このページでは、iPhone / iPod touch のアプリでオススメの「横スクロール」の「シューティングゲーム」の紹介と攻略を行っています。
(シューティングゲームは 縦・横・全方向・3D でそれぞれゲーム性が異なるため個別にページ分けしています。また、俗に「FPS」と呼ばれるタイプのゲームは別に扱っています)
ゲームの概要・スクリーンショット・ゲームシステム・基本攻略 の4つを主に掲載していますので、どんなゲームがあるのか知りたい時や、買ったけどシステムがよく解らない、うまく進めないという時に活用して頂ければと思います。
主に「定番」と言われているものと、ランキング外に埋もれてしまった名作を中心に解説しています。
Assault Squadron
ジャンル:縦/横スクロールシューティング
The Binary Mill / Chillingo 2010/6 85円
・詳細を表示する(iTunes が起動します)
縦スクロールのステージと横スクロールのステージが両方ある、ちょっと変わったシューティングゲームです。
グラフィックが非常に緻密で美しく、さらにステージ間やオープニングで流れるムービーの美しさは圧巻で、非常にグラフィックのレベルが高いゲームです。
難易度は高めで、序盤ステージからかなりの敵弾を撃たれますが、カジュアルモードはコンティニューが無制限で、誰でもクリア出来るようになっています。
高難度のモードはかなり手強く、シューティングが得意な方でもやり甲斐があるでしょう。
全6ステージで、1ステージがそんなに長くないため、比較的早くオールクリア出来ますが、このぐらいの方が手軽にプレイ出来ると思います。
問題があった操作性もアップデートで改善され、高いレベルでまとまったアプリになりました。
横スクロールがあるシューティングとしては、数少ない秀作の1つですね。
【 ゲームシステム 】
- このゲームはステージごとにスクロール方向が異なります。
最初のステージは縦スクロールですが、2面・3面は横スクロールとなります。
- 自機の操作は細かく設定可能です。基本操作方法は以下の4つです。
- :TOUCH CONTROL
指をスライドさせて操作する方法です。
- :PROPORTIONAL TOUCH CONTROL
指をスライドさせて操作する方法ですが、指の動きの2倍の速さで自機が移動します。
慣れが必要ですが、少しの指の動きで大きな操作が行えます。
反面、細かい調整は難しくなります。
- :VIRTUAL JOYSTICK
仮想パッドで自機を操作します。
- :ACCELEROMETER(TILT)CONTROL
本体の傾きで自機を操作します。
- 上記の4つの操作とは別に、タイトルメニューの OPTION で「RELATIVE」と「ABSOLUTE」の2つを設定できます。
- RELATIVE は「相対移動」で、指の位置に関わらず、指を動かした分だけ自機が移動します。
見やすい位置に指を置いて操作可能で、画面下にもラクに移動できます。
- ABSOLUTE は「絶対位置」で、指の場所に自機が移動します。
縦スクロール時は指のやや上に、横スクロール時は指のやや横に位置します。
- RELATIVE と ABSOLUTE はゲーム中のポーズメニューでは変更できませんので注意して下さい。
- 難易度は「CASUAL」「NORMAL」「EXPERT」の3種類があり、CASUAL はコンティニューが無限です。ライフは5です。
NORMAL はコンティニュー 10 回、ライフは4です。
EXPERT はコンティニュー3回、ライフは3です。
- 自機は最初は2種類、最終的に4種類使用可能です。
- RAPTOR
最初から使えます。
前方に連射する通常弾と、誘導ミサイルを持ちます。
溜め攻撃は敵をサーチするビームですが、敵に近くないと発射されません。
攻撃を集中できるためボスに強い機体です。
- PHOENIX
最初から使えます。
扇状に撃つ通常弾と、前方に発射するミサイルを持ちます。
溜め攻撃は扇状に4本放つレーザー攻撃です。
攻撃範囲が広く使いやすい機体ですが、攻撃力は低めです。
- SCORPION
一度ゲームをクリアすると使用可能になります。(難易度不問)
横方向にも撃つ通常弾と、敵を追尾するエネルギー弾を撃ちます。
溜め攻撃は自動的に敵の方に発射されるレーザーです。
前方への弾が少なく連射も効かないので、攻撃力はかなり低めです。
- RHINO
NORMAL 以上でゲームクリアすると使用可能になります。
通常弾もミサイルも前方のみに発射される正面集中型です。
溜め攻撃も前方に太いレーザーを撃ちます。
攻撃力は強めですが連射が効かないので、RAPTOR ほど強くありません。
- 初期機体の方が使いやすいので、追加機体は上級者向けだと考えましょう。
追加機体はショットが弱く、溜め攻撃が強いタイプです。
- 画面から指を離すと「溜め」を行い、しばらくすると溜め攻撃(スペシャルアタック)が発動します。
溜め攻撃中は画面右のゲージが増えていき、ゲージが最大になると攻撃は終了します。 ゲージが元に戻るまで再使用は出来ません。
使用可能な時は「S」の部分が明るく、使えない時は暗くなります。
- 画面をダブルタップすると「ボム」が発動します。
ボムの種類は機体によって違いますが、どのボムでも使用すると同時に敵弾がすべて消去されます。
- 画面右の「S」を押しっぱなしで溜め攻撃、「B」を押すことでボムが発動しますが、このゲームはマルチタッチに不具合があります。
縦スクロール時の移動中に「S」や「B」のボタンを押すと自機があらぬ方向にすっ飛んでいく場合があり、横スクロール時の移動中に「S」や「B」のボタンを押すと一度画面から指を離さないと操作不能になります。
よって溜め攻撃やボムは「画面から指を離す」「ダブルタップ」で使用し、両手を使ってSやBのボタンを押す操作は行わないで下さい。
- 敵を倒すと「チップ」が出現します。
チップを取ることで画面上部のゲージがアップし、ゲージが最大になると1段階パワーアップします。
- 緑のチップ:ショットが強化されます
- 青のチップ:ミサイルが強化されます
- 赤のチップ:ボムのゲージが増え、最大になるとボムが1つ増えます
- 黄色のチップ:溜め攻撃で敵を倒すと出現し、集めるとクリア時にボーナスが加算されます。
- 自機は耐久力制で、被弾するとライフが減り、尽きるとミスになります。
残機はなく1ミスでゲームオーバーになりますが、このゲームはコンティニューしてもスコアやパワーアップを引き継ぎます。
よってコンティニューの残り回数が実質的な「残機」と言えます。
ただしコンティニュー時にパワーアップゲージと、そのステージで取ったゴールドチップの数はリセットされます。
【 基本攻略 】
- ステージ1は実は難しいです。
理由はステージ1から相応に敵の攻撃が激しい事と、自機が全くパワーアップされておらず、このゲームのパワーアップなしの状態は非常に弱いからです。
ゲーム開始直後は敵を倒しきれないので、ボムも併用して戦い、まずはパワーアップを優先しましょう。
- ステージ1のボスは、中央の左右にあるパーツを破壊しないと、弱点に打ち込む事が出来ません。
攻撃範囲が狭い RAPTOR だと、これを知らないといつまで経っても倒せないので注意して下さい。
- ステージ2のボスもパーツを壊していく順番があります。
この順番で倒さないとダメージを与えられないので注意して下さい。
シールドを張っている時は撃ち込んでシールドを破る必要があります。
- 横スクロールのステージで操作が RELATIVE の時は、画面の右側に指を置いて操作した方が自機の周辺が見やすくなります。
うまく使い分けていきましょう。
(ただし横スクロールのステージで指を2本画面に置いてしまうと、一時的に動けなくなる不具合が生じるので注意)
横スクロールのステージを、あえて縦画面のままでやるのも手です。
- スコアを稼ぐ場合は、出来るだけ溜め攻撃で敵を倒しゴールドチップを貯めていく必要があります。
ただし溜め攻撃で敵を倒すとパワーアップのチップが出現しません。
また、やられた場合はそのステージのゴールドチップはリセットされます。
- このゲームは各ステージをノーコンティニュークリア、ノーダメージクリアした時のボーナスも大きいです。
そのため、ハイスコアを狙う場合は稼ぐだけでなく、出来るだけやられない事も大切です。
Assault Squadron(iTunes が起動します)
Platypus - Squishy Shoot-em-up
ジャンル:横スクロールシューティング
Handmark 2008/12 250円
・公開終了
クレイ・アニメーション(粘土のアニメ)のような、ユニークな見た目のシューティングゲームです。
シューティングゲームとして良くまとまっており、初期の iPhone のシューティングの中では一番の出来でしょう。
操作性はお世辞にも良いとは言えませんが、操作設定はかなり細かくできます。
ステージ数も豊富で、かなりボリュームもあります。
(むしろ1ステージがちょっと長すぎ)
初期の iPhone の定番ゲームの1つであり、シューティングが好きなら見逃せないアプリと言えますね。
【 ゲームシステム 】
- 横スクロールのシューティングゲームです。
- 操作方法(CONTROL)は2種類、タッチした場所に移動する「TOUCH」と、iPhone の傾かせて操作する「TILT」があります。
- TOUCH の場合、どの位置に自機を移動させるかの設定が出来ます。
例えば DIRECTION が UP で、DISTANCE が 50% だと、タップした場所の少し上に自機が移動します。
DISTANCE が 100% だとタップした位置から離れ、0% だと指の真下に自機が移動します。
DIRECTION が RIGHT だと、タップした場所の右に自機が移動します。
- TILT の場合、ANGLE でニュートラル(中心)の位置を設定します。
SET UP 中に中心にしたい角度にして APPLY を押して下さい。
また、SENSITIVITY で感度を調整できます。
- 画面右上の FIRE ボタンで、ショットの ON/OFF が出来ます。
- 赤い編隊を全滅させることでパワーアップアイテムの★が出現します。
★には色が固定されているものと、撃つと色が変わるものがあります。
- 黄色の★=3方向へ攻撃可能です。
- 青色の★=攻撃が連射状態になります。
- 緑色の★=幅広い強力な貫通攻撃が可能で弾も壊せますが、射程は短めで単発です。
- 赤色の★=強力なミサイルを前方に発射します。
- 青緑の★=強力なレーザーを前方に発射します。 ステージ 4-2 以降でしか出現しません。
- このゲームのパワーアップは時間制で、時間が切れると元に戻ります。
時間はパワーアップアイテムを再度取ると補充され、武器を変えても以前の時間は引き継げます。
やられてしまった場合、EASY ならパワーアップはそのままですが、NORMAL か HARD だとなくなります。
- 後半ステージでは「風船の付いた木箱」が出現する場合があります。
これは木箱を撃って中身を出すことにより回収でき、時間制限なしに使えるオプションなどを得ることが出来ます。
風船を撃つと木箱は落下していくので注意して下さい。
- 各ステージのエリア5ではボスが出現します。
ステージは 4-5 まであり、全20ステージです。
- 残機がなくなるとゲームオーバーですが、CREDITS があればその場からコンティニュー出来ます。
コンティニュー回数はエリアをクリアすると1つ増えます。
【 基本攻略 】
- まずは自分がプレイしやすい操作設定にするのが先決です。
お勧めは TOUCH で DIRECTION を RIGHT、DISTANCE を 100% にして左手の親指(or 人差し指)で操作するか、TILT で SENSITIVITY を 70% ぐらいにして操作するかです。
TOUCH の方が操作しやすいと思いますが、指の裏側が見えなくなるのが欠点です。 自分が
プレイしやすい設定を見つけましょう。
- 自機の移動スピードには限界があるので、TOUCH 操作で指を素早く動かしても自機がついてこれるとは限りません。
TOUCH の操作の時は自機のスピードに合わせて指を動かすようにしよう。
- このゲームは後ろからも頻繁に敵が出てきます。
後ろに居すぎないよう注意。
- このゲームは昨今のシューティングゲームとしては当たり判定が大きいです。
余裕を持ってかわして下さい。
- ステージ 2-1 からは気球に繋がった機雷が出てきます。
これは壊すと破裂し、破片に混じって小さい機雷が飛び散ります。
気球にドクロマークが書いてある場合、これも壊すと機雷が飛び散ります。
小さい機雷は見づらく危険なので注意して壊して下さい。
- 2-3 の機雷地帯は、ショットを OFF にしてむやみに撃たないように。
邪魔な機雷だけを壊していきましょう。ここはゲーム最難関と言えます。
- 4-3 以降の白い飛行機と赤い体当たりしてくる敵機の混合地帯は、画面の右下がほぼ安全地帯です。
Platypus (公開終了)