Fieldrunners(フィールドランナーズ)
内容:タワーディフェンス
作成:Subatomic Studios, LLC
公開:2008/10 初期バージョン公開
対応:iPhone / iPod touch 版と iPad 版あり
価格:iPhone 版 85 円、iPad 版 250 円
詳細を表示する(iTunes が起動します)
iPad 版の詳細を表示(iPad 専用)
※続編の Fieldrunners 2 もすでに公開されています。
Fieldrunners 2 の詳細と攻略は こちら をご覧下さい。
iPhone 定番の人気アプリにして、モバイルゲームアワードなど数々の賞を受賞した、iPhone でもっとも人気のあるゲームの1つです。
iPhone のタワーディフェンスの先駆け的存在でもあります。
このゲームの特徴は、フィールドの形をプレイヤーが自在に作れる事。
多くのタワーディフェンスでは、敵が進んでくる道筋は決まっています。
しかしこのゲームのフィールド上には、最初は何もありません。
プレイヤーはその中に自由に防衛施設(タワー)を建て、そして敵はタワーを避けながらゴールへと向かっていきます。
そのためタワーを並べて壁を作ったり、迷路のようにしたりして、敵の通り道をプレイヤーがコントロールする事が出来ます。
どんなマップを作り出すのか? それがこのゲームの攻略のポイントであると同時に、面白さでもあります。
また、もう一つ特筆すべきなのは・・・ グラフィックですね。
丸っこいコミカルなキャラクター、ミサイルやレーザーが飛び交う派手な戦闘は、見ているだけでも楽しくなります。
- このゲームに敵の「決まった通り道」はありません。
プレイヤーはフィールド上に施設(タワー)を建てて敵を迎撃します。
敵は入口から入って、プレイヤーが建てた施設を避けながら、ゴールへと最短距離で向かって行きます。
- 必ず入口から出口までの道がある形でなければ、タワーを配置できません。
完全に出口へのルートを塞いでしまうような場所にタワーを置きたい場合は、先に別の場所を開けて、出口までの道を確保しておかなければなりません。
- このゲームには「飛行する敵」が存在します。
飛行ユニットは障害物を無視して、一直線にゴールへと向かっていきます。
タワーを並べて壁を作り、迂回させるといった事は出来ません。
- ゲーム開始時には 10 秒間の待機時間がありますが、それ以後はインターバル(休憩)時間といったものはありません。
敵の進攻はずっと続くので、考えたい時はゲームを一時停止しましょう。
一時停止中でも、自由にタワーの設置や撤去は行えます。
- タワーは Gold(資金)を消費して設置します。
資金は敵を倒した時のみ入手できます。
このゲームにはクリアボーナスは存在しません。
- 設置したタワーをタップすると、「アップグレード(UPGRADE)」を行う事が出来ます。
所定の Gold を支払う事で、タワーをレベルアップさせ強化できます。
また、売却(SELL)して取り払う事も出来ます。
- タワーの売却(SELL)を行うとスコアが減少するペナルティーを受けます。
これは敵に突破されそうな時にマップの形を変えて、敵を引き返させたり、行ったり来たりさせ続ける「ジャグリング」と呼ばれる行為に対し、ペナルティーを与えるためです。
ジャグリングに関しては後述します。
- 2つ目のフィールド以降、敵の入口と出口が2つ以上になります。
この時、入口と出口はそれぞれ一対になっており、敵は対角線上にある出口へと向かいます。 別の出口からは離脱しません。
- 敵にトータルで 20 体突破されるとゲームオーバーです。
- Wave 100 をクリアすると勝利となります。
- (このゲームは各面を Round と呼んでいますが、タワーディフェンスは一般的に各面を Wave と呼びます。 よってこのページでは Wave と表記します)
- このゲームには3つの難易度、3つのマップ、3つのゲームモードがありますが、開始時点では1つのマップと1つのゲームモードしか選べません。
(難易度は最初から3つとも選択可能です)
- 最初に選べない(ロックされている)モードは、以下の条件で使用可能(アンロック)になります。
- Grasslands:草原マップ。最初から使用可。
- Crossroads:屋内マップ。入口と出口が2つ。
Grasslands で Wave 50 に到達すると使用可能。
- Drylands:砂漠マップ。入口と出口が3つ。
Crossroads で Wave 50 に到達すると使用可能。
- Classic:タワー4つの旧モード。最初から使用可。
- Extended:2つのタワーが追加された新モード。 2009年2月追加。
Classic をクリア(Wave 100 クリア)すると選択可能。
解放されるのはマップごとなので、1つ目のマップの Classic をクリアしても、2つ目のマップの Extended は解放されない。
- Endless:タワー6つの新モード+100 Wave 後もゲームが続行。
終わりがないモードで、ハイスコアを狙う事が出来る。
(ただし Wave 100 後は敵がかなり強くなる)
Classic をクリア(Wave 100 クリア)すると選択可能。
こちらも解放されるのはマップごと。
- 倍速モード:ゲームスピードを2倍に出来る。
画面右上に倍速モード切り替え用のボタンが追加される。
各フィールドで 75 Wave に到達すると使用可。
これも解放されるのはマップごと。
iPad 版は最初から使用可能。
- 各モードのアンロックは難易度イージーでも OK です。
難易度が違っても敵の出現パターンは同じで、敵の耐久力のみ異なります。
ただし、出現パターンは Classic と Extended では異なります。
また、点数はイージーを基準にすると、ミディアムは2倍、ハードは3倍です。
- 2009年12月のアップデートにより、「追加課金」が導入されました。
iPhone / iPod touch 版では2つのステージを、各 115 円で購入可能です。
「SKYWAY」と「FROSTBITE」が有料ステージです。
さらにアップデートで「Mudslide」「Lavaflow」も加わっています。
どのステージにも新しいタワーが付属されており、その使い方が鍵となります。
新しい敵も登場します。
他のステージと同様、最初は Classic しかプレイ出来ません。
難易度は高く、他のステージをクリアしてから挑んだ方が無難です。
なお、iPad 版の「Fieldrunners for iPad」は価格が 900 円ですが、この追加ステージは最初から利用可能になっています。
本体価格が高い分、iPad 版にはアプリ内課金はありません。
- 飛行する敵は障害物を無視して一直線にゴールに向かっていきます。
どんなにタワーを並べて迷路を作っても飛行ユニットには意味がありません。
つまり飛行ユニットの対処がこのゲームのポイントとなります。
- 飛行ユニットは一直線にゴールに向かうので、その直線上を攻撃範囲に含める形で主力のタワーを並べるのが攻略の基本となります。
- Classic(タワー4つの旧モード)と、Extended(タワー6つの新モード)では攻略が異なります。
Classic では複数の敵にまとめてダメージを与えられる強力なタワーがないため、敵が出来るだけまとまらないようにする必要があります。
Goo Tower(ねばねば)で敵を遅くすると、複数の敵が重なって、それが原因で突破を許す場合もあるので注意して下さい。
- 逆に Extended には重なった敵にまとめてダメージを与えられる Flame(炎)や Mortar(大砲)があります。
これらの攻撃範囲の手前では、敵がまとまるようにした方が強いです。
Goo Tower(ねばねば)とうまく組み合わせましょう。
- Missile(ミサイル)はコストの割に攻撃力が低く、攻撃間隔も長めで、ゲーム中盤以降は頼りになりません。
攻撃範囲が広い(約3マス)という利点がありますが、費用対効果が低めである点を考えて配置しましょう。
- このゲームはタワーのアップグレード費用が、設置費用より安いです。
主力のタワーは積極的にアップグレードさせていきましょう。
- このゲームの攻略の最大のポイントは、どんなマップを作るかですね。
これには正解はないのですが、一例をいくつかここで上げておきましょう。
配置例、その1。 上下往復パターン。
多くの人が最初にやる配置パターンだと思います。
マップ全体を使って敵を何度も上下移動させるパターンで、敵の移動経路が最長になるのが利点です。
ただし飛行ユニットは一直線に飛んでいきますので、主力ユニットは必ず中央ラインに固めて下さい。
この配置の欠点は、たくさんのタワーを使って順路を作らないといけないので、お金がかかる事。
その分、主力の攻撃用タワーにかけられる資金が減ってしまいます。
そのため飛行ユニットに突破されやすいのが難点です。
配置例その2。直線パターン。
どうせ飛行ユニットは一直線に飛んでいくのです。
だったらタワーも直線に置いて、攻撃を集中してしまえ! という配置。
でもそれだけだと敵がそのまま出口に飛び込んでしまうので、出口の手前からマップ左に往復させる道も作り、移動経路を長くして、かつ攻撃も2度受けさせるような形にしています。
配置に必要なタワーの数が少ないので、主力の攻撃タワーにお金をつぎ込めるのが最大の長所。
欠点は敵の移動経路が短めなので、大量に来ると突破されやすい事。
特に右まで行って折り返して来た敵がいる時、まだ入口付近にも敵がいると、折り返して来た敵の方にはあまり攻撃が飛んで行きません。
マップ上部が空いているので、もう少しアレンジしてマップ上部も使うような形にすると、地上の敵に突破されるケースを減らす事が出来るでしょう。
配置例その3。マップ2の合流パターン。
マップ2では敵が2方向からやってきますが、そのままでは対処が難しいので、敵を合流させて同じ場所で迎撃できるようにしています。
また、マップ2以降は空の敵と地上の敵が同時に来る場合があるので、一度横に迂回させて空の敵と地上の敵を分断させています。
欠点は2ヵ所から来る敵を合流させている分、まとめて敵が中央部に突入して来るので、それが原因で突破される場合がある事。
画像は Classic のものですが、本当はまとまった敵に一度にダメージを与えられるタワーのある、Extended の方に向いている配置です。
これらの配置はあくまで「一例」です。
アレンジするのもいいですし、自分のオリジナルの配置を編み出して見るのも面白いので、色々試してみましょう。
- 敵に突破されそうな時、別の場所を開けて、突破されそうな出口を塞いでしまい、敵を引き返させる方法を「ジャグリング」と言います。
これを繰り返すと、敵を死ぬまで行ったり来たりさせる事も出来ます。
ぶっちゃけ、このゲームはジャグリングを使えば、地上のユニットに突破される事はほぼありません。
空を飛ぶ敵だけ注意しておけばいい訳です。
- ただし Ver 1.2 以降(2009年2月以降)、タワーを売るとスコアを大きく減らされるようになりました。
これによりジャグリングを多用しているとスコアが全く伸びなくなります。
ハイスコアを狙う場合はジャグリングは出来るだけ避けなければなりません。
(建て直しも出来るだけ避ける必要があります)
よって、ジャグリングに頼った攻略・マップ構成は、現在はハイスコアを狙うのには向いていません。
- ジャグリングを使っても、場合によっては突破される事があります。
敵が非常に多く、長い列を作っていて、突破されそうな時に出口を塞いでも、別の所に開ける場所がない(開けたらその近くにいる敵が突破してしまう)というような場合です。
これを防ぐには、ジャグリングをする際に塞ぐ場所と開ける場所を、出来るだけ離す必要があります。
上画像の場合だと、下画像のようにすれば突破されにくくなります。
「ジャグリング」はスコアを大きく下げてしまいます。
しかし、いざという時に使えるようにしておくに越した事はありません。
ジャグリングを出来るだけ避けたい時でも、下準備は用意しておいた方がいいでしょう。
- なお、ジャグリング・ペナルティー(タワー売却による減点)が導入されたのは 2009年2月以降ですから、このゲームのスコアはそれ以前とそれ以降では、それ以前の方が高くなります。
よって同じ様にスコアを比較する事は出来ないのでご注意下さい。
また、売却による減点があるという事は、設置ミスがそのまま減点になるという事でもあります。 タワー設置時にはご注意を。
iPad 版「Fieldrunners for iPad」について |
Fieldrunners には、iPad 版の「Fieldrunners for iPad」も登場しています。
ゲーム内容は変わらないのですが、画面が広くなっており、グラフィックが iPad の高解像度に対応したものに描き直されています。
爆発や炎も綺麗になり、フィールド上の細かな演出なども追加されました。
倍速モードが最初から利用できるなど、若干の違いもあります。
また、iPad 版には BGM があり、ゲームバランスが調整されています。
価格は 900 円と割高ですが、2つの追加課金ステージとタワーは最初から含まれています。
iPad を持っている方なら、こちらの方がオススメですね。
【フィールドランナーズ 攻略データページ】
Fieldrunners タワー一覧 & 追加課金詳細
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