Defend The Bits
タワーディフェンス
PlaySide(オーストラリア)
価格 360 円、買い切りアプリ
レビュー公開:2017/9/14
マイクラ風キャラの秀作タワーディフェンス
ボクセル(3Dドット)で描かれたキューブ状のキャラクターが活躍する、オーソドックスながらハイクオリティ、そしてハイテンポなタワーディフェンスが登場しています。
「Defend The Bits」です。
敵が道に沿ってやって来る昔ながらのタワーディフェンスですが、グラフィックや演出が良く、倍速化が可能でスピード感があり、キャラクターもユニーク。
タワーの種類が豊富で強化要素もあり、やめられない楽しさがあります。
「普通で、極上のタワーディフェンス」といった感じのゲームですね。
最近はタワーディフェンス(TD)が減っていて、たまに登場しても変わり種が多いです。
そのためこうしたオーソドックスな TD は、むしろファンとしては嬉しくなります。
価格は 360 円。買い切りゲームであり、課金・スタミナ・広告等はありません。
開発したのはオーストラリアのメーカーです。
資金を使って道の周囲に味方の兵士を配置し、道の上を進んでくる敵を撃退していきます。
兵士には長射程の弓兵、高威力の斧兵、範囲攻撃のバズーカ兵、敵を遅くするスローなど、おなじみのユニットがそろっています。
TD 経験者なら迷うことなく遊ぶことができるでしょう。
敵は四角いブロックで、黄色のブロックに1ダメージを与えると赤になり、赤にダメージを与えると青に、青にダメージを与えると消滅するといった、弱い敵に変わっていく Bloons TD 方式。
ただ、破壊力のある斧兵なら1撃で黄色のブロックを破壊できます。
Wave(区切り)が進むと射撃でないと倒せない飛行ブロックや、殴りでなければ壊せない戦車、限られた兵士しか攻撃できないステルスブロックも登場し、対応できる兵士の用意が必要になります。
ただ、この辺も既存の TD でおなじみのシステムですね。
敵の出現パターンは大まかに決まっていて、どのステージも同じような順番で敵が現れます。
よって勝ちパターンを構築すれば、どのステージでも対応できます。(この辺も Bloons TD 方式)
ただし特定の Wave で登場するボスは異なります。
高い耐久力に加え、スローが効かない、飛行扱い、ステルス扱いなどの特性を持つため、ボスに対抗できる兵士を優先しなければなりません。
敵が道の終点まで突破してしまうとライフが減りますが、どのぐらい減るかは敵によって違います。
EASY ステージはライフが 200 ありますが、大型の敵は1体で 50 や 100、ボスに至っては 200 以上減ってしまうので、これらを逃すとすぐアウト。
Wave 60 を突破するとステージクリアとなります。
※このダンボール型の敵がステルス。
初期の兵士だとニンジャしか倒せません。
Wave 20 あたりで出てくるので準備しておきましょう。
※敵がコインやアイテムを出すことがありますが、これをタップで回収しようとすると兵士をタップして、アップグレード画面になってしまいます。
「なめこ」のようになぞって回収しましょう。
倒した敵が、たまにコインやキーを落とすことがあります。
また、ボスは倒すと大量のコインと素材アイテムを出します。
ステージクリアできた時もボーナスのキーとアイテムを得られます。
素材アイテムを一定数集めるか、特定の条件(パーフェクトクリアするなど)を達成すると、新しい兵士を獲得。
追加兵士には敵をスタンさせたり、氷付けにしたり、貫通弾を放つなどの強力なものが存在します。
強い兵士ほど設置費用は高くなりますが、ハードステージをクリアするには活用は必須。
また、兵士はキーを使って強化することができます。
費用を安くしたり、攻撃力を上げることが可能。
ゲームの進行に合わせてどんどん新兵士の獲得と強化を行えるのも、ゲームの面白さになっています。
※ステージは 2017/9 時点で 15。
ノーミスクリアで★3となり、報酬がアップします。
一部のキャラ入手は特定ステージでの★3獲得が必要。
※この TENNIS はゲームのポイントとなるキャラ。
長射程のスナイパー型で、速度は遅めですが、ステルスを見破ることができ、2段階強化すると複数の敵を攻撃可能になります。
とにかくこのゲーム、テンポが良いため、やっていて楽しいです。
倍速進行でストレスなく、サクサク遊べますね。
オーソドックスであるため初心者の方でも遊びやすく、TD らしい面白さがあります。
今流行りのマイクラ風グラフィックも良く、万人にお勧めできるタワーディフェンスです。
※Youtube 公式 PV
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