Civilization Revolution 1 / 2
Civilization Revolution 実戦攻略・戦争編 |
このページでは、シヴィライゼーション レボリューション1と2の軍事・戦争面における実戦的な攻略やデータを記載しています。
初心者向けの解説やアドバイスは 基本攻略のページ を、内政に関する情報は 実戦攻略・内政編 をご覧下さい。
スマホ版を元に解説を行っていますが、どの機種の Civilization Revolution でも活用できるはずです。
※表は iPhone / iPod から閲覧の場合、横向きで見るのをオススメします。
まずは基本となる戦闘力について解説しましょう。
シヴィライゼーション・レボリューションのユニットには攻撃力と防御力があり、攻撃した時は攻撃力のみが、攻撃された時は防御力のみが関係します。
さらに実際の戦闘力には地形や状態、戦闘スキルなどによる修正が加わります。
戦闘力の修正は以下の通りです。
●ユニットの経験
●地形効果
●都市効果
●ユニットの状態
●戦闘スキルによる修正
●海上からの戦闘修正
●その他の修正
修正値は、全修正値が合計されてから基本値にかけられます。
例えば +100% と +50% の修正値が両方あれば「基本値+(基本値×150%)」が戦闘力になります。
基本値に +100% を加算して、それにさらに +50% をかける訳ではないので注意して下さい。
戦闘中、攻撃側は不利だと思ったら(Civi 1 は)退却を行う事が出来ます。
攻撃側には画面左下に退却ボタンが表示されます。
退却を行うと戦闘が終了し部隊は生き残りますが、防御側には3回勝利分の経験値が与えられます。(つまりすぐベテランになります)
※ Civilization Revolution 2 には退却はありません。
そして重要なルールとして「圧倒」があります。
修正を加えた戦闘力値に7倍の差がある場合、攻撃側はダメージ0、防御側は相手に被害を与えることなく壊滅してしまいます。
(PS3 / XBOX 版だと圧倒された部隊は逃げ出すアニメーションになります)
圧倒は防御側が逃走している扱いのためか、攻撃側は引き続き攻撃を行えます。
またズールーのみ文明ボーナスとして、戦闘力値3倍でも圧倒が発生します。
※この戦闘だと「圧倒」。 攻撃側は行動終了にはならない。
戦闘後、攻撃側が勝って攻撃したマスに他のユニットがいない場合、攻撃側は攻撃したマスに進みます。
ただし弓兵やライフル兵、カタパルトや大砲(カノン砲)などの「遠距離攻撃ユニット」は、勝利しても前進しません。
つまり都市から迎撃した際に、勝った後で都市の外に出てしまう事はない訳です。
時代が進むと、戦闘機や爆撃機などの航空ユニットが登場します。
航空ユニットは地形を無視して飛び、戦闘機以外には攻撃されません。
ただし戦闘機は2ターン、爆撃機は4ターンまでに味方都市に戻らないと墜落してしまいます!
さらに都市は占領できません。
(Civilization Revolution 2 で追加されたジェット戦闘機は3ターン、ステルス爆撃機は6ターンまで燃料が持ちます)
また偉人や開拓者などの非戦闘ユニットは、敵に攻撃されると捕まって相手のものになってしまうのでご注意を。
なお、特殊な攻撃ユニットとして核兵器(ICBM)が存在しますが・・・
これについては、文化遺産「マンハッタン計画」の項目で解説します。
ユニットは戦闘に勝利すると「経験値」を得ます。
経験値が3になるとユニットは「ベテラン」となり戦闘力 1.5 倍。
さらに経験値が6になると「精鋭」になって「戦闘スキル」を覚えられます。
「兵舎」がある場合、ユニットはベテランで作られます。
これはつまり、経験値+3の状態で誕生するという事です。
都市に大指揮官が定住している場合も経験値が +3 されるので、兵舎のある都市に大指揮官もいるとユニットは経験値 +6、つまり「精鋭」の状態で作られます。
精鋭のユニットが覚えられる戦闘スキルは以下の通りです。
行軍 | 汎用 | 移動力+1 |
衛生兵 | 汎用 | 敵領内でも回復が可能 |
斥候 | 汎用 | 視界+1、都市攻撃時に敵戦力を確認可能 |
電撃戦 | 攻撃型用 | 勝利した後、もう1回行動できる |
ゲリラ | 攻撃型用 | 自国の領土にいると攻撃力 +50% |
潜入 | 攻撃型用 | 都市攻撃時に攻撃力 +100% |
工兵 | 防御型用 | 都市にいると防御力 +100% |
リーダーシップ | 防御型用 | 同じマスに他の味方がいると防御力 +100% |
忠誠心 | 防御型用 | 自国の領土にいると防御力 +50% |
攻撃型とは防御力より攻撃力の方が高いユニットの事ですが、戦士も攻撃型ユニットに含まれます。
防御型は攻撃力より防御力の方が高いユニットです。
汎用のスキルはどちらのユニットでも習得可能です。
スキルは好きなものを覚えられる訳ではなく、精鋭になった時に候補が2つ表示され、どちらかを選ぶ形になります。
(最初から精鋭で作られた場合は、ユニット選択時にスキルを覚えるボタンが表示されます)
以後、経験値3を得るごとにスキルを1つ追加していく事ができます。
「軍団」にした場合、戦闘スキルは各ユニットが持っているものを引き継ぎます。
つまり3つのユニットがそれぞれ異なるスキルを持っている場合、それが軍団になると3つのスキルを持った軍団が出来ます。
※所持スキルはアイコンで表されます。この騎士はベテランで、衛生兵と斥候を持ちます。
不利な戦い(戦闘力が同じか低い戦い)で勝利すると、通常より多めに経験値が得られ、さらに「大将軍」が現れる場合があります。
大将軍は特定のユニットに付属され、単体では動けません。
そして大将軍と同じマスにいる全ての味方ユニットは戦闘力が 1.5 倍になります。
※大将軍が「偉人」として紹介されている場合がありますが、大将軍は偉人ではありません。
さて、実戦での有効な戦い方についてですが・・・
まず、初期の戦争の定番として「ラッシュ」があります。
「軍団兵(レギオン)ラッシュ」と「騎兵ラッシュ」があって、前者は「鉄器」で作れるようになる軍団兵(レギオン)を大量に作り、軍団を複数用意してライバルの都市や首都を狙うものです。
軍団兵を量産していると他のものが作れないため、開発は遅れ気味になります。
ただ、軍団兵(レギオン)軍団が複数あれば首都は難しくても、首都以外の都市は割と簡単に落とせたりするので、「開拓者で地道に拡張するより敵都市を・・・」という考えもありますね。
注意点は、レギオン軍団1つや2つでは厳しいという事。
常に多めに作っていきましょう。
※軍団兵でも軍団にして潜入があれば都市攻撃力 15、丘からなら 18。
「騎兵ラッシュ」は文明によっては非常に強力です。
最初に騎乗を研究後、すぐに騎兵を生産して周辺の調査を行います。
騎兵を作るためのコストは結構かかりますが、強くて移動が早いので蛮族の村などを見つけやすく、そこで経験値も稼ぎやすいです。
蛮族の村を占領した際に、そこで騎兵が貰える事もあります。
そして騎兵が3つそろったら軍団を編成、経験を積んだ「騎兵軍団」で機動力も生かし、一気に敵の都市を狙います。
ここまでの過程が早く、騎兵に「潜入」などのスキルも付いていれば、いきなり敵首都を狙っても十分に勝算があります。
戦闘時、敵都市の近くに丘があったら、必ず丘から攻撃して下さい。
攻撃力 +50% のボーナスは非常に大きいです。
「丘が隣にある都市は落としやすい」というのは覚えておきましょう。
また、船には最初に「レンジャー民兵」が付属していますが、このレンジャー民兵は「斥候」の戦闘スキルを持っていて(Civi 1 なら)敵都市に移動先を合わせると相手の戦力を見る事が出来ます。
戦闘力がないので攻撃は出来ず、移動力も1ですが、主力ユニットに斥候スキルを習得させる必要がなくなるので地味に便利です。
ただし Civilization Revolution 2 の民兵は、敵都市の偵察はできなくなりました。
「数学」を取ったら攻撃力4の「カタパルト」が作れるようになりますが、これは防御力が1しかないので攻撃されたらひとたまりもありません。
そして相手は防御力の低いユニットを優先的に狙ってきます。
こうした防御がないユニットを使う時は、必ず弓兵などの防御ユニットと一緒に移動させて下さい。
余裕があれば「スパイ」も活用しましょう。
スパイは敵都市に進入すると「防御ユニットを叩き潰す」ことが出来ます。
(やや誤訳で、正確には「敵ユニットの防御陣地を潰す」です)
使用するとスパイは消費されてしまいますが、そこにいる全部隊の防御ボーナスを半減させられます。(+100% が +50% になる)
ただ都市に相手側のスパイがいる場合、スパイ同士の戦いとなり、これに勝たないと工作は出来ません。
またスパイはステルスユニット(見えないユニット)ですが、敵ユニットや都市に隣接させると見えてしまうので、他のユニットで守った方が無難です。
「封建制」を取って「騎士」が作れるようになったら、本格的な進攻開始です。
兵舎を先に作ってベテラン騎士で軍団を作れば攻撃力18、戦闘スキルの潜入があれば都市攻撃時の攻撃力は30に及びます。
海岸からの「援護砲撃」も結構有用です。
ガレオン船を3つ作って軍団にすれば援護砲撃力は3。
援護砲撃は何度でも行えますしダメージも受けないので、長く活用できます。
ただし、戦争をするには「十分な生産力がないと無理」というのを、まず覚えておきましょう。
「生産都市」と言えるものが欲しいところで、ちゃんとした生産力がない場合は、まずそれを得るのが先決です。
国によっては金融都市でゴールドを増やし、「緊急生産」で生産力を補う戦法の方がいい場合もあります。
この辺りまで来たら政治体制や国家遺産も戦闘の支援に使えます。
「宗教」を研究して政治体制を「原理主義」にすると全ての陸上ユニットの基本攻撃力が +1、文化遺産の「姫路城」も全ユニットの基本攻撃力 +1 になります。
文化遺産は作るのが難しいですが、政治体制は(1ターンの研究/生産ペナルティーはありますが)いつでも変えられるので、重要な攻撃の前だけ原理主義にする手も使えます。
相手がライフル兵で防衛するようになると騎士では(大量にいるかスキルが良くないと)通用し辛くなります。
しかし移動力も防御力もない大砲(カノン砲)は使い勝手が悪いです。
騎士の次の攻撃部隊は「戦車」なので、「内燃機関」の研究を目指しましょう。
戦車は攻撃力が 10 で、その強さは騎士の2倍以上です。
相手が「歩兵」で守ると厳しくなりますが、戦車を量産出来るようになれば、制覇勝利は見えている事でしょう。
「飛行機」を研究すると航空ユニットを出せますが、「戦闘機」は攻撃力が低くて都市攻撃には使えません。 戦闘機はあくまで敵航空機の迎撃用です。
航空機を攻撃に活用するには「航空工学」を開発して「爆撃機」を作れるようにならないといけないので、もう少し先の話になりますね。
Civilization Revolution 2 には、新しい攻撃方法が加わりました。
都市に防壁と砲撃ユニットがいる時のみ使える「都市長距離攻撃」です。
使用する際には都市をタップし、ふきだしの右上にある照準ボタンを押します。
都市長距離攻撃は反撃を受けません。 一方的に攻撃することができます。
通常は都市の隣のマスにしか実行できませんが、「長距離砲」があると2マス先にも攻撃できるようになります。
ただし実行できるのは1ターンに1回で、その都市に複数の砲撃ユニットがいてもそれぞれが実行できる訳ではありません。
砲撃するユニットは自動的に一番攻撃力の高いものが選ばれます。
砲撃ユニットは「カタパルト」「大砲」「長距離砲」のどれかです。
※アップデートで、射撃ユニットは全て都市長距離攻撃が可能になりました。
弓兵や戦車、ライフル兵などでも実行可能です。
問題は「防壁」です。
Civilization Revolution で防壁を作るには生産力 100 が必要で、これはなかなか大変です。
(元々レボリューションはオンライン対戦を考慮して作られているため、戦局がこう着する要因になる防壁は作り辛くなっているようです)
防壁を作るなら、他の物を作った方が良いというのもあります。
ただ、都市長距離攻撃ができれば都市が落ちることはまずないので、戦略的に使えば有効です。
最前線の、要所となる場所に都市を作り、緊急生産なども併用して防壁を作れば、敵の戦力を削ぐ砲台として活用できるでしょう。
Civilization Revolution 1&2 攻略 3/6
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