このページでは iPhone / iPod touch で定番と言える 音楽ゲーム(リズムゲーム)をご紹介しています。
iPhone は iPod でもありますから、元々音楽ゲームとの相性は最適です。
ここではそんな中でも、特にお勧め出来るアプリを解説しています。
太鼓の達人プラス
タイプ:ワンキー型 音楽ゲーム
ナムコ 2010/2 初期公開 2010/5 拡張版公開
iPhone / iPad 両対応 本体無料+追加曲 5曲600円
・詳細を表示する(iTunes 起動)

リズムに合わせて太鼓を叩くという、ちょっと変わったシステムの音楽ゲーム。
iPhone / iPad はタッチパネルですから、実際に画面を「叩いて」プレイできるため、太鼓の達人にもマッチしていると言えますね。

叩く場所は「ドン」と鳴る太鼓の中心と、「カッ」と鳴るその周辺の2ヶ所のみ。
この遊びやすいシンプルなシステムと、J-POP やアニメソングなどの親しみやすい楽曲をそろえたこのゲームは、マニアックになり過ぎていた当時(2001年)の音楽ゲーム市場に一石を投じ、大きなヒットに繋がりました。
iPhone / iPad 版の「太鼓の達人」は初期収録曲の数が少なく、曲の追加パックの価格も割高なのが難点でしたが、アップデートにより無料曲の数が増え、当初より試しやすくなっています。
楽曲取り放題の月額 250 円コースも登場しました。
演出やゲーム性などは「さすが定番の音楽ゲーム」と言えるだけのクオリティーなので、音楽ゲームが好きならプレイしておきたいアプリと言えますね。
【 ゲームシステム 】
- リズムに合わせて丸いマークが流れてくるので、それが枠に重なった瞬間に太鼓をタップします。

- 赤いマークの「ドン」は、太鼓の中心を叩きます。
- 青いマークの「カッ」は、太鼓の外側を叩きます。
- マークはリズムに合わせて流れてきます。
そのため目視だけでなく曲を良く聞き、リズムに合わせて叩く事が大切です。
- リズムを聴くことが攻略する上で重要なので、イヤホンを付けてプレイする事を推奨します。(イヤホンで聴いた方が太鼓の音もリアルです)

- タップしたタイミングに合わせて「良」「可」の判定が行われ、上位の判定ほど高いスコアが加算されます。
また、画面上部にある「魂ゲージ」が貯まっていきます。
- タイミングがズレていた場合やタップ出来なかった場合は「不可」になり、
魂ゲージが減少します。
- 不可を出さずにマークを叩き続けると「コンボ」が増えていきます。
コンボは一定数を超えると得点に倍率がかかります。
- コンボが 10、30、50、100 を越えるごとに得点効率が上がります。
- 曲ごとに枠から炎が出て、左上の太鼓のキャラクター(どんちゃん)が踊り出す「ゴーゴータイム」と呼ばれる時間帯があります。
これはその曲の特徴的な部分やサビ、盛り上がる部分などで発生し、曲によっては複数回存在します。
この間は得点が 1.2 倍になります。

- 以下のマークは特殊な叩き方が必要になります。
 |
大きなマークは、
二本の指で太鼓の左右両側を叩くと
2倍のスコアが加算されます。
太鼓の右側や左側だけを二本指で叩いても
成立しないので注意して下さい。
ただ、二本指で叩かなくても「不可」にはなりません。
|
 |
黄色の長い線が出て来たら
画面を連打して下さい。
「ドン」でも「カッ」でも、どちらでも
構いません。
叩いた分だけスコアが加算されます。
|
 |
風船のようなマークは
「ドン」を一定回数連打して下さい。
(回数は出る場面により異なります)
これは「カッ」では成立しません。 |
- ステージ終了後、上部の魂ゲージが一定のラインを越えているとノルマクリアとなります。
ラインを越えている場合、その部分のゲージは黄色や白になります。
ゲージを超えていない場合は失敗となります。

- 魂ゲージの量に合わせて、バックのキャラクターが増えて行きます。
また、ノルマ以上になると背景が変化します。
- ゲージが最大になると左上のキャラクター(どんちゃん)が金色に光ります。
- ステージクリア後、演奏に応じて「ドンポイント」が集計され、これが一定量になると「称号」が上がります。
称号が上がるとゲーム設定で変更できる「音色」が増えて行きます。
- 特定の曲の特定の難易度には「譜面分岐」が存在します。
これはプレイ状況に合わせて譜面が変化するもので、具体的には「普通譜面」「玄人譜面」「達人譜面」の3種類があり、特定のタイミングで変化します。

- 曲選択時に画面下の「オプション」のボタンを押すと、「演奏オプション」の
設定を行えます。
ここでは自動演奏の「オート」や倍速モード、音符を見えなくする「ドロン」、1ミスでアウトの「かんぺき」などを設定できます。
- ゲーム設定の「太鼓設定」では太鼓のサイズ変更や半透明化が行えます。
半透明化すると太鼓の裏に隠れているキャラクターを見る事が出来るようになります。

- メインメニューの「通信対戦」は Bluetooth による対戦プレイを行えます。
通信対戦では相手の邪魔をするタコ焼きや爆弾などのアイテムが出現します。
【 太鼓の達人プラス、基本攻略 】
- 太鼓は言わば「ドラム」です。
ドラムの演奏でありがちなのが、調子に乗ってリズムが「走る」こと。
やっている最中にどうしてもテンポが早い方にズレてしまいがちなので、曲を
よく聞いて意識的に走らないよう(早くなり過ぎないよう)心がけましょう。
- 高難度の曲になるとマークが連続で出て来て、かなりの連打を要求されます。
こうなると連射が速い人でないと、片手で連打しても追い付きません。
よって両手で交互に叩く打ち方をマスターしておきましょう。
- iOS 版の太鼓の達人は「ドン」と「カッ」の同時打ちが認められています。
ですからやや邪道ですが、ドンとカッが入り乱れて来ても、全部「ドン・カッ
同時打ち」で対処できてしまいます。
同時打ちではタイミングがズレやすい難点もありますが、どうしてもクリア出来ない場合は活用するのも手ですね。
- 演奏オプションで「オート」を選択すると、自動演奏の「お手本プレイ」を見ることが出来ます。
リズムがよく解らない曲は、何度かお手本を見ておくと良いでしょう。
太鼓の達人プラス(iTunes が起動します)
Cytus
タイプ:タッチパネル型 音楽ゲーム
Rayark 2012/1 公開 iPhone / iPad 両対応
170 円(現時点では課金による追加曲なし)
・詳細を表示する(iTunes 起動)
とにかくハイセンス。 台湾のメーカーにより公開された、美しいグラフィックと
演出を持つ高クオリティーな音楽ゲームです。
登場と同時にアジアを中心とした各国でランキング1位となりました。
サウンドクリエイターには同人などで広く活躍している日本の方も含まれており、そのため日本語ボーカルの曲も存在します。

ラインが常に上下していて、リズムに合わせて画面の各所にマークが出現。
出現したマークが最大の大きさになり、かつラインに重なったときにタップするという、やや変則的なシステムになっています。
しかし「マークがラインに重なった瞬間にタップする」という音楽ゲームの基本
部分は変わりません。
動くのがマークではなく、ラインの方になっている形ですね。
モノトーンのシンボルと細密に描かれたグラフィックが使い分けられたセンスある演出が特徴で、「未来のロボットが人間の感情を経験するために音楽を使用する」というテーマがあり、他の音楽ゲームとは異なる雰囲気や曲調を持ちます。
収録曲数が多く、システムもタッチパネルならではと言える、オススメできる音楽ゲームです。
【 ゲームシステム 】
- 画面上をラインが常に上下しています。
そしてリズムに合わせて丸いマークが出現するので、マークに色が付き、さらにラインに重なった瞬間にタップして下さい。
- ラインが上から下に降っている時にタップするマークは黄色と緑で色付けされています。
ラインが下から上に昇っている時にタップするマークは青と紫色で色づけされています。
画面上部や下部に現れた、タイミングが解りにくいマークはこの色で目安を付けましょう。

- マークはリズムに合わせて流れてきます。
そのため目視だけでなく曲を良く聞き、リズムに合わせて叩く事が大切です。
- リズムを聴くことが攻略する上で重要なので、イヤホンを付けてプレイする事を推奨します。
- タップしたタイミングに合わせて「Perfect」「Good」「Bad」の判定が行われ上位の判定ほど高いスコアが加算されます。
タップ出来なかったときは「Miss」になります。
- 「Bad」か「Miss」を出さずにタップし続けると「COMBO」が増えて行きますが、コンボは直接スコアには関係ないようです。
- ゲーム開始前に「pop-up mode」と「click sound」の設定が行えます。

- pop-up mode「Default」
マークが徐々に大きくなっていくように出現します。
大きくなってから色が付きます。
- pop-up mode「Grouped」
出現直後のマークは小さく、タップする直前に急に大きくなります。
大きくなってから色が付きます。
- pop-up mode「None」
最初に薄く出現し、タップする直前に濃くなります。
大きさは変わりません。
- Click Sound
「Off」だとタップ音がありません。
「On」だとタップ時に「シャン」という音が鳴ります。
- 以下のマークは特殊な操作が必要になります。
 |
ラインが引かれているマークは、
マーカーの位置をしばらく押しっぱなしにして下さい。
ラインに合わせて光が動きますが、
指をスライドさせる必要はありません。
タイミングを計る必要もなく、事前に押しておいても構いません。 |
 |
繋がっている連続したマークは、
その方向に指をスライドして下さい。
マーカーはタップの有無に関わらず、
ラインが来ると勝手に動き始めます。
ラインの速度と指のスライドを合わせるのがコツです。 |
- このゲームにプレイの成否の基準となるゲージはありません。
途中でゲームオーバーになる事はなく、曲が終わるまで必ずプレイできます。
- プレイ終了後に得点と評価判定が行われます。
ただし評価は単純にスコアによって付けられています。
- スコア 950,000 以上で「S」になります。
- スコア 900,000 以上で「A」になります。
- スコア 800,000 以上で「B」になります。
- スコア 700,000 以上で「C」になります。
- スコアが 700,000 未満の場合、Fail となり未クリア扱いとなります。
- ロックされている曲の1つ前の曲をクリアすると、その曲が解禁されます。
- Easy をSかAでクリアすると(つまりスコア 90 万以上)、その曲の Hard が解禁されます。
- スコアは全パーフェクトで 1,000,000(百万点)となります。
全パーフェクトを達成すると「Million Master」となり、評価の表示には金色の「Master」メダルが表示されます。

- つまりこのゲームのスコアは正確には、1,000,000 点からの減点方式だと
言えます。
【 Cytus 基本攻略 】
- マークが上部や下部に出た時に、ラインが重なったらすぐタップするのか、
ラインが折り返して来てからタップするのかの判断が解り辛いです。
これは色で判別できますが、マークがまとめて出てくると色を見ての判断は難しくなってきます。
よって曲を良く聞いて、曲に合わせてタップする事がより大切になります。
- このゲームはタイミングの判定がかなり甘く、多少ずれていても Perfect にしてくれますが、前述の理由により目視に頼ったタップはミスを誘発します。
画面を見つつも、タイミングは出来るだけ曲に合わせることを意識しましょう。
Cytus(iTunes が起動します)