Modern Conflict
内容:Galcon型 戦術シミュレーション
作成:Chillingo / Gaijin Entertainment
公開:2009/12 旧公開、2010/6 新公開
対応:iPhone 版と iPad 版の双方が存在
価格:iPhone 版 230 円、iPad 版 350 円
詳細を表示する、無料体験版あり(iPhone)
詳細を表示する、無料体験版あり(iPad 用)
短時間でプレイ可能な簡易 RTS(リアルタイム・ストラテジー)「Galcon」。
その Galcon を現代戦にアレンジしたゲームが「Modean Conflict」です。
Galcon のスピーディーな展開はそのままに、美しいグラフィックと高いゲーム性を加えた、新しい RTS です。
ゲームはリアルタイム(常に時間が流れている状態)で進行します。
基地から部隊を出撃させて他の基地に攻め込み、攻めた敵基地の戦力が 0 になれば占領、占領している基地の戦力は時間と共に増加していきます。
Galcon との違いは、基地同士が道で繋がっていて陸軍は道に沿って移動しなければならない事、空軍もいてこれは道を無視して移動できる事、ユニットや基地に付いている砲台が進攻中の敵を射撃する事、などです。
Galcon と似たシステムではありますが、これらのルールによってかなり異なったゲームに仕上がっています。
ゲーム中に聞こえるリアルな通信ボイスなども雰囲気がありますね。
Galcon が「あえてシンプルにまとめた」のに対し、こちらは「それに味付けをした」という感じでしょうか。
アプリの完成度も高く、iPhone / iPod touch にマッチした操作性も良好で、アクションと戦略性がマッチしたオススメのゲームです。
この「Modern Conflict」は、2009年12月に「Judgement Day War」という名前で、G5 Entertainment という会社から販売されました。
開発元は「Gaijin Entertainment」というロシアのメーカーです。
しかし一度公開終了となり、2010年6月にプロモーション(販売元)を iPhone アプリ大手の Chillingo に変更し、名前が「Modern Conflict」に変更され、内容も一部改めて再販売が開始されました。
ゲーム内容はほとんど変わっていないのですが、登場する国が変更になり、以前は「アメリカ・イスラエル・シリア(中東)」の3つだったのが、新バージョンでは「アメリカ・中国・ロシア」になっています。
ただしゲーム自体は以前と同じなので、アメリカとロシアの場合、舞台は中東のままです。
中国のみ、旧バージョン(Judgement Day War)では追加課金用のシナリオだった「東南アジア(ベトナム)」が舞台となっています。
(サバイバルのベトナム軍は、テロ組織に変わっています)
※現在は Modern Conflict 2(iTunes 起動)も公開されています。
ただしゲーム内容は1作目とほぼ変わりません。
- リアルタイムの戦術シミュレーションゲームです。
- 自軍の基地をタップして、他の基地をタップ(もしくはドラッグ)すると部隊が出撃します。
出撃数は基地の戦力の半分ですが、基地をダブルタップしてから他の基地を選ぶと全戦力が出撃します。
移動先が敵基地なら戦闘となり、味方基地なら戦力の移動となります。
- 戦闘は 10 の戦力で基地を攻撃すると、基地の戦力が 10 減少するという単純化されたものです。(ランダム性はありません)
基地の戦力が 0 になって攻撃側の戦力が残っている場合、基地は攻撃側によって占領されます。
- このゲームはユニット同士が近づくと、互いに攻撃を行います。
双方がぶつかってもそこでユニットが止まるという事はありませんが、撃ち合いによって双方の戦力は移動中に減少します。
部隊の攻撃力は戦力が大きいほど高くなります。
- 自軍の基地の戦力は自然に増加していきます。
増加する速さは基地が大きいほど早くなります。
また、基地には増加する戦力の最大数が決められていて、小さい基地だと 15 や 20 まで戦力が増えると、そこで自然増加が止まってしまいます。
- 六角形の基地は「陸軍基地」です。
丸くて「H」と書いてある基地は「空軍基地」です。
- 陸軍は道に沿って移動しなければなりませんが、空軍は道を無視して飛んでいく事が出来ます。
- 陸軍は空軍基地に対する攻撃力は 1/2 です。
空軍も陸軍基地に対する攻撃力は 1/2 です。
また、陸軍は陸軍基地にしか、空軍は空軍基地にしか駐留できないので、異なる基地を占領した場合、部隊は基地を占領した後で引き返します。
- 基地には砲台が付いている所もあります。
砲台が付いている基地は射程内を移動中の敵に攻撃を行います。
砲台には対地用と対空用の2種類があります。
- 防壁が付いている基地は敵からのダメージを軽減します。
軽減率は防壁のタイプによって異なり、通常の防壁はダメージを 1/2、突起の付いている防壁は 1/4 にします。
- 基地が何度も攻撃を受けると砲台や防壁は破壊される場合があります。
- 特定の条件、および突発でイベントが発生する場合があります。
イベントには以下の種類があります。
- 最初に占領した基地に戦力 +5
- 3ヶ国の基地に接している基地を占領すると戦力 +10
- 基地を占領されると同時に奪還すると戦力 +5 される場合がある
- 敵の基地の戦力が見えるようになる場合がある
- 敵の基地を占領した際に、その敵がしばらく動けなくなる場合がある
- 自分の基地に新しく砲台が設置される場合がある
- ピンチの時に粘っていると全ての敵基地が大ダメージを受ける場合がある
- ピンチの時に粘っていると大量の援軍が来る場合がある
- ピンチの時に粘っていると基地が大きく拡大される場合がある
- ステージクリア時には評価が階級で表されます。
一番上は General(将軍)で、次いで Colonel(大佐)、Major(少佐)、Captain(大尉)、Lieutenant(大尉・副官)となっています。
- ゲームには「キャンペーン」と「サバイバル」があります。
(初めてプレイする時にはまず「チュートリアル」を行います)
- 「キャンペーン」はイスラエルか中東(シリア)となり、第二次中東戦争を模した各ステージを戦います。
スキルはなく、オプションでリトライ(やり直し)可能です。
- 「サバイバル」はスコアを競うエンドレスモードです。
マップはプレイごとに異なるランダム生成で、このモードのみステージクリア時に「スキル」を覚える事が出来ます。
また、ステージ途中で敵の援軍も到来し、三つ巴戦のステージもあります。
- サバイバルモードのスキルは以下の通りです。
- +5 starting units
ステージ開始時の戦力が +5。
- +5 base size
ステージ開始時の基地のサイズが1段階大きくなる。
- +15% starting units to base size
ステージ開始時の戦力が基地のサイズの 15% 分増加。
- +25 reinforcements after 1 minute
ステージ開始から1分経過で戦力 25 の援軍が来る。
2にすると戦力 25 の援軍が2つ来る。(つまり戦力 +50)
- +1 starting guns
開始時の基地に砲台が付いている。
2以上にするとその分だけ砲台が付くが、開始時の基地が1つだと2以上にしていても1つしか砲台がない場合もある。
- +50% fortifications
開始時の基地にダメージ 1/2 の防壁が付いている。
2にすると基地が1つなら 1/4 の防壁が、基地が2つなら双方に 1/2 の防壁が付く。
- +1 repeat bones
通常1回しか発生しないボーナスが複数回発生する。
例えば「最初の基地の占領で戦力 +5」のボーナスが、2つ目の基地を占領した時にも発生する。
- +1 double effectiveness attack
最初の攻撃の威力が2倍。
2にすると2度目の攻撃の威力も2倍になる。
- -10% starting enemy army
開始時の敵戦力が -10% される。
- -10% enemy reinforcements
敵の援軍の戦力が -10% される。
- +1 air strike
大部隊が自軍基地に進行している時、航空機がその部隊を空爆して大ダメージを与える。 ただし来るタイミングを任意に指示する事は出来ない。
大部隊が来る事のない序盤ステージでは意味がない。
- +2 annoying guns destroy
敵の砲台が2つ破壊される。
- 最初に持っているスキルはそれぞれの国で異なります。
- アメリカ:最初の基地に砲台とダメージ 1/2 の防壁
- 中国:最初の攻撃の威力2倍と敵戦力 -10 %
- ロシア:基地のサイズ +5 と初期戦力が基地の 15% 分増加
- テロ組織:1分後に戦力 25 の援軍とボーナス2回発生
- 基本は「漁夫の利で中立基地を占領する事」です。
例えば 20 の中立基地があって、そこを 20 で攻めて占領した後に敵から 15 で攻められると、こちらのダメージは合計 35 となります。
逆に、敵が 20 の中立基地を 15 で攻めて 5 まで減らし、そこを自分が 20 で攻めると、ダメージ 5 で占領した基地には 15 の戦力が残ります。
このように、「敵が減らした基地をおいしく頂く」のが基本です。
- このゲームの目的は敵を倒す事です。
中立基地を全部占領する事ではないので、必要ない中立基地を攻める必要はありません。
中立基地を攻めて受けたダメージの分だけ、敵との相対的な戦力はマイナスになっていると言えます。
余計な中立基地を攻める戦力があるのなら、敵を減らしにいきましょう。
- この辺りの基本戦略は「Galcon」とまったく同じです。
Galcon の攻略はこのゲームでもそのまま通用するので、Galcon の攻略ページも合わせて見て頂ければと思います。
- 戦術面で Galcon と大きく違うのは、基地の砲台の存在です。
これにバンバン撃たれているとダメージが馬鹿になりません。
逆に砲台のある基地を占領するとかなり有利になります。
時には今の基地を捨ててでも、砲台を確保に行った方が良い場合も多いです。
- 砲台は同時に1体の敵しか攻撃できません。
そのため複数の基地から同時に攻め込めるのなら、同時に多方向から攻め込んだ方が、砲台から受けるダメージを減らす事が出来ます。
- 砲台は基地の戦闘で壊れる事があります。
そこで基地に波状攻撃をかけまくって、破壊を狙うという手もあります。
- 防壁のある基地は受けるダメージを 1/2 や 1/4 にします。
これもかなりのボーナスなので、うまく活用しましょう。
また、防壁のある中立基地は無理に攻めないように。戦力のムダです。
- このゲームは基地が小さいと自然増加する戦力の上限も少ないです。
Galcon のように戦力をひたすら貯め込む事は出来ないので、上限に達している基地の兵力はどんどん突っ込ませていきましょう。
- ヘリコプターには要注意です。
ヘリは道路を無視してどんな基地にも進攻できます。
そのためコンピューターはヘリを持っていて手薄な基地があった場合、逃さずに狙ってきます。
ヘリのあるマップでは先にヘリをどうにかする方が戦いやすくなります。
- コンピューターは全戦力で出撃する事が多いので、出撃元の基地は空になっている事が多いです。
戦力が大きい基地や防壁がある基地は、無理に攻めずに相手が出てくるのを待ってから進行しましょう。
- サイバイバルの場合、マップがランダム生成なので道の繋がりがよく解らない事も多いです。
自軍基地をタップすると移動可能な基地が表示されるので、これを目安に道の形を確認しましょう。
- サバイバルマップでは敵の援軍がやって来ます!
援軍が来る場所には「照準」が付くので、そこで食い止めたいなら戦力を集中、そうでないならそこから避難し、敵を止めやすい場所に部隊を集めましょう。
もし他にも敵がいる場合は、潰し合わせるために退く事も有効です。
- サバイバルでは「防壁」のある基地は重要です。
大量の敵援軍がやって来ても、防壁のある場所で守れば食い止められるか、もしくは大ダメージを与える事が出来ます。
援軍到来時には防壁をうまく活用しましょう!
- 空軍は陸軍から受けるダメージが 1/2 なので、そこに防壁があったら陸軍相手にはかなり鉄壁です。
- ステージが進むと一度に 100 以上の敵援軍が来たりします。
この部隊に撃たれたらハンパじゃないダメージを受けてしまうので、こういう部隊が来たらヘタに相手にしない方が良いでしょう。
いずれ息切れしますから、それを待って反撃しましょう。
- 粘っていれば、イベントで挽回のチャンスが訪れる事も多いです。
絶望的な状況になっても、イベントの発生を期待して諦めず防戦しましょう!
- 相手の生産力が高くどうしても進めない場合は、わざと挽回イベントを待つ手もあります。
最後の希望(Last Hope)のイベントはこちらの基地が少ない時に起こるので、全戦力を1ヶ所に集めて他はワザと占領され、発生を待ちましょう。
ただし Last Hope のイベントは何度でも発生する訳ではなく、発生回数や発生間隔、発生し始める時間などが決まっているようです。
また発生後に素早く挽回しないといけないので、最後の基地は素早く進攻できる場所にして下さい。
Modern Conflict 攻略ページ 1/1
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