このページでは2019年度のスマホゲームレビューの総まとめとして、オススメの作品をジャンルごとに発表しています。
各ジャンルで「特選」を選出し、さらに次点のアプリも「秀作」としてご紹介いたします。
選出は私の独断ですのでご了承下さい。
他のメディアとは異なり、買い切りゲームを中心としています。
App Store(iOS)や Google Play(Android)、また The Game Awards など、各方面で2019年度に表彰を受けたスマホゲームも合わせて表記しています。
また、文末ではゲームキャストさんと共に選出したトップ3ゲームも発表しています。
タイトル名のリンクは特に表記がない限り、電ファミニコゲーマー、及びゲームキャストで公開された、当方で書いたレビューのページへと移動します。
各アプリの詳細は移動先の記事でご確認下さい。
ハードウェアのアイコンはダウンロードリンクになっています。
アドベンチャー
特選:GRIS
App Store「今年のベストMacゲーム」
The Game Awards「Games for Impact」
特選:Sky 星を紡ぐ子どもたち
App Store「今年のベストiPhoneゲーム」
ファミ通App「視聴者と選ぶスマホゲーム 1位」
秀作アドベンチャー
World for Two |
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Figment |
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Beat Cop |
『GRIS』の芸術的な演出は、もはや圧倒的だ。
どこを切っても絵になる美しさ、次々と現れる美術表現と意外な展開はゲーム史に残るだろう。
初期のiOS版には早々に進行不可能になる致命的なバグがあり、話題にならなかった印象があるが、現在は解消されているのでぜひ手にとって欲しい。
『Sky 星を紡ぐ子どもたち』も美麗なビジュアルが展開されるが、どちらかと言うと「体験」のゲームと言う印象だ。
オンラインで他のプレイヤーと接することができ、ポジティブな繋がりを演出している。
だが、真の体験は最終エリア「暴風雨」にある。
詳しくはリンク先の記事を参考にして欲しい。
『World for Two』は滅亡間近の世界でロボットが生命を進化させるキャッチーな設定と、美しいドットグラフィックで話題になった、2019年に成功した個人制作ゲームのひとつ。
『Figment』もサルバドール・ダリのようなイラストが印象的で、芸術系が好きな人にお勧めだ。
『Beat Cop』は不良警官が駐禁キップを切りまくる小役人的アドベンチャーで、パトロールシミュレーターとも言えるだろうか。
なお、アドベンチャーに関しては、シュタインズゲートのアニメ版『STEINS;GATE ELITE』がiOSでも発売されている。
アクション
特選:Hyper Light Drifter
App Store「今年のベストiPadゲーム」
特選:Dead Cells
Touch Arcade「2019 Game of the Year」
どちらもSteamや専用ゲーム機からの移植作。
そしてiOSに登場する前から人気だった作品だ。
『Hyper Light Drifter』は"ゼルダの伝説"のようなフィールド探索型の謎解きアクションだが、スピーディーでハードな戦闘も特徴。
深い世界観を垣間見られる風景と、全て探索し尽くさなくても先に進める遊びやすさを持つ。
『Dead Cells』はメトロイドヴァニア(横視点のダンジョン探索型アクション)で、スピーディーでテクニカル、そして爽快感のあるアクションが特徴。
ダンジョンはランダム生成で、多彩な装備が用意されており、トラップ型の武器もある。
どちらも難易度は高めだが、アクションゲームとしての面白さが詰まった作品だ。
魔界村リスペクトの『Maldita Castilla EX』もレトロゲームファンに勧められるが、操作性に難があり、物理コントローラーのある人に限る。
なお、Apple は『Wonder Boy: The Dragon’s Trap』(ワンダーボーイ:ドラゴンの罠)を「今年のベストApple TVゲーム」としている。
RPG
特選:エバーテイル
秀作RPG
魔女の泉4 |
『ナイト・アンド・ドラゴン2』は、ほぼテキストのみのRPG。
自由度の高い育成と多彩なスキルを駆使できるバトルを持ち、とてもテンポ良く遊ぶことができる。
文字だけの見た目は非常に地味だが、だからこそプレイヤーの創造力を掻き立てる。
ただ、ほとんど絵のないゲームなので、やはり好みは分かれるだろう。
万人にお勧めなのは『エバーテイル』で、二章以降はソーシャルゲームになるため批判もあるが、一章は買い切りとして作られており、そこだけでも十分なボリュームと本格ストーリーを持つ。バトルの戦略性も高い。
人気シリーズの『魔女の泉4』も相変わらずの遊びやすさで、万人に勧められる作品だ。
開発/経営シミュレーション
特選:バスケクラブ物語
秀作開発SLG
Tropico |
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TheoTown |
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Construction Simulator 3 |
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Farming Simulator 20 |
墓地に夜な夜な死体を埋める墓守シミュレーション『Graveyard Keeper』はダークな内容で話題になったが、"牧場物語"や"スターデューバレー"に倣った本格的な開拓ゲームでもある。
教会運営や農業、醸造などできることが多く、ただ不気味なだけのゲームではない。
『バスケクラブ物語』はカイロソフトのスポーツクラブ運営ゲームで、"サッカークラブ物語"や"テニスクラブ物語"の後継と言えるが、近年のカイロゲームの中でも特にバランスに秀でている。
歯応えと高い目標があり、中盤以降も間延びすることなく、2周目も視野に入れた長いクラブ運営を楽しめる。
『Tropico』は独裁者による小国開発ゲームなのだが規模が小さめで、村開発に近い。
その分、住民ひとりひとりの性格や行動がシミュレートされており、カイロゲームに近いプレイ感だ。
一方、『TheoTown』は"シムシティ"を再現したような作品で、システムをほぼ踏襲している。
『Construction Simulator 3』は建築、『Farming Simulator 20』は農業を扱った仕事ゲームだ。
真の意味での「作業ゲー」で、好みは分かれそうだが、開発好きなら没頭して楽しめるだろう。
プレイ方法がわかり辛すぎて秀作としていないが、『はじめてのA列車で行こう』も元祖開発ゲームのひとつ"A列車"のリメイクで、レトロゲームファンなら注目だ。
ルールがわかり辛い作品が多いため、レビューはプレイガイドを兼ねた形にしている。
遊ぶ際の参考にして欲しい。
戦略シミュレーション(ストラテジー)
秀作戦略SLG
ヘクソニア |
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Bad North |
かつてゲームボーイアドバンスやPSPのソフトであった『ユグドラ・ユニオン』は、可愛らしいキャラクターデザインとは似ても似つかないハードな難易度、ヘビーなストーリー、複雑なシステムを併せ持つ、超マニア向けのシミュレーションRPGだ。
ほぼそのままの移植であるため、ハードコアな内容も昔のまま。
ゲーマーを自負する人は挑戦して欲しい。
『ヘクソニア』はシヴィライゼーションのような「4Xゲーム」を短時間で遊べるようにした作品。
シヴィ系の面白さはそのまま残されている。
『Bad North』は「ローグライクRTS」を自称しており、マップはランダム生成。
こちらもリアルタイムの戦略ゲームを、面白さそのままに小さく手軽にまとめている。
シューティング
特選:アーチャー伝説
※リンク先はゲームキャストさんのレビュー
Google Play「インディー部門賞」
特選:弾幕月曜日黒
『アーチャー伝説』は課金や広告のあるカジュアルなアプリだが、病み付きになる楽しさがある。
毎回異なるパワーアップを得ながら狭い部屋を攻略していく全方向シューティングで、立ち止まると弾を撃つシステムがタッチパネルにマッチしている。
難しいが故に、何度も繰り返してしまう。
『弾幕月曜日黒』は人気作"弾幕月曜日"のブラックなバージョン。
縦スクロールの本格弾幕シューティングだが、完全にマニア向けで、私的な好みもあって"特選"としているが、一般向けではない。
しかし咲き乱れる弾幕を前に「恐悦至極」とむせび泣くシューターなら必携の作品だろう。
他に、シューティングと言えるかは微妙だが、武器を投げて戦いながら自由に大陸を探険する『Throne Quest』も楽しめる作品だ。
パズル
秀作パズルゲーム
レイトン教授と悪魔の箱 EXHD |
ここで挙げているゲームのスマホ版は2018年12月の公開で、2019年度ではないのだが、昨年末の時点では十分にプレイできていなかったので、今年の選出に含めたい。
『7 Billion Humans』はコンピュータープログラミングをゲーム化した作品"Human Resource Machine"の続編で、命令語の追加と拡張が行われ、より柔軟なプログラミングができるようになっている。
風刺の効いた世界観、インターフェイスの良さなども特徴で、小学校でのプログラミング教育が行われる今年、より注目されて欲しい作品だ。
『レイトン教授と悪魔の箱 EXHD』は世界的大ヒットの"ナゾ解き"シリーズ2作目。
書籍『頭の体操』で知られる多湖輝氏が監修した、トンチの効いたナゾが豊富に盛り込まれており、スマホ版は画質が高解像度化されている。
秀作には含めなかったが、ローグライク風で思考性の高い『Twinfold』、ビジュアルの美しい『The Garden Between』も良い作品だ。
TCG/カード/ドイツゲーム等
特選:Tharsis
秀作ボード&カードゲーム
Evolution |
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MIYAMOTO |
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Pirates Outlaws |
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Void Tyrant |
iOS版はiPad専用だが、ドイツゲーム系のアプリは『Tharsis』のクオリティが突出していた。
トラブルが続出する宇宙船でのサバイバルをダイスゲームで描いた作品で、死んだ仲間の肉を食べるカニバリズムが恐怖を増幅させている。
ムービーも豊富で、映画のような作品だ。
『Evolution』は生物の進化と適応を描いた教育的なボードゲームで、ビジュアルに優れ、ゲームも面白い。
『MIYAMOTO』はカードゲームと将棋を交えたような作品で、ハイセンスなグラフィックが目を引く。
『Pirates Outlaws』は"Slay the Spire"のヒットで2019年に注目を集めた「ローグライクカードゲーム」のひとつ。
日本語化されており、ルールもこのタイプのゲームとしては簡潔で遊びやすい。
『Void Tyrant』もローグライクカードゲームだが、戦闘がトランプのブラックジャックに似ている。
基本ルールがわかりやすい一方で、豊富なスキルや装備、隠しルートがあり、作り込みを感じる。
『Spellsword Cards: Origins』も良作のローグライクカードゲームだが、英語のため敷居は高い。
タワーディフェンス
タワーディフェンスで目に付いた作品は『ダンジョン・ウォーフェア2』しかない。
しかし、その面白さは十二分だ。
地形を利用できる戦略的なトラップが豊富にあり、強化要素が多くて長期的に楽しめ、攻め込んでくる敵の数も圧倒的、それを殲滅する無双感がある。
見た目は地味だがゲーム展開は派手で、ぜひ試して欲しい作品だ。
FPS/バトロワ系
特選:Call of Duty: Mobile
The Game Awards「(Best)Mobile Game」
Google Play「ユーザー投票部門」「エキサイティング部門」
特選:ライフアフター
最も大きなゲームの表彰 The Game Awards でモバイルゲームのベストとされたのは『Call of Duty: Mobile』だった。
スポーツ系FPSの定番「CoD」のスマホ版で、その完成度は非常に高く、これまでスマホのFPSを牽引してきた"モダンコンバット"を完全に過去のものとした。
ただ、選出に異存は無いが、個人的に好みなのは『ライフアフター』の方だ。
これはゾンビシューターだが「MMORPG」であり、多くのプレイヤーが共存する世界で木を切り、家を建て、武器や家具を作る、終末世界でのサバイバル生活をテーマとしている。
ギルド戦や協力戦の他にPKやPKKもあり、他のFPS系とは一線を画している。
カジュアル&クリッカー
ALTER EGO ※ゲームキャストさんのレビュー |
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トロとパズル |
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キャンディフィジクス |
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Golf Blitz |
このジャンルの特選はなしとするが、ここで挙げた作品はお勧めしたい秀作だ。
『ALTER EGO』はクリッカーで精神の世界を文学的に描いている特異な作品。
思わず浸ってしまう独特な雰囲気にあふれている。
『トロとパズル』は"どこでもいっしょ"のネコのキャラクター「トロ」と仲間達が登場する。
キャンディークラッシュ系のよくあるマッチ3ゲームだが、とにかくトロがかわいい。
そして検索すると「鬼畜」「不穏」と出てくるほどのミスマッチな難易度やストーリー、言葉を教えてヘンな会話を楽しめる"人工無能"が特徴的。
『キャンディフィジックス』は"ネコアップ"などを開発した方の新作。
カップにキャンディを入れる手軽な物理ゲームだが、オシャレでセンスが良く、普段ゲームをしない方にも勧められる。
『Golf Blitz』は人気作"Super Stickman Golf"シリーズのオンライン対戦版。
手軽に最大4人でのパットゴルフ対決ができる。
私的には、ゴジラのクリッカー『ゴジラ ディフェンスフォース』、トランプの新ソリティア『Boolitaire』も楽しめた作品だった。
その他のジャンル
特選:ドラゴンクエストウォーク
Google Play「ベストゲーム 2019」
Yahoo! 検索大賞「ゲーム部門 1位」
ローグライク / 脱出 / レース / クイズ
風来のシレン |
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Song of Bloom ※ゲームキャストさんのレビュー |
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Rush Rally 3 |
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みんなで早押しクイズ |
世界最大のゲームの表彰は The Game Awards だが、アメリカの式典なので北米で人気のあるものがノミネートされる。
日本での表彰だと、2019年度は『ドラゴンクエストウォーク』が最有力だろう。
ドラクエをテーマにした位置情報ゲームで、目的地を自分で選択するため地域による格差はない。
路上で遊ぶ位置ゲーとしては戦闘が長めだが、ドラクエらしさを重視して、原作そのままにしているところも良さだろう。
イベントも懐かしさにあふれたものが多い。
『風来のシレン』はスマホゲーム待望の、オリジナルの「不思議のダンジョン」だ。
しかし操作性に問題があり、批判も多かった。
現在はアップデートで幾分か改善されているが、人気ゲームだけにクレームは少なくない。
しかしゲーム自体はあの「シレン」であり、深い戦略性とやり込みを持つ。
なお、ローグライクゲームは、"魔女の迷宮"を開発したメーカーが『ブレイブフロンティア ローグストーリー』を公開している。
シレンの影に隠れてしまったが、初心者にはこちらの方がお勧めだ。
『Song of Bloom』は一風変わった謎解きゲーム。
脈絡のない予想外なシーンが次々と現れ、スマホを活用した奇想天外な方法で解法を見つけていく。
センスにあふれた作品で、脱出系が好きな方にお勧めだ。
『Rush Rally 3』はオフロードラリーのゲームで、2019年に目立ったレースゲームはこれしかなかった。
ドリフト走行の楽しさを味わえるゲームだが、修練が必要になるストイックな内容で、ゲーマー向け。
『みんなで早押しクイズ』は2018年の公開だが、当方で取り上げたのが最近で、2019年にテレビで紹介されたりしているため、参考としてここでリストアップしておく。
手軽にオンライン対戦のクイズバトルを楽しめるアプリで、近年きってのロングヒット作だ。
Apple Arcade
2019年から始まった Apple のゲームサブスクリプション(月額)サービス「Apple Arcade」。
あまり話題になっていないが多くの秀作がある。
ここでは注目された作品を簡潔に紹介したい。
VARIOUS DAYLIFE
スクエニの"オクトパストラベラー"開発チームによる新天地での生活RPG。
戦闘より仕事の方が中心で、パワプロぽい進行。
深世海 Into the Depths
カプコンの海中探索メトロイドヴァニア。
水中であるが故の独特の操作感と表現が特徴。
Oceanhorn 2
"オーシャンホーン"の続編。今回は後方視点。
島々を旅するゼルダ型の謎解きアクション。
Sayonara Wild Hearts
バイクで疾走するアクションゲームだが、音楽ゲームに近い。独特な世界観はもはや理解困難。
Apple が「ベストApple Arcadeゲーム」に選出。
The Game Awards でも Best Mobile Game の候補となった。
Mini Motorways
"ミニメトロ"の道路版。操作に慣れが必要。
建物を道で繋ぎ、渋滞のない交通網を築いていく。
Assemble with Care
"モニュメントバレー"の ustwo の作品。
修理屋の女性のショートストーリーで、修理パズルがあり、手軽に楽しめて雰囲気が良い。
グラインドストーン
"Dungeon Raid"に似た一筆書きパズルRPG。
The Game Awards の Best Mobile Game 候補。
WHAT THE GOLF?
ゴルフのようで、どんどんおかしくなる何か。
The Game Awards の Best Mobile Game 候補。
Cricket Through the Ages
クリケットのようで、どんどんおかしくなる何か。
WHAT THE GOLF? と共にバカゲーとして話題。
私的には、横視点シューティング『Explottens』、推理アドベンチャー『Tangle Tower』、シンプルながらシビアな剣劇アクション『Bleak Sword』もお勧めしたい。
コントローラーがあるなら Apple Arcade の魂斗羅『Spidersaurs』も楽しめるゲームだ。
当方で選出した、2019年度のジャンルごとのお勧めゲームリストは以上だ。
Goole Play では『ドクターマリオ ワールド』を「キュート&カジュアル部門賞」、『マリオカートツアー』を「クリエイティブ部門賞」としている。
この任天堂の二作は完成度が高く、巷の評価も高いものの、私的にはそこまでの面白さは感じなかった。
マリオカートツアーはオンライン対戦が正式実装されれば変わって来るかもしれない。
当方で選ぶ2019年度のベストゲームだが・・・
年明けにスマホゲーム情報ブログ ゲームキャスト のトシさんと、それについて Discord チャットで対談させてもらっている。
その内容については ゲームキャスト Discord チャンネル の 特設対談 を見て欲しい。
ただ、かなり長いので、ここで双方が選んだものを理由と共に転載しておこう。
※ゲームキャストさん推薦の作品はリンク先をゲームキャストさんのレビュー/紹介ページにしています。
紹介ページがないものは App Store リンクです。
・ゲームキャスト:ソーシャルゲーム TOP3
1位:リボルバーズエイト
売れる売れないにかかわらず、自分は最高に楽しんだ。もう遊べないけど(サービス終了)
2位:ゼノンザード
ここには未来がある(AI対戦、AI育成、等)
3位:Call of Duty: Mobile
もし続けるなら『ラストイデア』と『ラストクラウディア』あたりかなぁ。
・ゲームキャスト:買い切りゲーム(移植)
1位:The Garden Between
グラフィックの美しさ、テーマと映像の切なさ、何よりスマホで遊ぶことに適している移植だったため。
2位:Hyper Light Drifter
こういう異世界を感じる箱庭アクション大好き。
3位:ラストレムナントリマスター
1位になる可能性があるんだけど、年末に出た大作だけに遊びきれていない。Xbox360版の欠点だったロード時間の長さが解決されていて、元が面白いのでさらに良くなってしまった。
次点:Dead Cells
スマホでも、頑張ればアクションで戦えた。ただし、やっぱり問題は出る。トラッププレイで遊べるけど、やっぱり接近したくなるし、接近武器などのドロップが無駄になるのが気になってしまった。
次点:GRIS
やべ、GRIS入れ忘れた。もういい、GRIS次点にしておこう。なんだかんだで俺はRPG好きだ。GRISは進めないバグのせいで次点、はい収めた!
・ゲームキャスト:買い切り(オリジナル)
1位:Song of Bloom
スマホのためのゲーム。様々な発見と、新鮮な謎解きとストーリーが融合している。あまりネタバレしたくないからこれにて。
2位:ALTER EGO
哲学的な演出をスマホで行ったユニークなタップゲーム。インフレに頼らず、独自の演出でタップしている時間を思索にあてたのがまず良い。エスの強烈なキャラクターと、精神鑑定も面白い。
3位:ナイト・アンド・ドラゴン2
スマホらしいハック&スラッシュRPG。バトルの工夫も楽しい。
次点:モノクロームオーダー
ケムコ好きなんで……というのもあるけど、スマホオリジナルでこういった王道+ひねりのあるゲームがちゃんと出るのが素晴らしい。
・iPhone AC:ソーシャルゲーム
自分は…… 選出なしで……
続けているのは今だと『トロとパズル』と『アーチャー伝説』なんだけど、これを選出とはし辛い。
『スパロボDD』も同様。
『ラストクラウディア』や『ラングリッサー』は良かったけど、結局あれからやってない。
『CoD Mobile』は他で選出されるのは文句ないけど、個人的な好みとしては……
『ライフアフター』はソシャゲという感じじゃないし……
こう、"アナザーエデン"のような「今年はコレだー」みたいなゲームに出会えなかった気がする。
・iPhone AC:買い切りゲーム(移植)
1位:Graveyard Keeper
背徳的な内容ばかりピックアップされるが、意外としっかりハマれる開発ゲームだった。
2位:GRIS
とても芸術的だが、ヘンに高尚になっておらず普通に美しいのが良い。印象的な演出が次々と出てくる。
3位:ダンジョン・ウォーフェア2
近年のタワーディフェンスの中では一番の面白さ。地形利用のトラップが楽しく、戦略的に優れ、敵の数も圧倒的。
次点:Dead Cells
評判通りの面白くてハードでゲーマー向けなアクションゲームだった。トラップでも戦えるのが好き。
次点:Hyper Light Drifter
これも評判通りの模範的な謎解きアクションだった。
・iPhone AC:買い切り(オリジナル)
1位:ナイト・アンド・ドラゴン2
私的に今年のベスト。異論は多いと思うが、ゲームの原点の面白さがある。
2位:弾幕月曜日黒
シューティングが好きなので。取っ付き辛いのは確かだが、スマホシューティングの絶滅を防ぐべく頑張って欲しい。あくまで個人的な2位で、万人に勧められるゲームではないが。
3位:Sky 星を紡ぐ子どもたち
最終エリア(暴風雨)を体験しての評価。今になって考えると、このゲームの美しい光景はすべて暴風雨の前フリだった気もする。ただ、そこで心が折れた人たちのことを考えると・・・
次点:バスケクラブ物語
近年のカイロソフトのゲームの中ではバランスがもっとも良い。久々に2周目をやりたくなった。
次点:エバーテイル
「ソシャゲだろ!」と言われそうだが、一章のみを買い切りゲームとして評価。TCGのように戦略的なバトルが面白い。前作からの変わりっぷりに驚いた。
二人の好みがかなり違うので、選出作に大きな差がある。
だからこそ、参考になると思う。
皆さんのベストアプリを探す助けになれば幸いだ。
2020年度も、素晴らしいゲームと巡り会えることを期待したい。
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