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真・三國無双 斬 レビュー

真・三國無双 斬真・三國無双 斬
ソーシャルゲーム 無双系
開発:So-Cayenne(台湾)
監修:コーエー(日本)
運営:NEXON(韓国)
本体無料、課金・ガチャ・スタミナあり
レビュー公開:2018/9/26
iPhoneAndroid

ようやく出て来た無双らしい無双

一人の将軍として広大な戦場を駆け巡り、剣や槍を振り回して敵をバサバサと斬り倒す、文字通りの「一騎当千」の戦いを行う爽快な戦争アクション「真・三國無双」。
この大人気シリーズのソーシャルゲーム版が、監修コーエー、運営ネクソンで公開されました。
真・三國無双 斬」です。

真・三國無双 斬

真・三國無双のスマホゲームはこれが初めてではありません。
しかし過去の作品は戦闘が自動進行だったり、ポチポチゲーだったり、見下ろし型のミニゲームだったり、無双とは名ばかりのガッカリソシャゲばかりでした。

しかし今作は専用ゲーム機の無双シリーズに勝るとも劣らないグラフィックを持ち、派手な無双アクションを楽しむことができます。
オートも可能ですが、プレイヤーが自ら槍を振るって敵を殲滅していく爽快さは健在で、三国志らしいストーリーも展開されます。

ただし、そこはスマホのソーシャルゲーム。
真・三國無双のもう1つの特徴である、砦の攻略や敵将の打倒によって戦況をコントロールし、味方を勝利に導いていく戦略性は一切残っていません。
戦場は狭く、1ステージは2~3分で終わります。

無双シリーズに求めていたものが「一騎当千アクション」なのか、「戦争シミュレーション」なのかで、今作の評価は分かれるところでしょう。

ソーシャルゲームなのでアプリ本体は無料。ただし課金・広告・スタミナはあります。
韓国ネクソンの運営なので、韓国で禁止されているガチャがあるのか疑問でしたが、少なくとも日本版はガチャのソシャゲになっています。

真・三國無双 斬
真・三國無双 斬 戦闘シーン

画面左側をスライドして移動、攻撃ボタンで武器を振る、一般的な操作方法です。
操作性は良好で、タッチパネルでも遊び辛さは感じません。

攻撃ボタンを連打すると華麗な連続技がバシバシ繰り出され、多数の敵兵をなで斬りにできます。
さらに各キャラに必殺技が4つも用意されていて、派手な攻撃を繰り出せます。
必殺技には 10~20 秒ほどのクールダウン時間がありますが、4つもあるのでローテーションで使えば出しまくる事が可能。

それに加え、ゲージを消費して発動する無双技もあり、何度も言いますがとにかく派手。
まさに無双アクションの極地です。

ただ、ガードボタンはなく、連続では使えない回避ボタンがあるだけで、戦い方は大雑把。
敵の攻撃はこちらの必殺技で打ち返す感じです。

そして「AUTO」のボタンがあり、これを ON にすると自動で攻撃を行ってくれます。
プレイヤーがやることは必殺技の発動だけ。
さらに「AUTO+」もあって、こちらにすると必殺技も自動になります。
プレイヤーはほぼ見てるだけ。たまに無双技を発動させるぐらい。

正直、必殺技多過ぎ、オート便利すぎで、ゲームとしてどうなんだと思うところもあります。
難易度も低く、当面は低レアリティのキャラでも特に苦戦はしません。
ただ、ライトユーザーも多いスマホのソーシャルゲームであることを考えると、この方が良いのかもしれませんね…
一応、自分で操作すればちゃんと爽快感のあるバトルはできます。

ネクソンは過去にもオート進行の剣劇 3D アクション・ソーシャルゲームをいくつか公開しており、今作はその外観を変えたもの、といった印象です。
そのためビジュアルは間違いなくコーエーの三國無双なのですが、私的には韓国のソシャゲアクションの感が強いです。

真・三國無双 斬 庭園の戦い
※桜の舞い散る庭園で虎と格闘。
静止画では解りにくいですが、グラフィックは本当に素晴らしく、滑らかで派手でスピーディー。
専用ゲーム機レベルのクオリティです。

真・三國無双 斬 無双必殺技
※無双必殺技の旋風攻撃。もはや回りが見えない。
必殺技はとにかく派手で、見応えがあります。
ただ、常時必殺技状態で進めるのはちょっとやりすぎ…

真・三國無双 斬 連弩車
※ほぼオートでも良いのですが、この連弩車は注意。
射程内にいるとマシンガンのように矢が飛んできますが、オートだと避けてくれません。
これがいる時は手動で逃げた方が良いです。

ソーシャルゲームですからキャラクターの入手はガチャ次第。
ただ、課金通貨はゲームの進行やログインボーナスなどでも相応に得られます。

キャラクターにはレアリティだけでなく、火・水・風の属性があって、火の関羽や水の関羽が個別に存在します。
キャラクターは3体(+助っ人)まで出陣でき、バトル中に交代可能。
敵の属性に合わせて変えられるよう、各属性のキャラを育てておいた方が良いでしょう。

キャラクターの経験値はバトルでも得られますが、主にアイテム合成で上げていきます。
この辺はソシャゲおなじみのシステム。
他に、お金を稼げる特殊ステージの「チャレンジ」や、武将を派遣することで数時間後に経験やアイテムを得られる「探索」などがあります。

真・三國無双 斬 武将編成画面
※武将編成画面。三國無双は魏が青、呉が赤、蜀が緑でしたが、今作の色は属性に応じています。
そのため赤の夏侯惇や緑の甘寧がいて、ちょっと新鮮。

真・三國無双 斬 木牛車
※チャレンジステージ。左右から走ってくる木牛車を壊してボーナスゲット。
他に衝車を護衛して城門を破壊するとか、敵を吹っ飛ばして崖から落とすといった特殊ステージがあります

ソシャゲでありながらストーリーシーンが豊富で、バトル中にセリフが出るだけなく、イベントの演出もあり、本家の無双シリーズから流用している数々のムービーも流れます。
ボイスも豊富で、ステージ選択画面も凝っており、三國無双らしさは十分。
この辺りは流石コーエーの監修と思えます。

ただ残念なのは前述したように、味方を援護したり、拠点を攻略するといった、全体の戦局を見ながら広い戦場を駆け回り、友軍の勝利を目指す戦略要素が完全に廃されていること。

短いステージでそれを再現するなんて無理なので、ソシャゲである以上は仕方ないのですが、私にとって三國無双と言えば「オープンワールドの合戦再現ゲーム」だったので、正直「コレジャナイ」というのが本音です。
真・三國無双の魅力を同様に考えている人だと、同じ感想になるでしょう。

ただ、一騎当千の爽快感を重視か、戦争の戦略性を重視かは、戦国無双も含め、本編の無双シリーズでも作品ごとにまちまちです。
ユーザーの意見も「もっとオレツエーしたい」という人もいれば、「もっと合戦らしさを」という人もいて、意見が割れていました。

今作は爽快感のみに特化した、ある意味ソシャゲ版として割り切った作りで、それは「敵兵を爽快に斬りまくる無双アクションこそが三國無双だ」と思っている人には、むしろ理想かもしれません。

真・三國無双 斬 董卓と呂布
※董卓と呂布の会話シーン。バトル中に出て来る会話、イベントの会話、こうしたステージ前後の会話があり、物語が語られる場面が豊富です。
当然ですがキャラクターはコーエーデザイン。

真・三國無双 斬 ステージセレクト
※ステージ選択画面。こんな風に格好いいイラストになっていて、文字が並んでいるだけではありません。
しかも絵の一部はアニメーションします。

良いか悪いかはともかく、ソーシャルゲームの真・三國無双です。
紛う事なきソーシャルゲームですが、今までのスマホ用なんちゃって無双とは違い、ちゃんと三國無双しています。

そしてこの手の 3D アクション・ソーシャルゲームとしては、技術的クオリティはトップクラス。
ソーシャルゲームの経験しかないユーザーは、このグラフィックと動きを見たら驚くのではないでしょうか。
AUTO でも進められる内容なので、アクションが苦手な方でも楽しめます。

私が無双シリーズに求めていたものは今作にはないので、私的には続ける気はありません。
ただ、インパクトは凄いので巷の高評価は頷けますし、ソーシャルゲームユーザーには注目の作品でしょう。

真・三國無双 斬真・三國無双 斬 (iOS 版、App Store)

真・三國無双 斬 (Android 版、Google Play)

※Youtube 公式 PV

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