iPhone / iPod touch 定番ゲーム紹介
アーケードから移植/アレンジのパズル
このページでは iPhone / iPod touch のアプリで、ぜひオススメしたい・ご紹介したいという「パズルゲーム」を、一覧形式で表記しています。
ゲーム概要・スクリーンショット・ゲームシステム・基本攻略 の4項目を主に掲載していますので、どんなアプリがあるのか知りたい時や、買ったけどルールやシステムがよく解らない、うまく進めない、という時に活用して頂ければと思います。
このページは「パズルゲーム」カテゴリの3ページ目です。
パズル(アーケードからの移植/アレンジ) |
パズルボブル
ジャンル:シューティングパズル
タイトー 2009/9 450円(アプリ内課金あり)
・詳細を表示する(iTunes 起動)
※iOS9 以降だとメッセージが英語になってしまいます。
タイトーが 1994 年に開発・販売した、かわいいキャラクターが泡を繋げて消していくパズルゲームが「パズルボブル」です。
シンプルで解りやすい内容がウケて大ヒットとなり、様々なゲーム機に移植され、シリーズ作も数多く登場しています。
携帯アプリとしても定番のゲームになっていますね。
iPhone / iPod touch 版のパズルボブルはシリーズの移植ではなく、オリジナルの作品となっています。
泡を撃ち出してくっつけ、同じ色の泡を3つ以上繋げると消えます。
泡は支点となる場所から枝のように繋がっており、途中の泡を消すことで枝の先端側の泡をまとめて落とす事も可能です。
泡を一定数撃ち出すごとに画面全体が下がってきて、画面下のラインまで達してしまうとゲームオーバー。
その前に泡を全て消すとクリアとなります。
iPhone / iPod touch 版は各ステージの難易度がやや低めに調整されていて、気持ちよく泡を消せるステージが多く、誰でも楽しめるようになっています。
その一方でパズル性の高いステージも増えており、「特定のポイントを狙うと簡単にクリアできるが、それが解らないと大変」という面も多いです。
初期バージョンはグラフィックや演出が今ひとつだったのですが、アップデートにより改良され、さらにゲームモードや特殊バブルなどが加わり、課金による追加ステージなども増やされました。
現在は万人にオススメ出来る、代表的なパズルアプリと言えます。
【 アプリ内課金について 】
アップデートにより、パズルボブルに「追加課金」によって増えるゲームモード・ステージが追加されました。
砲台が2つになり2人同時プレイが可能な「二人で協力モード」、
新しい 50 ステージがプレイ可能な「パズルモード」の2つです。
どちらも価格は 115 円です。
また、パズルモードには「パズルパック」が1~4まであり、最初の課金で解放されるのは1のみ。
パズルパック2~4は別途 115 円が必要で、それぞれ 50 ステージ分が用意されています。(つまり全て購入すると 200 ステージになります)
よって、全部解放した場合の価格は本体を含め 1175 円となります。
ただ、これらは通常のゲームプレイに必須なものではなく、最初からある「ストーリーモード」だけでもかなりのボリュームです。
(ストーリーモードだけでもワールド 6-6 まであり、それぞれに5ステージあるので、合計 6×6×5 で 180 ステージもあります)
パズルモードは「さらにやり込みたい人向け」と言えますね。
【 ゲームシステム 】
- 画面下の砲台から「泡」を撃ち出し、画面内の泡にくっつけていきます。
- 泡は同色が3つ以上繋がると消えます。
- 操作には「スリングショット」と「タップショット」が用意されています。
スリングショットは弓矢のように引いて離すことで発射されます。
タップショットはタップした場所に砲台が向き、砲台のタップで発射です。
(ゲームとしてはタップショットの方がラクですが、タッチパネルが生かされたスリングショットの方が楽しめると思います)
- 泡は天井か、支点となるブロックから繋がっています。
途中にある泡が消去され、天井や支点に繋がっていない泡が出来た場合、それも下に落ちてまとめて消えます。
- 泡を一定数撃ち出すごとに、全体が1段下がります。
(時間で下がるのではありません)
そして泡が画面下の赤いラインの下まで来てしまうとゲームオーバーです。
- 画面内の泡を全て消せばステージクリアです。
- ステージ中には以下の特殊バブルが出現する場合があります。
- スターバブル
当たったバブルと同色のバブルを全て消去します。
攻略上、重要になるステージが多いです。
- レインボーバブル
隣のバブルが消えた時、その消えたバブルの色になります。
- メタルバブル
貫通して当たったバブルを潰していきますが、支点や壁のブロックに当たると落ちてしまいます。
画面内に設置されている場合は、バブルがくっつかないお邪魔バブルです。
- ボムバブル
バブルに当たると爆発し、周辺のバブルを壊します。
- ラインボムバブル
バブルに当たると爆発し、横一列のバブルをすべて消します。
ストーリーでは後半ステージに登場します。
- デカバブル
同色のバブルを当てると爆発し、画面内のバブルがすべてその色になります。
- 壁(おじゃまブロック)
繋がっているバブルを消して落とさないと消えません。
- 支点ブロック
バブルはここから繋がっています。
繋がっているバブルがすべて無くなると支点ブロックも消えます。
- 「ストーリーモード」は全6ワールド、それぞれのワールドに6つのラウンドがあって、1つのラウンドは5ステージで構成されています。
- ストーリーモードでは、各ステージを「一定時間以内でクリア」すると★コインが貰えます。
コインを全て獲得したラウンドは、★マークの看板が付きます。
- ★コインが貰える時間は、画面上の表示で確認できます。
経過時間の横にコインが表示されている間にクリアすれば★コインをゲットできます。
時間を超過するとコイン表示が消え、クリアしてもコインは得られません。
(どうしてもコインを得たい場合、表示が消えたらポーズしてメニューを表示し「Retry」を選ぶと、そのステージをやり直せます)
- 「とことんモード」はクリアのないハイスコアを競うモードです。
ランダムに配置されたバブルが徐々に落ちてきます。
各種の特殊バブルも出現します。
- 「対戦モード」は Bluetooth を使った対戦です。
このアプリを持っている iPhone / iPod touch が近くにあれば、このモードで対戦を行う事が出来ます。
【 基本攻略 】
- 「砲台にセットされる泡の法則」を覚えておきましょう。
まず画面内に存在しない色の泡は、次にセットされる泡の候補になりません。
ですから画面内のバブルの色の種類を減らせば、砲台にセットされる泡の種類も減らす事が出来ます。
- さらに「画面内に存在していても、画面下まですき間が繋がっていない泡」は、次にセットされる泡の候補になりません。
これは言葉では表現し辛いので・・・ 画像で確認して下さい。
- よって状況により、「画面内にあるけど、砲台にはセットされない泡」がある訳です。
ワザとすき間を埋めて、出てくる泡の種類を制限することも可能です。
ステージによっては、特定の泡を出すためにすき間を空ける必要もあります。
- 泡は壁に当たると跳ね返りますが、天井に当たっても跳ね返ってきます。
天井に当たって何にもぶつからずに戻ってきた泡は、そのまま消えます。
これはいらない泡を処分する時に活用出来ます。
- スターブロックの活用が鍵になっているステージが多いです。
どの色のバブルをぶつければ有利なのか、画面をよく見て判断しましょう。
- メタルバブルはほぼ真横に撃てば、画面中を反射して、ほとんどのバブルを消す事が出来ます。
パズルボブル(iTunes が起動します)
Mr.Driller
ジャンル:アクションパズル
ナムコ 2009/9 170円
・詳細を表示する(iTunes 起動)
ナムコが 1999 年に開発した、地底をひたすら掘り進むアクションパズルゲームがこの「ミスタードリラー」です。
最下層を目指してひたすら掘るというシンプルで解りやすいルールでありながら、掘ることによって落下してくるブロックをいかにかわすか、いかに安全に掘っていくかの「戦略性」や「アクション性」も重要となる、奥の深いゲームです。
iPhone / iPod touch 版は移動に使用する十字ボタンの操作に難があり、お世辞にも操作性がいいとは言えません。
しかし慣れれば十分にプレイ可能なレベルであり、(こう言っては何ですが)ナムコのアプリの中では操作性はマシな方です。
ゲームは初代の「ミスタードリラー」がほぼ完全な形で移植されており、シンプルながらスリルとパズル性の高いゲームシステムはそのままで、価格も安めです。
アーケード(ゲームセンター)で登場後、大人気となってあらゆる家庭用ゲーム機や携帯ゲーム機に移植されたこの作品。
それが iPhone / iPod touch でも楽しめるのは嬉しいですね。
【 ゲームシステム 】
- 十字ボタンで左右移動、ボタンで向いている方向のブロックを掘ります。
- どんどん掘り進んで 100m ごとにあるチェックポイント、さらに最下層にあるゴールを目指しましょう!
- 支えられていないブロックは、グラグラ揺れた後に下に落下します。
落下したブロックの下敷きになると1ミスとなります。
- ブロックは同色が重なると合体して1つの大きなブロックになります。
ただし4マス以上のブロックが重なると消滅します。
- 時間と共に「エアー」が減少していきます。
エアーは地中にある「カプセル」を取ることで 20 回復します。
0 になるとミスになるので、カプセルでエアーを補給しながら掘り進んでいく必要があります。
エアーの減少速度は深部になるほど早くなります。
- 「×」ブロックはなかなか壊れません。
しかも壊すとエアーが 20 減少してしまいます。
よって「×」ブロックが邪魔な時は、別のところから掘り進んでいくか、下を掘って落とすか、×ブロックを4つ繋げて消去する必要があります。
- 1段分の段差ならよじ登ることが出来ます。
- 最下層のゴールに到達すると、残機とタイムボーナスが加算されゲームクリアとなります。
【 基本攻略 】
- まず最初に操作とプレイスタイルについて。
「ミスタードリラー」には、落ちてくるブロックを素早くかわしながらどんどん掘り進んでいく「スピード型」のプレイスタイルと、ブロックの状態を計算しながら慎重に掘り進んでいく「思考型」のプレイスタイルがあります。
ただ、iPhone / iPod touch 版のミスタードリラーは十字キーの操作性がお世辞にも良いとは言えないため、操作ミスが発生しやすくそれが致命傷にもなりやすいスピード型のプレイスタイルはあまり向いていません。
慎重に掘り進むプレイスタイルの方が向いているのを覚えておきましょう。
- また、最初は十字キーのどの位置に指があるか、意識しながらプレイした方が、ミスを減らす事が出来ます。
- 安全に掘り進む基本の1つは、上部を大きく開けておくことです。
広く掘り進み、落下してくるブロックを事前に少なくしておけば、思わぬブロックが落ちてくることを防止できますね。
広く掘っていると時間がかかるので、エアーの減少が早くなる深部では間に合わなくなってしまいますが、最初のうちは危ないブロックを事前に消しながら進む方がうまくプレイ出来るでしょう。
- もう一つの基本、かつ重要なテクニックが「屋根」を把握しながら掘り進んでいくことです。
ブロックが落ちてくるのを防いでくれる形のブロックを一般に「屋根」と呼び、特に消えにくい「×」ブロックの屋根の下を掘り進むのは重要なテクニックと言えます。
- 落下中のブロックの下にいて危険な時は、落下中のブロックが下まで落ちてくるか、途中で合体して止まるか、素早く判断しましょう。
危険だと思ったら、とりあえず横に少しずつ掘り進むか、横にズレて一気に下に逃げると急場をしのげることが多いです。
ブロックは下に穴が空いてもグラグラしてから落ちるので、横に掘り進めばその間の分だけ時間を稼ぐ事が出来ます。
- エアーカプセルは、取るごとに点数が上昇していきます。
よってエアーカプセルを逃さずに出来るだけ取っていくことがハイスコア狙いには重要です。
- 中盤以降、エアーカプセルは「×」ブロックに囲まれている事が多いです。
×ブロックの一般的な対処法は次の3つです。
下を掘って1段ズラすもっとも基本的なパターン。
このパターンで重要なのは、画像の○印のところにブロックがあってはダメな事。 よってその部分を先に掘っておくことが大切です。
-
×ブロックを4つ重ねて消す方法。
この方法が可能な状況なら、これが一番ラクですね。
時間差掘りを使うパターン。
画像の1と2のブロックを掘った後、3のブロックを「少し間を置いて」掘ります。 すると3のブロックの列が落ちる前に2のブロックの列が落ち、カプセルが取れる形になります。
最初に紹介した方法が使えない時に有効です。
- ただしどの方法も、そんなにブロックが都合よく並んでいるとは限らないので、あくまで「基本の形」として考えて下さい。
実際にはこれらを「応用」しながら処理していく事が多いでしょう。
- ゴールできないうちはカプセルの回収より、クリアを優先しましょう!
ハイスコアを狙うにはカプセルを逃さず取ることが大切ですが、それを狙うのはクリアできる腕前が付いてからですね。
難しいカプセルを取ろうとして、余計にエアーが減ってしまったというのは良くある事です。
厳しいと思ったら無視するか、「×」ブロックを壊してカプセルを回収しさっさと進んでしまいましょう。
- 1000m コースだと、600m を過ぎたあたりからエアーの減少速度がかなり早くなり、800m を過ぎるとブロックの落下速度も上がります。
難易度が飛躍的に上昇していくので、クリアを優先するならどんどん進んでいきましょう!
Mr.Driller(iTunes が起動します)
StoneLoops! of Jurassica
ジャンル:パズループ系パズル
10tons/MythPeople 2009/5 450円
・詳細を表示する(公開停止)
※2010年以降、このゲームは iTunes からダウンロードすることが出来なくなっています。(版権の問題が起こっています)
「パズループ」や「Zuma」というゲームと同じシステムのパズルゲーム。
レール上を進んでくる連なったボールの列に発射台からボールを投げ込み、同色のボールを並べて消していくゲームです。
原型となった「パズループ」はレールが螺旋状のみでしたが、このゲームはステージごとにレールの形が異なり、ステージ数も非常に豊富、グラフィックもサウンドもレベルが高く、未開地の探検を模した演出も綺麗な、非常に完成度の高いアプリとなっています。
アイテムによってボールをまとめて破壊する事も可能です。
ゲームはシンプルですがステージ数は非常に多く、ゲームモードも2種類あって、ボリュームがあり長く楽しめます。
【 ゲームシステム 】
- 自動で装填されるボールを投げ込む CLASSIC と、ボールを掴んでそれを別の場所に投げ込む GRAB'N'SHOT の2つのモードがあります。
- ボールを投げ込み、同色のボールを3つ以上並べると消えます。
- 消えた部分の両脇にあるボールが同色の場合、先頭側のボールがバックして自動的に吸い付きます。
その時、同色のボールが3つ以上そろうと「連鎖」で消えます。
- バックや連鎖が発生すると、反動で列全体が後ろに下がります。
- ボールを消していくと画面上部のゲージが貯まっていきます。
このゲージが最大になるとボールの列は出てこなくなり、その状態で画面上のボールを全て消すとクリアとなります。
- レールの最後までボールが到達してしまうとゲームオーバーです。
【 基本攻略 】
- とにかくミスショットが一番マズいです。(特に CLASSIC)
慎重に狙ってボールを投げ、無理なショットはしないようにしましょう。
- カーブの部分で無理にボールを入れ込もうとするとミスを誘発します。
投げ入れやすい場所でショットするようにしましょう。
- CLASSIC では、いらないボールが装填されたら何もない所に投げてしまいましょう。 そうすれば次のボールが装填されます。
(GRAB'N'SHOT では何もない所に投げても同じ色が再装填されます)
- 列の間が切れている時、切れている場所のボールの色をそろえると、自動的に吸い付いて反動によるバックが発生します。
任意の色のボールを掴める GRAB'N'SHOT で特に有用です。
- CLASSIC ではボールの列が終点に近づくと、終点近くにある色のボールが装填されやすくなります。
これをうまく使って、同色のボールを出来るだけ消してしまう手もあります。
- アイテムのうち、ショットして使うもの(即時効果でないもの)は、同時に1つしか保持できません。 複数のアイテムが同時に出てきた時は、どれを使うか選択しましょう。
- クリアすると宝石がバラまかれますが、1つ1つ狙って取るより、砲台を素早く左右にスライドさせまくった方が取りやすいです。
- ボーナスステージは、CLASSIC はボールを消す→岩を撃つ、GRAB'N'SHOT は岩と同じ色のボールを取ってぶつけます。
【余談】
このアプリの内容とは直接関係ないのですが・・・
iTunes から StoneLoops! of Jurassica が削除された経緯を書いておきます。
StoneLoops! of Jurassica が公開される3年前、Windows で Luxor というゲームが発売されていました。
これはその内容が StoneLoops! of Jurassica に非常によく似ています。
Luxor の開発元である MumboJumbo は iPhone / iPod touch 版 Luxor を開発しましたが、その時すでに iTunes では StoneLoops! of Jurassica が公開されており大ヒットとなっていました。
そのため MumboJumbo は StoneLoops! を「コピー(盗作)」だとして、Apple に削除を要請。
Apple はこれを受けて StoneLoops! を iTunes から消去します。
確かに盗作を主張されても仕方がないほど、StoneLoops! of Jurassica は Luxor に似ていました。
しかしこうした類似のゲームが登場するのは良くある事ですし、そもそも Luxor は Zuma というゲームのコピーです。
さらにその Zuma はパズループというゲームのコピーです。
コピーをした側が他のゲームをコピーだと主張した訳で、この点は海外でも問題視されています。
ともかく現状、Luxor やパズループは iPhone でプレイ可能ですが、StoneLoops! だけはプレイ出来ません。
この問題が解決し、StoneLoops! が復帰してくれるのを願うしかないですね・・・
(参考)
・Luxor(番外ブログのアプリ解説を表示)
・パズループ(全てのオリジナル。番外ブログのアプリ解説を表示)
・Sperkle the Game(StoneLoops! を作ったメーカーが削除後に作った作品)
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