VANGUARD STORM
(ヴァンガードストーム)
内容:ディフェンスシミュレーション
作成:スクウェア・エニックス
公開:2009/5 初期バージョン公開
価格:350円
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「クリスタルディフェンダーズ」の流れを汲む、スクウェア・エニックスの iPhone / iPod touch 用アプリ第二弾です!
第一作目のクリスタルディフェンダーズは「タワーディフェンス」でしたが、今作は全く異なるゲームになっています。
しかし「次々やってくる敵を突破されないよう撃退する」という、ディフェンス型シミュレーションである点は同じです。
もちろん一作目と同じく、ファイナルファンタジー(FF)のキャラクターが多数登場する、FFの世界観を持つゲームです。
ゲームのフィールドは8×4のマスで構成されています。
敵は左から1ターンに1~2マスずつ右に進んでいき、プレイヤーは味方キャラクターを画面の右半分に配置して、それを迎撃します。
キャラクターにはそれぞれ攻撃範囲が決められており、例えば戦士なら前とナナメのマスを攻撃、魔道士なら横の直線上にいる敵を攻撃、と言った具合です。
この攻撃範囲をうまく組み合わせ、敵が一番右に到達してしまう前に撃退するのがゲームの目的となります。
時には敵の前に立ちふさがり、ダメージを受けつつ相手の移動を妨げることも必要になります。
パズル的な要素も強い、頭を使うゲームとなっていますが、難度が抑えられていて比較的簡単にプレイすることが出来ます。
一方で、ハードモードとなる二週目は難度が高く、ゲームに慣れたプレイヤーでも挑戦のし甲斐があります。
iPhone / iPod touch の操作に適したゲームでもあり、初期のクリスタルディフェンダーズが操作性の面で酷評された教訓も生かされています。
誰にでもオススメ出来るゲームと言えますね。
- フィールドは横8マス、縦4マスで構成されています。
敵は左から右に、1ターンに通常1マスずつ移動していきます。
プレイヤーは味方キャラクターをマス上に配置して迎撃しますが、キャラクターを配置できるのは右半分のマスのみです。
- キャラクターごとに攻撃力と攻撃範囲が決められています。
範囲に複数の敵が入っている場合、まとめてダメージを与えられます。
また、敵を攻撃するのではなく、味方を回復する者、味方の攻撃力を上げる者、攻撃は出来ないが盾役となる者なども存在します。
- 敵には「飛行する敵」も存在します。
飛行する敵はソルジャーは攻撃が出来ません。
弓や魔法などの飛び道具を使うキャラクターで迎撃する必要があります。
- 敵の中には「打撃に強い」「魔法に強い」などの特性を持つ者もいます。
ここで言う「打撃」は物理攻撃の事であり、弓なども含みます。
- 「速度が速い」敵は、1ターンに2マス移動します。
ただ、前に遅い敵がいる、前が1マスしか空いていない、という状況では1マスしか移動しません。
- 敵のすぐ前にキャラクターがいると、敵からの攻撃を受けてしまいます。
しかしこの時、その敵は前進が出来なくなります。
時には体力のあるキャラクターを盾にして、敵の進攻を阻むことも必要です。
ただし攻撃を受けて HP(ヒットポイント、体力)がなくなると、そのキャラクターは倒れて戦闘不能となります。
キャラクターが倒された場合、敵はそのまま前進してきます。
倒されたキャラクターは Wave(面)が終わると復活します。
- 画面の外周の枠はタイマーになっています。
反時計回りに色が変わっていき、タイマーが尽きると強制的にターン終了となってしまいます。
また画面上部の「SKIP」のボタンを押すと、時間が残っていてもターンを終了させることが出来ます。
SKIP して速くステージをクリアするとタイムボーナスが貰えます。
(タイムボーナスは 200pt からの減点制となっています)
- 特定の Wave クリア時に「援軍」が得られます。
援軍は2つのキャラクターのどちらかを選べ、味方が1人増えます。
- 敵を全て撃退すると Wave クリアです。
各ステージで決められた Wave をクリアするとステージクリアとなります。
Wave クリア時には結果に応じてスコアが加算されます。
スコアは Wave をクリアしないと加算されないため、クリア出来ずにゲームオーバーになると 0 となります。
また、ゲームオーバー後に「やりなおし」を選ぶと、ゲームオーバーになった Wave から再開できますが、スコアは 0 になります。
- Wave をクリアするごとにキャラクターのレベルが上がります。
つまり Wave 3 だとキャラクターは全員レベル3という事になります。
ただこのゲームの場合、こちらのレベルアップに合わせて敵も強くなっていきますから、相対的な強さはあまり変わりません。
- 敵が1体でも一番右のマスまで到達するとゲームオーバーです。
- ステージは全部で 10 あります。
ステージは1から順にクリアしていき、最後のステージをクリアすると「ゲームクリア」となります。
- 一度ゲームクリアすると、開始時に「NORMAL」と「HARD」を選択できるようになります。
1週目のゲームは NORMAL で、HARD はまた1から順番にステージをクリアしていく必要があります。
HARD は敵の HP が高く、1週目よりかなり難度が上がっています。
- 敵の耐性に注意して下さい。
このゲームには「打撃に強い」「魔法に強い」の2種類の耐性を持つ敵が存在しますが、実際にどのぐらいダメージを軽減するかは、ステージや Wave ごとに異なります。
序盤のステージだと敵のダメージ軽減率は 25% なので、あまり気にしなくてもいいのですが、中盤になると軽減率が 50% になる事が多く、与えるダメージが半減してしまいます。
終盤になると 90% 軽減する敵も登場します。
表示上は「○○に強い」しかないのですが、実際にどのぐらい強いのかは Wave ごとに違うので、ダメージが通らないと思ったら要注意です。
- ソルジャーは攻撃力が高いため、たとえ相手が「打撃に強い」敵でも、黒魔道士の魔法より大きなダメージを与えられるケースも多いです。
例えばレベル1だとソルジャーは攻撃力が 12、黒魔道士は 5 です。
相手の物理ダメージ軽減が 25% だとソルジャーが与えるダメージは 9 なので、打撃に強い相手でもソルジャーで斬った方が強力です。
- ターンごとの処理は、回復魔法の発動 → 敵と味方の攻撃 → HPが0になったキャラクターの撤去 → 敵の移動、の順で行われます。
回復魔法は最初に発動するので、回復によって敵の攻撃に耐えられるのなら、そのまま守り続けることが出来ます。
また倒れたら壁にならないのは覚えておきましょう。
- 敵の移動の処理が最後なのに注意して下さい。
例えば、下のような状況になっていたとして・・・
犬のような敵は1ターンに2マス動きます。
この状況で青い敵を倒すと、前が2マス空いてしまうので、そのまま右端に突破されてゲームオーバーになってしまいます。
1ターンに2マス移動する敵は優先して倒すようにしないと、あっという間に右側まで移動してしまいます。
速い敵の前に遅い敵がいるのなら、その遅い敵を倒すのは少し後にした方が結果的に守りやすくなります。
また、速い敵の数が多い場合は、早め早めに壁となるキャラクターで移動を塞ぐようにしましょう。
- 敵をタップすると、残り HP を数値で確認できます。
敵を次の攻撃で確実に倒せるかどうかチェックするために、味方の攻撃力と敵の残り HP の差をよく確認しましょう。
残り時間が足りなくなってくるとそんな余裕はなくなりますが、突破しそうな敵がいる時は、落ち着いて倒せるかどうかチェックしておくべきです。
- 残り時間がある時で、まだ敵の数が多い場合は、すぐに「SKIP」せず次のターンの事を考えておくようにしましょう。
ハイスコア狙いの時はすぐに SKIP した方がいいのですが、落ちものパズル(テトリスなど)でも、NEXT(次のブロック)を見て次の事を先に考えておくのは基本です。
- 後半ステージになるとキャラクターの数が多くなり、時間が厳しくなります。
この時、配置した後に「あ、やっぱりこっちの方がいいかな」と思うのは、かなり危険です。
もちろん「どっちがいいかな・・・」と迷ってしまうのも時間切れのターン強制終了を招いてしまいます。
落ち着きつつ、迷わないように進めていきましょう。
(と、言葉で言うのは簡単ですが・・・ ^^;)
- このゲームの攻略は、1週目(ノーマル)と2週目(ハード)ではかなり異なります。
1週目(ノーマル)は難易度が抑えられていて割と簡単なので、攻略は出来るだけ攻撃を受けないようにして、ハイスコアを狙うのが基本となります。
- ソルジャーは体力があるので「壁」として使う事も出来ますが、1週目は残り HP ボーナスを得るため、出来るだけ敵の正面に立たないようにしましょう。
ナナメから敵を狙うのが基本です。
- 1週目はダメージを受けないように戦う方がラクなので、白魔道士やパラディンなどの防衛向きのキャラクターは、あまり活躍の場がありません。
援軍は攻撃重視のキャラクターを選びましょう。
その方が敵を早期に倒せるため、ゲーム展開もラクになります。
- 2週目(ハード)は「ノーダメージ」なんて甘いことは言っていられません。
ソルジャーなどの HP の高いキャラは、積極的に敵を止めに行って下さい。
- 2週目(ハード)の 援軍は、パラディンや白魔道士などの防御向きのキャラクターを選んだ方が無難です。
なぜなら敵の体力が多く、どうしても押し込まれた状態で戦うケースが多くなるからです。
また、自陣で戦う事が多くなるため、ナナメ攻撃が使いやすくなるので、魔道士や竜騎士よりも弓使いや魔砲士の方が有利になりやすいです。
弓使い・魔砲士の方が HP と攻撃力に勝る点もポイントです。
- 盾役でないキャラクターでも、場合によっては敵の足止めをしましょう。
弓使いや魔砲士は、それなりに壁も務められます。
また、白魔道士がいれば HP のないキャラクターでも結構長い時間、敵の攻撃に耐えられます。
- 大型の敵は耐久力と攻撃力が非常に高いため、普通に止めに行くと大ダメージを受けてしまいます。
こう言う時は、間に普通の敵を挟んで止めるようにしましょう。
上の画像のようにすると、ドラゴンは前にいるピンクのスライムが邪魔で前に進めませんし、攻撃も出来ません。
スライムをわざと倒さないようにすれば、ドラゴンを撃ち放題です。
画像で足止めを行っているパラディンは攻撃出来ないキャラクターですが、こういうケースだと攻撃出来ないことは、逆に利点になります。
ハードで大型の敵と戦う際に必須となる戦法です。
- 後半ステージのいくつかの Wave には、敵の弓使いや魔砲士が登場します。
そして弓使いや魔砲士は、前方には攻撃出来ません。
そのため、敵の弓使い/魔砲士の前に、こちらの弓使い/魔砲士を置くと・・・
このように互いに相手を倒せなくなります。
つまりこの状態にすると、ダメージを受けずにその列の敵の進行を止めることが出来ます。
ナナメには攻撃出来るので、その場から他の敵を攻撃することも出来ます。
(もちろん相手もナナメには撃ってくるので、相手の攻撃範囲内には入らないようにして下さい)
別の場所から弓使い/魔砲士が出てくると、それに撃たれることもありますが、それにさえ注意すれば安全に敵を止められます。
使える Wave は少ないのですが、使える場面では非常に有用です。
- バグという訳ではないのですが・・・
クリスタルディフェンダーズと同じく、このゲームはホームボタンを押してアプリを終了させた時に、その時のデータを自動で保存してくれません。
中断データを保存したい時は「メニュー」の「中断」を選択して、セーブを行ってから終わらせる必要があります。
他のアプリと同じ感覚でホームボタンですぐ終了させてしまうと、そのステージはやり直しとなるので注意して下さい。
iPhone でプレイ中に電話がかかって来た場合は、自動的に中断データが作成されるので電話の後に続きからプレイ可能です。
- ステージクリア後、「すぐに次のステージに進む」を選んだ場合、そのステージをクリアしたという情報が記録されないようです。
データは中断セーブした時かタイトル画面に戻った時に記録されるようなので、クリア後にすぐ次のステージに進んで、その後セーブせずにアプリを終了させてしまうと、再びやり直しになるようです・・・
基本的に、タイトル画面に戻ってからアプリを終了させるようにしましょう。
【ヴァンガードストーム 攻略データページ】
VANGUARD STORM キャラクタデータ一覧
VANGUARD STORM ステージデータ一覧
VANGUARD STORM 1/3
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