すばらしきこのせかい -Solo Remix-
内容:アクション RPG
作成:スクウェア・エニックス
公開:2012/8 公開
対応:iPhone 4 以降、iPad 2 以降
価格:iPhone 版 1800 円、iPad 版 2000 円
※iOS8 で起動しなかった問題は、2015年6月のアップデートで解消されました。
※iOS9 で言語が英語になってしまう問題は、2015年12月に解消されました。
現代の渋谷を舞台にした、斬新なゲームシステムとストーリーを持つ 2007 年発売の話題作「すばらしきこのせかい」。
DS でされたこの作品は大きな人気を獲得し、世界的にも高く評価されました。
それをスマホ用にリニューアルし、グラフィックやサウンドなどを大幅に強化した新バージョンの「すばせか」が「すばらしきこのせかい -Solo Remix-」です。
元々このゲームはヒップホップアートのような独特なグラフィック、ボーカル入りの高クオリティーな BGM、タッチパネルに最適化された戦闘システムなど、DS 版の時点でも際立った特徴を持っていました。
スマホ版はその特徴がさらに強化されており、Retina ディスプレイの高い解像度に合わせてグラフィックは全て描き直され、画質は大幅に向上。
BGM はリミックスバージョンなどが盛り込まれ、新曲も多数追加。
DS 版の2画面を使った戦闘は1画面で戦えるものにまとめられ、オリジナルよりもプレイしやすい形に修正されています。
単なる移植ではなく、最新機種に合わせたブラッシュアップ版と言えますね。
元々タッチパネルにマッチしたゲームであったこともあり、iPhone でプレイしても違和感のない内容に仕上がっています。
その登場が大きな話題となった注目のアプリ。
原作の経験者はもちろん、知らない方にもぜひ試して欲しい作品です。
対応機種と容量について |
このゲームは iPhone 4 以降、及び iPad 2 以降が対応機種となっています。
iPod touch(第4世代以前)、iPhone 3GS 以前、初代 iPad は非対応なのでご注意下さい。
さらに、実容量が 2.31 GB もあります。
十分な空き容量がなければインストール出来ないのでご注意下さい。
このゲームは先進的なシステムを数多く盛り込んでいますが、そのため一般の作品と異なる部分も多く、やや解りにくい点もあるのでご注意下さい。
ここでは1つ1つのシステムを項目別に解説していきます。
移動シーンとストーリー進行 |
このゲームに方向スティックは存在しません。
移動はキャラクターを直接ドラッグして行います。
また、会話したり調査したい場合は、その対象を直接タップします。
※会話が可能な人物や、調査可能な場所には「・・・」と書かれたフキダシが現れます。
ゲームが進行すると画面右下に黒いバッジのボタンが現れます。
これをタップすると「スキャン」を行います。
スキャンすると画面内の人物が考えていることがフキダシで表示され、タップすると詳細を見ることができます。
さらにスキャン中は「ノイズ」と呼ばれる敵のシンボルが表示され、これをタップすることで戦闘に入ります。
逆に言うと、このゲームはプレイヤーが任意に行おうとしない限り、戦闘に突入することはありません。
(ストーリーが進むと、向こうから襲ってくるノイズや、突発的な戦闘が発生する場合もあります)
※スキャン中の状態。ノイズのシンボルは複数あって、出現する敵が異なります。
しばらく立ち止まっていると、パートナーにフキダシが表示されます。
この時にパートナーをタップすると、パートナーとの会話を行えます。
(大抵はゲームの進行に関するヒントを貰えます)
メニューは右上に表示されている「携帯電話」をタップする事で表示されますが、ある程度ストーリーが進行しないと利用できません。
また、メニューの項目にはゲームが進まないと利用できないものもあります。
※携帯のメニューはゲームの進行に合わせて少しずつ増えていきます。
ただし「マブスラ」は渋谷デパートの医食同源本舗で「ミニゲーム対戦」を購入しないと出現しません。 「チャプター」が出現するのは本編クリア後です。
セーブは自動で行われます。
主に「エリア移動時」「戦闘後」「メニューを閉じた時」などに行われ、セーブ中は画面左下にそれを示す文字が現れます。
マップ構成 |
メニュー画面にはマップらしきものが表示されていますが、これはマップとしてはあまり役に立ちません。
マップは実際の地図のように北が上になっていますが、ゲーム内では西が奧になる(ハチ公前からスクランブル交差点を見た)向きになっています。
ただし隣り合った地域に移動できるとは限りません。
また、マップ上のアルファベットは地域名を表している訳ではありません。
(その場所で流行っている「トレンド」(詳細は後述)を表しているのみです)
実際の各地域の繋がりは以下の様になっています。
104 / A-EAST 方面と、センター街入口 / 千鳥足会館前 / 宇田川町の方面は完全に分かれていて、スクランブル交差点を経由しないと行き来できません。
宮下公園 / キャットストリート方面はスクランブル交差点からずっと右に行けば辿り着きます。
戦闘の基本 |
戦闘中の攻撃は、装備している「バッジ」によって行います。
バッジごとに「敵をスラッシュ」「空間をタップ」「画面をドラッグ」などの異なる操作方法があり、それぞれ違う攻撃(サイキック)が発動します。
移動は主人公を直接ドラッグして(指でなぞって)行います。
この操作の性質上、基本的に攻撃中は移動できません。
※注意として「空間をドラッグ」「空間をホールド(押しっぱなし)」で発動するバッジは、主人公の近くでは発動しない(主人公をドラッグ or ホールドしているとみなされてしまう)ので注意して下さい。
主人公を素早くドラッグし、一気に遠くに移動させようとすると「ダッシュ」になります。
ダッシュ中は無敵で、あらゆる攻撃を回避することが可能です。
バッジを使うと、そのバッジのゲージが減っていきます。
ゲージがなくなると一定時間、再使用できなくなります。
また戦闘開始直後はしばらく使用できないバッジも存在します。
開始時の待機時間を「ブート」、使用後の待機時間を「リブート」と言います。
※円グラフのようになっているものは待機中。光っているものは使用中。
パートナーは特定の操作を行うことで攻撃に参加してくれます。
(シキは敵をタップ、ヨシュアは上から下にスラッシュ、ビイトはドラッグかホールドで出現)
パートナーもバッジと同じく、攻撃しているとゲージが減少していき、なくなると一定時間が経つまで参加できなくなります。
※パートナーの操作方法に合わせて使うバッジを選ぶのも攻略上重要です。
シキはタップ、ヨシュアはスラッシュ、ビイトはホールドのバッジをメインに使うようにすれば、自然と連係攻撃が可能になります。
パートナーと主人公がほぼ同時に攻撃を当てると「シンクロコンボ」となり、与えるダメージが増え、さらに「シンクロ率」が上昇します。
シンクロ率が 100 %以上になった時に右上のパートナーのバッジをタップすると、パートナーごとの必殺技が発動します。
必殺技の発動前にはカードを使った「ミニゲーム」を行います。
(シキはカード当て、ヨシュアは順番にカードを選択、ビイトはマーク合わせ)
※iOS 版は1画面戦闘になったため、DS 版の上画面で行っていたカードを使うミニゲームは、この必殺技発動時のミニゲームにアレンジされました。
このミニゲームの結果によって、必殺技の威力と、必殺技で敵を倒した時のバッジの出現率がアップします。(特にバッジ出現率が重要です。詳しくは後述します)
シンクロ率は「必殺技プラス」というアイテムを入手する事で、最大値が 200 %、300 %にアップします。
200 % や 300 %になると上位の必殺技が発動します。
シンクロ率 100 %以上で戦闘が終了した場合、100 %以下まで低下します。
さらに戦闘終了後は 0.5~5 %ほどシンクロ率は下がります。
敵から逃げた場合、シンクロ率は戦闘開始前の数値に戻ります。
また、逃げ続けているとシンクロ率がダウンする場合があります。
連戦の場合、戦闘が全て終わるまでシンクロ率は引き継ぎます。
なお、DS 版はピグ(ブタのような隠しの敵)にも必殺技が有効でしたが、iOS 版では無効です。
出現する敵の種類は、ノイズのシンボルによってある程度決まっています。
あくまで「ある程度」であり、実際にはシンボルと関係ない敵が出る事も多いのですが、だいたい以下の様になっています。
カエル型、カニ型
トリ型、コウモリ型
オオカミ型、かまいたち型、カンガルー型、キツネ型
ヤマアラシ(ハリネズミ)型、モグラ型
サメ型、ペンギン型、クラゲ型
クマ型、サイ型
ゾウ型、ドラゴン型
攻撃には「属性」が、敵には「耐性」が存在します。
攻撃には「近距離攻撃」と「遠距離攻撃」の2つの属性があり、敵にはこの双方に対する耐性があって、耐性のある攻撃はダメージを軽減されてしまいます。
※耐性 100 %が普通の状態。 100 %より多いとダメージが軽減され、100 %より低いと多めのダメージを与えられます。
そして耐性が 200 %の場合、その属性の攻撃は吸収されてしまいます。
戦闘中、耐性によるダメージの変化があるとマークや色が付きます。
攻撃した時にダメージ表示が黄色ならその属性の攻撃は有効、属性表示があっても色が白ならダメージは軽減されています。
※左は剣のマークで黄色表示。つまりこの敵には近距離攻撃が有効。
右は弾のマークで白色表示。この敵には遠距離攻撃は有効ではない。
ただしこの耐性は、シンクロ攻撃なら無視できます。
パートナーと同時に攻撃を当てれば、その属性を軽減したり吸収したりする耐性を持っている敵にも、普通のダメージを与えられます。
また、パートナーの攻撃は無属性であり、これも耐性を無視して攻撃できます。
主人公の攻撃も障害物を利用したものは無属性です。
バッジの装備と売却 |
バッジの装備は、メニュー画面の「バッジ」から行います。
リストに並んでいるバッジを「しばらく押しっぱなし」にして、そのバッジを掴んでから、それを画面上部のスロット(装備枠)にセットします。
装備枠は最初は4つですが、ゲーム中に「スロットプラス」というアイテムを入手することで最大6つまで増加します。
※バッジの種類は 300 以上! 多種多様な効果を持つものが存在します。
装備枠を増やす「スロットプラス」はヨシュア編の3日目と5日目以降に手に入ります。
詳しくはストーリー攻略をご覧下さい。
ただしバッジには「クラス」という装備制限があります。
Aクラスのバッジは同じ種類(同じサイキック名)のものを2つ装備できません。
Bクラスは2つ、Cクラスは3つまで、同じ種類でも装備が可能です。
死神クラスと天使クラスは、それぞれ1つしか装備に含められません。
同じ操作のバッジを複数装備している時は、左に装備しているものが優先して使用されます。
また、装備済みのバッジをタップすると「SUB」の文字が付きます。
SUB にしたバッジは戦闘中、左下に表示される SUB のボタンを押している間しか発動しません。
これを利用して同じ操作のバッジを使い分けることが可能です。
※でもサブ設定は使いやすいとは言えないので、活用することはあまりありません。
それよりもバッジの組み合わせで対応した方が良いですね。
左に装備したものが優先されるというのは、攻略上非常に重要です。
バッジ装備画面の左上には DECK(デッキ)の切り替えボタンがあります。
デッキは A B C D の4つがあり、装備バッジをまとめて変更する事が出来ます。
ただし同じバッジを複数のデッキで共用することは出来ません。
新しいバッジは STOCK(ストック)と書かれたリストに加えられていきますが、レベルが最大になったものは MASTER(マスター)に移されます。
また、お金になるバッジも(最初からレベル最大なので)MASTER に入ります。
ストックのバッジは 200 個が上限です。
バッジを売るときは右上のゴミ箱の部分にドラッグします。
このゴミ箱にはチェックマークが付いていて、チェックを入れているとゴミ箱に入れたバッジはすぐに換金されます。
チェックマークが付いていない時は、売る個数を選択できます。
この時に売却対象となるのは、経験値が全くないバッジか、マスターのバッジのみです。
ストックのリスト内の経験値があるバッジは、それを直接ゴミ箱に入れない限り、まとめ売りで売却されることはありません。
※経験値が少しでも増えているものはまとめ売り対象外!
経験値のあるものを誤って売ってしまう事はないので、どんどん活用しましょう。
なお、バッジリストは画面上部にあるスパナのボタンでソート(並べ替え)ができます。
バッジの出現法則と出現率アップ |
敵を倒すとバッジを入手できる事があります。
バッジを落とす確率とその種類はバトルの「難易度」によって変わり、その詳細はメニューの「ノイズ」(ノイズレポート)で確認できます。
※ノイズレポートは非常に詳細。 強さはもちろん、コメントや落とすバッジの種類と確率まで書いてあり、さらにボス(青ノイズ)をハードで倒すとクリアタイムも表記されます。
難易度「ULTIMATE」は本編クリア後でなければ利用できません。
ただしノイズレポートに書かれている(デフォルトの)バッジの出現率はあくまで基本値であり、実際にはこれに「ドロップレート」がかけられます。
ドロップレートはメニュー画面の下部にある「レベルゲージ」(LVG)を下げることで上昇します。
例えばレベル 16 の時にゲージを6つ下げると、レベル 10 の強さになってしまいますが、バッジ出現率は6倍になります。
※下にある黄色いバーがレベルゲージ。これを調整することでバッジ出現率が上がります。
表示されている HP は調整後のものになります。
ゲームが進むと、複数のノイズを連続でタップする事で「連戦」(連続エンカウント、サラウンド)が可能になり、連戦の数だけドロップレートが倍増します。
例えば、レベルを6つ下げている時に4連戦すれば 6x4 で出現率は 24 倍です。
ただし連戦は2戦目以降、敵の攻撃力がアップしていきます。
※4連戦(CHAIN 4)でドロップレート(★)は4倍に。
連戦すると後の戦いになるほど敵の攻撃力が上がりますが、一戦目は通常と変わりません。
よって強敵を最初にタップし、それからザコを選べば、ドロップレートを上げた状態で通常の攻撃力の強敵と戦うことが出来ます。(ドロップレートは連戦の全てにかかります)
なお、DS 版は2番目に選んだ敵が最初に出てくる妙な仕様になっていましたが、iOS 版は普通にタップした順番で敵と戦います。
加えて iOS 版は必殺技で敵を倒すと、その「必殺技の倍率」もドロップレートにかけられます。
例えばレベルを6下げて4連戦し、さらに必殺技のミニゲームでその倍率を 4.0 倍にした場合、6x4x4 になって出現率は 96 倍になります。
よって必殺技でトドメを刺すことで、かなり高確率で狙ったバッジを手に入れる事が出来ます。
※右下の倍率に注目、ATK & DROP !!! となっています。
つまりこの倍率もドロップレートにかけられます。
この仕様のおかげで、すばせかSR(スマホ版)はバッジをかなり集めやすくなっています。
より確実にバッジを入手するため、必殺技カードの時間を伸ばす「カードタイムプラス」を装備をしておくのも手ですね。
バッジの抽選は上の難易度から順に行われます。
ハードでプレイしていて、ハードのバッジの内部抽選に外れた場合、次にノーマルのバッジの抽選が行われ、それも外れるとさらにイージーの抽選が行われます。
よってハードでプレイしていても、ノーマルやイージーで得られるバッジが出現することがあります。
どの難易度のバッジが出現したかは色で解ります。
ハードは黄色、ノーマルは青、イージーは茶色です。(アルティメットは赤)
バッジのレベルアップと進化 |
敵を倒すと「経験値」と「BP」(バッジポイント)が得られます。
BP は装備しているバッジに加算され、一定量貯まるとバッジのレベルが上がり、能力が高まります。
どのように能力が高まるかはバッジによって違います。
(能力が上がらないものや、最初からレベル MAX のバッジも存在します)
※レベルアップによるバッジの成長、成長速度、進化の有無はバッジの情報画面で確認することが出来ます。
入手 BP は倒した敵から得られるものに、ラウンド(連戦)ボーナス、タイムボーナス、ダメージボーナス、スペシャルボーナスの4つをかけた量になります。
ただし難易度イージーの場合、ラウンドボーナス以外はありません。
※ SPECIAL の倍率は「スペシャル項目の数×0.1 + 1.0」の倍率になります。
連続ヒットやシンクロコンボを重ねるのがスペシャルを多くするコツです。
BP の入手量に、ノーマル / ハード / アルティメットの違いはありません。
(よって BP 稼ぎをするならノーマルが一番早いことになります)
なお、この戦闘によって得られる BP は BTBP(バトルBP)と呼ばれます。
BP の入手方法は、他にも2種類あります。
1つはゲームをプレイしていなかった時間に応じて、次回起動時に BP を獲得できるもので、これは SDBP(シャットダウンBP)と呼ばれます。
入手量は 10 分1ポイントですが、2日目はその半分(20分1ポイント)、3日目はさらにその半分という形で減っていきます。
※デッキの1つを SDBP 用にして、落ちる時はそれに変えてから終了するのも良いですね。
ただし注意として、iPhone / iPod touch / iPad はホームボタンでアプリを閉じても、データはそのまま保持されています。
(俗に言う「タスクに残っている状態」になります)
ここから再起動しても、それは「再起動」ではなく、「タスクから戻しただけ」になります。
これだとどんなに中断時間があっても SDBP は得られません。
よって SDBP を確実に得たいなら、アプリの起動前(もしくはゲームの終了後)にホームボタンを2度押ししてタスク一覧を表示し、アプリの画像を上にフリックしてタスクから消去しておく必要があります。
(その後は再びホームボタンを押せば元に戻ります)
なお、やや邪道ですが・・・
本体の「設定」の「一般」にある「日付と時刻」で、本体側の日付や時間を進めても、その分だけ SDBP を得られます。
(これは DS 版の頃から可能でした。日付を進めて SDBP を獲得した後、時計を正常な時刻に戻してゲームを起動し、その後また同じように日付を進めても、再び SDBP は獲得できます。この点はあえて抜け道として残しているのかもしれません)
もう1つ、他の本体と Bluetooth を使って通信を行うことで得られる BP もあり、これは ACBP(アクセスBP)と呼ばれます。
これを得るには「プロフ交換」か「マブスラ対戦」を行う必要があります。
(これらの詳細については後述します)
プロフ交換を行うと、その相手が初めての人の場合は 40 BP が得られます。
同じ人と2回目以降の通信を行う場合は 5 BP になります。
「マブスラ対戦」の場合、ゲーム中に獲得した BP が対戦終了後に ACBP に換算されます。 その計算は以下の通りです。
【 マーブルスラッシュ中の BP 】
【 対戦終了後の ACBP 加算 】
※バッジが1つだけなら ACBP の入手量は6倍ですが、それではそのバッジにしか BP が入らないので、状況に合わせて装備数を変えましょう。
連戦していれば倍率(WIN BONUS)はどんどん上がるため、もし「すばせかSR」を持っている知人がいるか、iOS の本体を複数持っている人なら、ACBP をかなり稼ぐことができます。
また、2012年12月のアップデートで、1人でやる「練習」でも ACBP を獲得できるようになりました。
これにより通信をしなくてもソロプレイでバッジのコンプリートが可能です。
ただし練習は連戦ができず、ポイント入手量はやや少なめになります。
対戦や練習は、マブスラ対戦が行えるところまで進めている必要があります。
マブスラ対戦をするには渋谷デパートの医食同源本舗で「ミニゲーム対戦」を購入しておかなければなりません。
そして BP が貯まりバッジのレベルが MAX まで上がると、他のバッジに「進化」する場合があります。
ただし進化が発生するには、特定の BP の割合を多くしなければなりません。
BTBP / SDBP / ACBP は、バッジに個別に蓄積されていきます。
どのポイントがどれだけ貯まっているかはバッジを選択すれば表示されます。
BP のバーグラフの青が BTBP、緑が SDBP、赤が ACBP の蓄積量です。
ただし SDBP と ACBP の蓄積量は、BTBP の9倍で計算されます。
例えば、BTBP を 300 獲得し、SDBP を 50 獲得した場合、ポイントは BTBP の方が多いのですが、SDBP は 50x9 で 450 蓄積されている扱いになります。
(バーグラフはそれを加味したものが表示されています)
そして複数の BP が混ぜられているバッジは、蓄積量が一番多い BP で進化の判定が行われます。
例えば ACBP で進化するバッジがあって、BTBP が 400 、SDBP が 30、ACBP が 50 で Lv MAX になった場合、SDBP は 30x9 で 270、ACBP は 50x9 で 450 の扱いになるため、もっとも多い ACBP の進化が実行されます。
もし BTBP が 500 あった場合、BTBP が一番多いので進化は不発、そのバッジは普通に Lv MAX になって終わります。
(SDBP や ACBP の割合が非常に多い場合、Lv MAX 前に進化する事もあります)
中には BP の種類によって、複数の進化先を持つものも存在します。
ただし進化すると元のバッジがなくなるため、進化先がイマイチな場合、必ずしも有利になるとは限りません。
※進化はムリに狙わなくても、ゲームは問題なくクリアできます。
もちろん進化させた方が、強力なバッジになる事が多いのですが・・・
バッジのコンプリートなどを目指す場合は重要になるので、やり込み要素と言えますね。
キャラクターのステータスと食べ物 |
戦闘で敵を倒すと経験値を入手でき、一定以上になるとレベルが上がります。
後どのぐらいの経験値でレベルアップするかは、敵を倒すたびに画面右下に表示されます。
※ちょっと解り辛いのですが、この光が当たる演出はレベルアップの演出です。
また敵を倒すと右下に表示される「NEXT」は次のレベルまでの経験値です。
経験値の入手量は、基本値にバトル難易度の修正をかけたものになります。
ただしバトルの難易度が上がると双方の攻撃力に修正がかかります。
具体的には以下のようになっています。
※同じ攻撃で、同じ敵にダメージを与えた時の、難易度別の変化。
DS 版とは異なっていて、イージーはより簡単になり、ハードは難しくなっています。
ただしキャラクターがレベルアップしても、アップするのは HP+50、勇気+1 のみで、攻撃力(ATK)や防御力(DEF)は上昇しません。
攻撃力や防御力は基本的に「装備」で高めます。
また攻撃力と防御力の基本値は「食べ物」を食べて消化することで少しずつ上がっていきます。
食べ物は購入後、アイテム画面の上部にある「食べ物スロット」にセットすることで食べることが出来ます。
食べることで「消化メモリ」が追加され、戦闘するごとにメモリが1つずつ減っていき、なくなると食べ物の消化効果が発生します。
※連戦の場合は、連戦数だけメモリが消化されます。
すばせかSR は DS 版と違い、仲間がダメージを受けることはありません。
よって仲間の HP アップは主人公の HP アップとなり、仲間の DEF はその仲間を連れている時の主人公の DEF にプラスされます。
ただし使用された消化メモリには「×」マークが付き、使用できなくなります。
消化メモリは 24 あって、例えば 10 メモリの食べ物を食べると、それを消化した後は 14 メモリ以内の食べ物しか食べられません。
消化メモリは1日経過しないと(正確には午前0時にならないと)回復しません。
(ただし邪道ですが、本体の時計をいじることで無理やりリセットすることも可能です)
ただ、6メモリは必ず残るので、6メモリ以内の食べ物ならいくらでも食べることが出来ます。
ただし6メモリ以内で能力が上がる(利用しやすい)食べ物は、最大 HP が +3 の「ナゲット」と、勇気+2 の「バニラソフト」「ミックスソフト」のみです。
どちらもハンバーガーショップで購入可能です。
(コーヒーなども最大 HP +3 ですが、買えるショップが限られます)
攻撃力や防御力が上がる食べ物は全て7メモリ以上です。
(6メモリで攻撃力・防御力が上がる薬もありますが、かなり高額です)
なお、各キャラクターには「好み」があり、好きな食べ物だとシンクロ率が大きく上がり、好きでないものだと少ししか上がりません。
この好みは食べた時のキャラクターのセリフで解ります。
ただ、食べ物によって上がるシンクロ率は 100 %が上限で、好みが消化効果に影響することもないため、あまり気にする必要はありません。
ショップと装備(着衣) |
各地のショップで購入できる装備は、最大 HP、攻撃力、防御力を上げる効果があり、さらに「アビリティー」を得ることが出来ます。
アビリティーには能力の底上げをするものや、状態異常を防ぐもの、シンクロ率の上昇を高めるもの、体力が自然回復するものなど、様々なものがあります。
ただし装備のアビリティーは最初は解放されていません。
(解放されていない状態だと、効果自体が発揮されません)
※レベルが上がっても攻撃力や防御力が増えないゲームなので、装備は非常に重要。
ただ、アビリティーにも注目して選びたい。カードタイムプラスやシンクロ攻撃に関係するものは装備しておくと助かります。
装備のアビリティーは、ショップの店員と仲良くなることで解放して貰えます。
店員の友好度を高める方法は、単純にそのお店で買い物をすることです。
お店で使った金額に比例して友好度が高まっていき、教えてくれる装備のアビリティーが増えていきます。
※F.S.G.と書いてある部分が店員の友好度。濃い水色の部分が現在値で、購入すると増えていき、薄い水色の部分まで達すると友好レベルが上がります。
レベルが上がると解放されるアビリティーが増え、ある程度上がると態度も変化します。
それでも解放されない装備がある場合は、同ブランドの別店舗に行ってみましょう。
装備可能なものには、必要勇気の横に顔アイコンが表示されます。
店員ごとにアビリティーを教えてくれる装備が決まっていて、基本的にはそのお店で売っているものを教えてくれるのですが、たまに無関係な装備のアビリティーを教えてくれることもあります。
特に飲食店やレコード店だと、売り物とは関係ないアビリティーを解放してくれるケースが多いです。
いずれにせよ、アビリティーを多く解放するには各店舗での買い物を繰り返さなければならないため、十分にお金を貯める必要があります。
友好度が上がることで新商品が追加される場合もあります。
ただし良い装備を得ても、「勇気」がなければ装備できません。
勇気はレベルアップで1ずつ上がっていきますが、それだけでは足りないので、勇気が上がる食べ物で補填していく必要があります。
※小まめにソフトクリームを食べていれば「勇気」は上がっていきます。
ゲーム後半になれば一気に上げられる薬も登場しますが・・・
なお、装備に男物と女物の区別はないので、ネクでも勇気さえあればビキニが着れます。
装備には装備個所があり、同じ場所の装備は2つ着用できません。
これは「アクセサリ」も同様です。
服には「上下セット」のものが存在しますが、これは「上半身」「下半身」の装備とは別なので、それらと同時に着用可能です。
なお、ショップではお金ではなく、物々交換でなければ手に入らない「QUEST」のアイテムも存在します。
QUEST に使うアイテムは主に交換用のバッジ(レアメタルやテクタイト等)か、そのお店の別の装備、小物店で売っている素材アイテムなどです。
バッジが交換条件になっている場合、そのバッジは MASTER(Lv MAX)でなければなりません。
※特に重要な交換アイテムの1つが「ヒヒイロカネ」。
これはストーリーの進行に合わせて手に入りますが、入手量が限られていて、しかも重要な QUEST アイテムとの交換に必要なので、無駄使いすると厳しい事になります。
基本的には、装備枠を増やす「スロットプラス」と、必殺技を強化する「必殺技プラス」に使うようにしましょう。
マーブルスラッシュ、通信、課金アイテム、その他 |
以下はゲームの本編とは関係ない、おまけ要素と言える部分です。
ゲームが進行すると「マーブルスラッシュ」(通称マブスラ)というミニゲームをプレイすることになります。
これはバッジを使った「おはじき」で、相手のバッジを弾いてフィールド外に落とせば勝利となります。
バッジはその時に装備しているものを使い、バッジごとに異なる能力を持ちます。
(バッジ性能の「MAB-S」というのはマブスラ時の能力です)
重さ・カーブ・気絶の3つの基本能力と、必殺技の使用回数はゲーム中に確認できますが、さらに必殺技の特性などもバッジごとに異なります。
必殺技の特性・特徴は以下の通りです。
基本的には「重さ」と「エマージェンシーハンド」が多いものが使いやすいです。
ただし重すぎるバッジは移動速度が遅くなりますのでご注意を。
※サブイベントの達成を狙う時や、クリア後のおまけシナリオでは、マブスラを何度もプレイする事になります。
デッキの1つを「マブスラ用」にしておくと便利です。
「プロフ交換」は Bluetooth を使って他のプレイヤーと交信し、名前とコメントが書かれたプロフィールカードを交換するもので、利用するとそのプレイヤーが一般人としてゲームに登場します。
(と言っても、スキャン時にその人の名前とコメントが表示されるのみです)
初めての人とプロフ交換を行うと、アイテム(BGM)も得られます。
なお、以前はプロフ交換でしか得られないアイテムがあり、そのため iOS 版でのアイテムコンプは非常に困難だったのですが、2012年12月のアップデートでプロフ交換をしなくても、全てのアイテムを入手できるようになりました。
※プロフ交換用だった BGM は CD 35、37、38、40、42、45、46、48 です。
特定の条件を満たせばショップで購入できるようになります。
※プロフ交換で得られる BGM は8種類あります。
同じ人と繰り返し通信しても2度目以降は 5 YEN しか得られません。
なお、今作には「フレンドショップ」はありません。よってバッジコンプは全て自力で集めていく必要があります。
2012年12月のアップデートで、追加課金用のアイテムを販売する「ダウンロードコンテンツショップ」が追加されました。
ある程度ゲームが進むと、スクランブル交差点の左下に「新 子々」(アタラシココ) という新キャラクターが登場します。
ここでは貴重な素材アイテムや、能力を手軽に強化できる食べ物、十万円、新たに追加された BGM などが 85 円で売られています。
ただ、どのアイテムも必須なものではなく、追加 BGM 以外は本編で苦戦している人のための救済用と言えます。
各エリアには「トレンド」と呼ばれるものが存在します。
このゲームに登場するバッジと装備には「ブランド」があり、上位トレンドのブランドのバッジは攻撃力が上がります。
具体的には、1位のブランドは攻撃力2倍、2位は 1.5 倍、3位は 1.2 倍。
逆に最下位のブランドが攻撃力半減です。
※マップの色とアルファベットはトレンド1位のブランドを表しています。
MR:ムース・ラットゥス、DB:D+B、TP:ティガー・パンクス、
LA:ラパン・アンジェリーク、DC:ドラゴン・クチュール、HS:ヒップ・スネイク、
PG:ペガッソ、SH:シープ・ヘブンリー、JM:JPオブザモンキー、
PR:パーボ・レアル、NP:ナチュラル・パピィ、WB:ワイルド・ボア
これ以外に特殊ブランドのガティートと、ブランドがないノーブランドが存在します。
各エリアのトレンドは、そのエリアに本店があるブランドに自然変化していく傾向があります。
トレンドは普段はあまり気にする必要はありません。
ただ各エリアのトレンドは、そこで戦闘したときに身に付けているバッジと装備の影響を受けます。
同じブランドのバッジを多く身に付けて戦えばすぐにそのブランドのランキングが上がっていきますし、そこまでしなくても同じエリアで戦闘を繰り返せば、自然と使っているバッジの順位上がり、それに伴って攻撃力も上昇します。
よって経験値稼ぎをするなら、1ヶ所で集中して行った方が良い事になります。
【 すばらしきこのせかい Solo Remix 攻略ページ 】
すばらしきこのせかい Solo Remix 攻略 1/6
SITE PV |