PAKO 2
アクション カーチェイス
Tree Men Games（フィンランド）
価格 240 円、買い切りアプリ
レビュー公開：2018/2/5
クレイジー過ぎるタクシー
犯罪者の運び屋が銃を乱射してパトカーをぶっ飛ばしながら、広い町中を縦横無尽に走り回る、見下ろし型のカーチェイス・アクションゲームが公開されています。
「PAKO 2」です。
カーチェイス・シミュレーターと題され、海外で人気だった「Pako」の続編。
しかしゲーム内容は驚くほど様変わりしています。
前作の Pako はパトカーから逃げ回るゲームでしたが、１発でアウトになるシビアな内容で、数秒で終わることもザラ、１分耐えられたら好記録という激ムズゲームでした。
しかし今作は車に耐久力があり、１発ではアウトになりません。
おまけに銃を乱射して押し寄せるパトカーを次々とクラッシュさせる爽快なゲームに変わっていて、さらにフィールドがかなり広く、仲間を乗せて目的地まで送り届けるクレイジーなタクシー系ゲームに変貌しています。
価格は 240 円。買い切りゲームなので課金・広告・スタミナ等はありません。
開発したのはフィンランドのメーカーです。
画面の左右をタップしてハンドルを切り、同時に押すとブレーキ。
操作はコレだけ。アクセルは自動です。
まずは赤い矢印が出てくるので、そちらに向かって走りましょう。
目的地に着くと仲間のギャングが乗り込んで来ますが、同時にサイレンが鳴り、大量のパトカーが追いかけてきます。
パトカーが接近すると自動で銃撃が行われます。
ショットを食らったパトカーは物理シミュレートされたリアルな動きで事故ってクラッシュ！
しかしすぐに次のパトカーが出て来て、ひっきりなしにカーチェイスが行われます。
パトカーをかわしながら青い矢印の方向に進んでいき、目的地に到着すればマネーをゲット。
さらに HP も回復します。
そして次の仲間の元に向かい、あとはこの繰り返しです。
字で書くとシンプルですが、簡単ではありません。
車の挙動が物理シミュレートされているため、慣性が働き、操作には慣れが必要。
ぶつかったり岩に乗り上げたりするとバランスを崩し、転倒することはないのですが、吹っ飛んで向きが変わってしまうことも。
最初の車は３回のダメージで大破するので、慣れないうちは十数秒で終わることも多いでしょう。
しかしダメージは頻繁に回復しますし、徐々に長く耐えられるようになるはずです。
※パトカーに追われて崖から転落！
でも奈落の底に落ちたりしない限り、無事に着地してそのまま走ることができます。
ショートカットに使うこともできますが、戻る道が解らなくなることも。
※ミッションを達成するごとにパトカーが増え、攻撃もアグレッシブに。
さらにヘリが飛んできて上空から機銃掃射されることも。
もはや GTA の高手配レベル状態。
何をやったらここまで追われることになるのか…
ゲーム後は稼いだお金で車を購入できます。
車ごとに耐久力やスピード、武器が異なり、マシンガンやショットガンを撃てる車も。
お金を貯めればミニガンや重装甲を持つ大型車も手に入れることもできます。
ソシャゲや課金型アプリではないので、車の値段は数度のプレイで買える、常識的な値段。
ただし車には乗ってみないと解らない、加速、旋回性能、グリップ、登坂性能といった能力もあります。
強そうな大型車を買ってみたら、車高が高くてアンバランス、おまけに曲がらない登らないで、意外と使い辛い、ということも。
好みの車を探すのも楽しみのうちでしょうか。
ステージは５つ用意されていて、こちらも稼いだ資金でアンロックします。（それほど高くありません）
最初は荒野の町ですが、寒冷地、丘陵地帯、カジノタウンなどがあり、それぞれに特徴があります。
崖や川でマップが分断されていたりするため、ハイスコアを狙うには、まずマップを覚えることが必要でしょう。
※ガレージのシーン。とりあえず高 HP で強力な武器がある車が欲しいですが、スピードも重要。
遅いと操作はしやすいですが、パトカーに囲まれやすく、ヘリにも狙われやすいです。小回りも大切。
ちなみに私はバギーが好み。
※ステージ選択画面。古いゲームのパッケージ風。
全体にレトロゲーム的な演出が施されています。
割とシンプルなゲームですが、爽快感と歯応えがあり、何度も繰り返してしまう面白さがあります。
私は前作も好きだったのですが、今作の楽しさと変わりっぷりは予想を超えていました。
１プレイは１～５分ほどですが、思わず延々とやり込みたくなるゲーム。
久々に見たアーケードスタイルの秀作。
ルールも簡単で、イチオシできるアプリです。
※Youtube 公式 PV
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