CHAOS RINGS（ケイオスリングス）攻略

　CHAOS RINGS

内容：RPG（ロールプレイングゲーム）

作成：スクウェア･エニックス / メディア･ビジョン

公開：2010/4 初期バージョン公開

対応：iPhone / iPod touch 版と iPad 版双方あり

価格：iPhone / iPod 版 800 円、iPad 版 1000 円

※ケイオスリングスの１、２、Ω は配信終了しました。

また、iOS9 以降の iPhone / iPad では動作しません。

PS Vita 版はまだ購入 / プレイ可能です。
また、Amazon Kindle 版は販売を継続しています。

ドラクエやファイナルファンタジーでおなじみの「スクウェア・エニックス」が、iPhone / iPod touch 用に開発した大作 RPG（ロールプレイングゲーム）。

それが「CHAOS RINGS」（ケイオスリングス）です。

当時の iPhone アプリ市場は「高額の大作アプリはあまり売れない」と言われていましたが、スクエニのブランドイメージと期待に応える高クオリティーな内容で世界的なヒット作となり、「高くても良いものは売れる」という代表例になったアプリです。

Chaos Rings（ケイオスリングス）

このゲームには主人公となる４組のペアが存在します。

そのうち２組は最初から選択でき、ゲームの基本となるストーリーが語られます。

残り２組は他のペアでエンディングまで行かなければ選択出来ず、ストーリーの核心に迫る少し変わった物語が展開されます。

どのペアでもゲームの基本的な流れは同じで、そのため「４回もクリアしないと真のエンディングに辿り着けない」という点が賛否両論を起こしました。

しかし１つのペアは４～５時間ほどでクリア可能で、さらに２組目以降は１組目で手に入れたスキルや魔法を引き継ぐ事が出来ます。

ストーリーも少しずつ変化していくため、毎回同じ展開になる訳ではありません。

携帯機器に特化したゲームシステムを持ち、レベルがどんどん上がり、どこでもセーブが可能で、いつでもダンジョンから脱出可能、習得スキルによっては戦闘から確実に逃げたり、さらに敵の出現を完全に止める事すら出来ます。

快適に遊べるように「割り切った」システムになっていると言えますね。

スマートフォンに特化した内容ながらも、非常に重厚なストーリーが展開される、本格的なオリジナル RPG です。

iPhone / iPod touch / iPad の大定番アプリと言って良いでしょう。

画面を触ると仮想スティックが現れ、これで移動を行います。
仮想スティックの位置は固定ではなく、触る場所はどこでも構いません。
人物や宝箱の近くで画面をタップすると会話や調査を行います。
画面右上にはコマンドボタンを表示/非表示するボタンがあります。
これを押すとメニュー（CAMP）やセーブ、簡易マップの確認が行えるボタンが表示されます。
セーブはどこでも可能です。
ただし各ペアごとに１つしかセーブは行えません。
「ENC」（エンカウント）のボタンは「エンカウンター」というスキルを習得して、それを装備している時のみ表示されます。
このボタンを押している間は敵が出現しなくなります。
「CAMP」でメニューが表示され、装備やスキルの変更を行えます。
このゲームのスキル（特技や魔法）は「Gene（ジーン）」と呼ばれるものに記録されていきます。
ジーンには様々な種類があり、それぞれ記録されるスキルが異なります。
ジーンは３つまで装備でき、装備したジーンのスキルを使用できます。
ジーンやスキルは敵を倒す事で入手出来ます。
例えば、マウス系の敵を最初に倒した時に「マウスのジーン」を得られ、以後はマウス系の敵を倒すたびに「マウスのジーン」に記録されるスキルを習得出来る場合があります。
スキルの習得率は自分より相手のレベルが多いほど高くなります。

控え室にある大きな扉を開くと「ダンジョン」に移動します。
この時、どのダンジョンに行くかと、出現する敵のレベルを選択できます。
敵のレベルが高い方が、入手経験値・ゴールド・スキル取得率は高くなります。
もちろんやられる可能性も高くなるので、状況に合わせて選択しましょう。
各ダンジョンにはボスが２体います。
１体目を倒している場合、「前半パートをスキップする」と後半からスタートする事が出来ます。
アイテムの「非常口」を使う事で、いつでもダンジョンから脱出できます。
ダンジョンから出ると MP は全快します。
HP は戦闘が終了するごとに自動的に全快します。
倒れていたキャラクターも復活します。

戦闘では各ターンの最初に「Solo」と「Pair」を選びます。
それぞれ以下の違いがあります。

Solo

２人が別々に行動する、通常の戦闘方法です。

Pair

２人が同時に行動する戦闘方法です。
２人で１つのコマンドを実行します。
攻撃や魔法の威力が大きく増加します。
敵の攻撃を受けると２人ともダメージを受けてしまいます。
特性は２人のものが両方適用されます。
例えば１人が強化魔法を使った後にペアで行動すると、ペアの間は強化の効果が双方に適用されます。

画面左上に「ブレイクゲージ」というものが表示されています。
これはどちらが優勢かを表しているもので、先に相手にダメージを与えた方がまず優勢になります。
その後、優勢な側がダメージを受けるとゲージが減少していき、ゲージがなくなると優勢な側がチェンジ（ブレイク）します。
誰かが倒された時もゲージが変動します。
優勢な側は与えるダメージが増し、受けるダメージが減少します。
また、回復した時の回復力も増加します。
火・風・水の３つの「属性」があり、それぞれに有利不利があります。
火は風に強く、風は水に強く、水は火に強いです。
有利な属性で攻撃する事で、与えるダメージが増加します。
逆に不利な属性の攻撃は与えるダメージが減少します。

キャラクターの属性は魔法を使う事で変化します。
例えば水属性の魔法を使うと、以後のそのキャラクターは水属性の性質を持つようになり、物理攻撃をしても「水属性の物理攻撃」になります。
よって相手が火属性なら大きなダメージを与えられますが、相手が風属性だと与えるダメージが減り、さらにその敵から攻撃を受けるとそれが物理攻撃であっても大きな被害を受けます。
敵モンスターの中には最初から属性を持っている者がいます。
最初から属性を持っている敵の一部は、有効となる属性の攻撃を行うと「Blowout!」と表示され一撃で倒す事が出来ます。
敵モンスターの中には「物理属性」「魔法属性」を持つ者もいます。
物理属性の敵は物理攻撃に強く、魔法攻撃に弱くなります。
逆に魔法属性の敵は魔法攻撃に強く、物理攻撃に弱くなります。
代表的な敵は以下の通りです。

戦闘で敗北した場合、相手がザコの場合はお金が半分に減りますが、ゲームオーバーにはならず控え室に戻されます。
ボスに敗北した場合はゲームオーバーになってしまいます。
タイトル画面に戻り、セーブデータからの再開となります。
やや邪道ですが･･･　このゲームは戦闘時やマップ移動時に自動的にセーブが行われています。
このデータは他のデータをロードしたり、戦闘で全滅すると消去されますが、全滅しそうな時にアプリを終了させ、マルチタスクからもアプリを消去し、その後にアプリを起動して「中断データから再開」をすることで、全滅する前のフィールドから再開する事できます。
ホームボタンでアプリを終了させたり、電話がかかって来たり、他のアプリが起動するなどしても、自動的に中断データが作成されます。
次回起動時にはそこから再開するかどうかの選択が表示されます。

このゲームには主人公となるペアが４組います。

この４組でそれぞれゲームをクリアしないと、ラストバトルと真のエンディングに辿り着く事は出来ません。

１組クリアしただけでは核心に触れないまま終わるので注意して下さい！

ゲーム開始に選択出来るのは「エッシャー・ミューシャ」と「イルカ・シャモ」のペアのみです。

この２組はどちらからスタートしても構いません。

Chaos Rings（ケイオスリングス）エッシャー・ミューシャ、イルカ・シャモ

ゲームデータはペアごとにセーブされます。

よってエッシャーのストーリーとイルカのストーリーを平行して進める事も可能ですが、エンディングを迎えると、そのペアで取得したジーンとスキル、OZ（お金）を次のペアに引き継ぐ事が出来ます。

ですから先にどちらかのペアでエンディングまでプレイしてから、もう一方をプレイした方が良いでしょう。

エンディングに到達すると「クリアデータのセーブ」を行います。

このクリアデータのセーブにより引き継ぎを実行できます。

また、ジーン・スキル・お金・アイテム・一部のパラメーターを引き継いで、同じペアを改めてプレイする事も出来ます。（俗に言う「強くてニューゲーム」）

そしてエンディング到達後のペアを再度選択して「LOAD」を選んで再開すると、扉の向こうに新しい道が開かれます。

Chaos Rings（ケイオスリングス）ベレシースロード

ここを進むことで、ストーリーの核心へと迫る事が出来ます。

この道をラストまでクリアすると、そのペアの２つ目のエンディングとなります。

また、改めて「クリアデータのセーブ」を行う事が出来ます。

２つ目のエンディングを見ると、「オーガ・ヴァティー」「アユタ・マナ」のペアも選択出来るようになります。

この２組はより真相に触れるストーリーが展開されます。

Chaos Rings（ケイオスリングス）オーガ・ヴァティー、アユタ・マナ

４つの各ペアで２つ目のエンディングに到達した後、さらにゲームをスタートしてどれかのペアを選ぶと「Final」のボタンが現れます。

これを選択するとラストバトルへと移行します。

これに勝利する事で「真のエンディング」となります。

これらのストーリー進行状況は、タイトル画面で「Scenarios」のボタンを押す事で一覧表示されます。

Chaos Rings（ケイオスリングス）シナリオ

なお、真のエンディングに到達後、さらに各ペアを「LOAD」することで、各ダンジョンに出現する隠しボスと戦う事が出来ます。

これらを倒す事で、各ダンジョンの進行状況を表す「★」表示が最大４つまで上昇します。（この隠しボスは本編ではなく「おまけ要素」です）

全ての隠しボスを倒してから（各ダンジョンの★を４つにしてから）ピュッピュと話す事で、最後の隠しボスとの戦闘を行う事も出来ます。

このゲームは各ダンジョンの敵のレベルを選択する事が出来ます。
そのため敵を弱くして進めばラクに進行できるのですが、ストーリー途中の決闘シーンや、エンディング前のボスのレベルは固定値になっており、レベルの低い敵と戦ってばかりだとあまりレベルが上がらず、ここで苦戦します。
ゲーム開始直後はスキルがないので無理できませんが、出来るだけ高いレベルに設定して各ダンジョンを進むようにしましょう。
ボス戦では「属性」をうまく利用しましょう。
魔法の「アタッチ」やアイテムの「ローション」は敵に属性を付加することができ、これによって相手に弱点を与える事が出来ます。
さらにこちらが有利な属性になれば、受けるダメージも軽減できます。

ボス戦は、１ターン目にアタッチやローションで敵に属性を付加し、２ターン目に魔法を使って自分たちの属性を有利なものに変えるのが定石です。
（ただしボスが最初から属性を持っている場合はこの限りではありません）
敵に属性を与えても、相手が魔法を使うと変更されてしまいます。
よって与える属性は相手が使う魔法に合わせたものにしましょう。
また、相手の属性の変化に対応できるよう、出来れば魔法は火・水・風の３種類をすべて使えるようにしておきましょう。
１人で全て使えなくても、ペアで行動すれば双方の魔法を２人で使えます。
ボス戦では「ブレイクゲージ」のコントロールも重要です。
１ターン目に素早いキャラクターが敵を攻撃して先手を取り、先に優勢にするのが基本です。
また、相手が優勢になったらソロで別々に攻撃し、相手のブレイクゲージを２つずつ削っていきましょう。
ペアアタックだとクリティカルが出ない限り１つしか削れません。
「トロンプ・ルイユ」などのブレイクゲージを削る特技や、魔法を跳ね返す「メンタルウォール」などもうまく活用しましょう。

【 CHAOS RINGS / CHAOS RINGS_Ω 攻略ページ】

CHAOS RINGS 攻略ページ 1/5

（iPhone / iPad 版は配信終了）