三國志 TOUCH
内容:戦略シミュレーションゲーム
作成:コーエー
公開:2009/10 初期バージョン公開
対応:iPhone 版と iPad 版の双方が存在
価格:iPhone 版 1200 円、iPad 版 1800 円
詳細を表示する(iTunes が起動します)
Plus 版(新シナリオと新武将作成の追加)
※iPhone 版の初代 三國志 は公開終了しています。
三國志2 は現在も公開されています。
今から 20 年以上も前の 1985 年、光栄(現コーエー)から「武将」が登場する、初めての戦略歴史シミュレーションゲーム「三國志」が登場しました。
それは「信長の野望」と並ぶ歴史ゲームシリーズの定番となり、「三国志」という物語が日本に普及する大きな原動力の1つとなります。
その「初代 三國志」を iPhone 用にアレンジしたのが「三國志 TOUCH」です。
(iPad 版も公開されています)
後の「信長の野望」や「三国志」シリーズのベースとなったゲームであり、所属武将に命令を与え、領土の開発を行って収益を増やし、その収益で兵士を雇い、その兵力で他国に進攻して勢力を拡大、最終的に全領土の占領を目指します。
iPhone / iPod touch 版は操作がタッチパネルに最適化されており、大きめのボタンと最適化されたコマンド・戦闘マップでプレイしやすくなっています。
「初代の三国志の移植」であるため、いま見るとヘンに思える部分もありますが、システムがシンプルにまとまっているため、iPhone / iPod touch で登場させるなら複雑化している続編より、こちらの方がいいというのもありますね。
一方で、旧作にあったバグは修正され、武将の顔も最近のものに差し替えられており、各武将の史実解説も追加されています。
非常に時間のかかるゲームであり、「携帯ゲームならではのお手軽さ」はありませんが、本格的な歴史シミュレーションゲームをプレイできます。
iPhone のアプリとしては価格は高いのですが、「歴史を作ったゲーム」であり、戦略シミュレーションが好きならぜひオススメしたいアプリです。
※すぐに不正落ちするという方へ
iTunes のコメントに「不正落ちが多発する」という意見が多いようです。
戦闘中や戦闘後に不正落ちが多発している方は、iPhone / iPod touch 本体の電源を切って、再起動してみて下さい。
詳しくはページ下部の 注意点 をご覧下さい。
- 1ヶ月に1回、領土ごとに命令を出すことが出来ます。
命令は「内政」「外政」「軍事」「政庁」の4つに分かれています。
リストを横にフリックする(横にはらう)ことで、情報・ヘルプ・機能・終了のボタンも現れます。
- 「内政」で「開発」や「施し」を行うと、その領土の「開発」や「民忠(民の忠誠度)」が上昇し、それにより毎年1回ある収入が増えていきます。
収入は7月、季節が秋になる際に得られます。
(この時、武将には金、兵士には米の給料の支払いも行われます)
- 「開発」の実行時には、それを実行する武将を選択します。
武将には「知力」「武力」「魅力」の3つの能力があり、開発は知力が高いほど有利になります。
「施し」は武将は選択せず、能力の影響は受けません。
- 武将の一覧画面が表示されている時に画面を横にスライドさせると、表示する情報を切り替える事が出来ます。
また「ソート」のボタンを押すと武将の並び替えが出来ますが、この時に兵士数の一覧が表示されていれば兵士数が多い順に、武将の能力値が表示されていれば特定の能力値順にソートすることが出来ます。
- 「軍事」では「徴兵」や「訓練」を行う事が出来ます。
金と米を使って「徴兵」すると、武将の兵士数を増やすことが出来ます。
徴兵は 3000 の兵力を3人の武将で雇うと、それぞれの武将に 1000 ずつの兵士が与えられます。
この兵士数は再編成することは出来ません。
- 兵糧が足りない時は「内政」の「商人」で購入することが出来ます。
ただし、その土地に商人が来ていないと実行できません。
商人がいるかどうかは画面右上のアイコンで確認可能です。
- 武将の移動時に、金や兵糧も移動させられます。
しかし武将を伴わない物資の「輸送」は、初代三国志にはありません。
必ず武将と共に物資を運ぶ必要があるので注意して下さい。
- 領地は勢力別に色分けされていますが、白い場所は「空白地」です。
ここには支配者はおらず、武将を「移動」させるだけで自分の領地にすることが出来ます。
他の勢力の領地に攻め込みたい時は「軍事」の「出陣」を選びます。
出陣できる武将は最大5人で、金と兵糧も必要になります。
- 出陣して他の領地に攻め込んだか、逆に攻められた場合、戦争になります。
戦闘画面は六角形のマスで区切られていて、順番が回ってきた武将を移動させ、敵武将に隣接させて「攻撃」を実行し、敵を倒します。
- 移動できる量は「機動力」によって変わります。
機動力は部隊の「士気」によって高くなり、士気は訓練や勝利で増加します。
- 移動後の攻撃は出来ません。
- 待機すると機動力が1増えます。
連続で待機すると蓄積されていきますが、行動すると初期値に戻ります。
- 水上に移動するには機動力が 6 か 10 必要です。
武将には「水軍」という能力があって、これが「○」の武将は 6、「×」の武将は 10 です。
足りない場合は待機して増やしてから移動する必要があります。
- 城や山は戦闘で有利です。
また、城には計略が効きにくくなっています。
攻撃側がすべての城の上に部隊を置くと、攻撃側の勝利です。
防御側は攻撃側の兵糧庫の上に部隊を置くと勝利できます。
- 攻撃の基本は、敵を複数の部隊で囲んでの「一斉攻撃」です。
「突撃」はどちらから 0 になるまで戦いますが被害も大きくなります。
- 「火計」を実行して成功すると、その場所に火が付きます。
火は風向きの方向に燃え広がっていきます。
火計の成功率は敵との「知力」の差によりますが、誰もいない場所に火を付けるのは知力がなくても高確率で成功します。
- 初代の三国志の火計は必殺の威力です!
部隊に火が付いて、そのままそこに留まっていると部隊は即壊滅します。
もし自分が火を付けられたらすぐに動いて下さい。
動けない状況の時は・・・ 退却することになりますね。
- 敵を全滅させるか、退却させれば勝利となります。
退却はどこからでも可能で、追撃などを受けることはありません。
ただし、希に失敗して敵に捕まることもあります。
空白地への退却も可能ですが、周辺に空いた土地か自国領がなければ退却不可能です。
- 戦闘に勝利すると、捕まえた敵武将を「登用」して自分の武将にできます。
ただし忠誠度が高かった場合、登用した後の忠誠度は非常に低くなります。
忠誠度は「内政」の「褒美」で上げることが出来ますが・・・ なかなか高くならず、お金もかかります。
【 注意点 】
- これは「三国志 TOUCH」に限らず、容量の大きな iPhone / iPod touch アプリに共通して言えることなのですが・・・
iTunes からダウンロードしてインストールした後、そのまま起動していると、アプリの動作が非常に不安定になります。
そのままでは不正落ちや処理落ちが多発するため、インストール後は一度 iPhone / iPod touch の本体の電源を切り、再起動しましょう。
(ここで言う「本体の再起動」とは、単に iPhone をスリープ状態にするのではなく、電源ボタン(スリープボタン)をしばらく押しっぱなしにして、電源オフのスライドバーを動かし完全に電源を切ってから再び入れ直すことです。
詳しくは iPhone / iPod touch の基本操作 をご覧下さい)
本体再起動後はアプリの動作は安定するはずです。
- このゲームには「Resume(再開)」がありません。
アプリを終了させたり不正落ちが発生してしまうと、セーブしていなかった場合にデータは消えてしまいます。
「機能」から手動でセーブしなければ保存できないので注意して下さい。
長時間かかるゲームであるため、不測の事態や不正落ちでデータが消えるのが恐いため、ゲーム中はこまめにセーブしておきましょう。
【三國志 TOUCH 詳細攻略ページ】
三國志 TOUCH 内政指南 / 外政指南
三國志 TOUCH 戦争指南
三国志 TOUCH 攻略ページ 1/3
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