

美しい風景をスノーボードで疾走する、ロングセラーの横スクロール・ランゲームAlto's Adventure
その続編が満を持して登場しました。
アルトのオデッセイ」(Alto's Odyssey)です。

アルトのオデッセイ(Alto's Odyssey)

シンプルなランゲームですが、最大の魅力はその景色
淡い光彩とグラデーションが美しい朝日や夕日、それに照らされる図案化された風景は、前作を越えるほどの美しさを誇ります。
今回は月と星空、嵐の中の稲光なども見所です。

ゲームのバランスも良く、海外のランゲームはやたら難しいマゾゲーが多いのですが、これは慣れれば長くプレイでき、それでいて歯応えもある、適度な難易度になっています。
ただ、岩などの障害物が見にくく、慣れないとすぐぶつかってしまう点は相変わらずですね。

価格は 600 円
買い切りゲームなので課金や広告はありませんが、この手のカジュアルゲームとしては高め。
しかし十分な面白さと美しさがあり、それは前作の経験者には言うまでもないでしょう。

アルトのオデッセイ(Alto's Odyssey) 夕日
アルトのオデッセイ(Alto's Odyssey) トロピカル

基本的には前作と変わりません。
今作の舞台は雪原ではなく砂漠になっていますが、ゲームはほぼ同じです。

主人公が勝手に砂の上を滑り初め、タップでジャンプ。
空中にいる時に画面を押しっぱなしにすると後方に宙返りします。
操作はこれだけで、いわゆるワンキーゲーム(ボタン1つだけのゲーム)です。

宙返りして着地に成功すると、ダッシュが発生します。
これによりスピードが上がり、さらにダッシュ中は無敵、岩などを突き破れます。

宙返りして姿勢を整える前に地面に落ちたり、岩に衝突したり、崖下に転落するとミス。
ライフはなく、1ミスでゲームオーバーで、終わるまでの走行距離とスコアを競います。

コースはランダム生成で、起伏やジャンプ台、旗の付いたロープなどが登場します。
そしてロープの上に着地すると、その上を滑っていくことができ、これも宙返りと同じくトリック(技)となります。

ジャンプ台や竜巻で飛び上がり、ロープの上に着地して、降りるときに一回転すると、3つの技の複合でトリックのスコアは3倍に。
スコアはこうした連続技によって大きく増えます。

ゲームが進むと渓谷や寺院といった新しいロケーションが現れ、滝や岩壁、遺跡などが登場。
それらを使ってウォータースライドやウォールスライドといった、新しい技も決められるようになります。

アルトのオデッセイ(Alto's Odyssey) ロケーション
※今回はいくつかのエリアがあり、それぞれ風景や地形が異なります。
こうしたエリアの変化は今作から追加された要素です。

アルトのオデッセイ(Alto's Odyssey) 大トリックのシーン
※満月をバックに 10 コンボ以上の大トリックを決めているところ。
スコアは「トリックの基礎点 × コンボ数」で、コンボを重ねれば1回で1万点以上を叩き出すこともできますが…
それが可能な地形が出てこないとダメなので、運も必要。

コースにはコインが落ちていて、これを集めることでアイテムを購入できます。
コインを吸収するマグネットや、ミスを1回防止できるヘルメットなどがありますが、ヘルメットは使い捨て。
まずはしばらく無敵になる「ハスの花」の効果時間の延長など、恒久的なパワーアップが欲しいところ。

そして最大の目玉は前作同様、ウィングスーツでしょう。
トリックを決めるとダッシュで加速しますが、それを続けてスピードが最高速になり、さらにウィングスーツを買っていれば、空を飛ぶことができます。
いきなり優雅に滑空し始める様子には、達成感と爽快感があります。
無理に速度を上げたくなり、逆にミスしやすくなったりしますが。

開始前には、プレイヤーに3つのミッションが提示されます。
「ロープの上に着地せよ」「2回宙返りしろ」「1500m 滑れ」などがあり、これらを達成することでレベルがアップ。
一定値で新しい主人公がアンロックされます。

ただ、中盤からのミッションには運次第なものが多め。
例えば「遺跡の上を3回滑れ」という条件は、遺跡が3回出て来ないとどうしようもありません。
「3回宙返りしろ」も、それだけ宙返りできるチャンスが訪れないと無理。
この辺りは前作と同様で、ミッションは「偶然達成できたらラッキー」ぐらいに考えておいた方が良いかもしれません。

気になるのは、これも前作からなのですが、前述したように岩が見にくいこと。
特に薄暗い夜だと見落としやすく、慣れても「アレ? 岩あった?」となることがあるぐらいで、慣れていないうちは不慮の事故が連発されると思います。
常に前方に注意しておく必要があり、景色の美しいゲームですが、わき見運転は事故の元。

この点は、ある程度の難易度を保持するために、ワザとそうしているのでしょうかね…

アルトのオデッセイ(Alto's Odyssey) ウィングスーツ
※淡い朝日をバックにウィングスーツで滑空しているシーン。
一度最高速に達すれば、ウィングスーツの使用可能状態はしばらく継続するので、大トリックが狙える時やピンチの時まで温存しておくことが可能。
また、ウィングスーツを使って大きなトリックをすれば、それでまたスピードが上がって再び使用可能になったりします。
使用中に鳥ボタンを押すと、パワーを残したまま中断することもできます。

アルトのオデッセイ(Alto's Odyssey) 日食
※珍しい日食のシーン。砂嵐や雷雨などもあり、天候が増えました。
ただ暗い時は岩に注意… よく背景に溶け込んでいます。
岩は走行距離が長くなるほど増える模様。

アルトのオデッセイ(Alto's Odyssey) ショップ画面
※ショップ画面。今回は最初から日本語なので、ミッションやアイテムの効果で悩むことはありません。
サンドボードとウィングスーツは必須なので、コインは無駄遣いしないようにしましょう。

ゲーム自体も疾走感があって良いのですが、最大の魅力は冒頭でも述べたようにビジュアル。
さらに強調された光彩の表現と、より美しい風景、豊富な天候とロケーション。
前作の正当進化と言えますね。

手軽に遊べて、ルールも解りやすく、純粋なアクションゲームとしての楽しさがあります。
見られても恥ずかしくないグラフィックで、通信もないので、通勤通学時に遊ぶゲームとしてもオススメ。
今作もきっとロングセラーになることでしょう。

アルトのオデッセイ(App Store)アルトのオデッセイ(App Store)

※Android 版は数ヶ月遅れるとのこと。

※Youtube 公式 PV

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