iPhone 定番ゲーム紹介（旧）
ショートゲーム（準おすすめ）

 

 

このページでは iPhone / iPod touch の「ショートゲーム」のアプリをご紹介しています。

ここで言う「ショートゲーム」とは、短時間で気軽に遊べる、ちょっとした簡単なゲームの事です。

 

簡単なゲームと行っても、アイデアに満ちた秀作がたくさんあります。

また、iPhone / iPod touch は携帯電話・携帯用機器ですから、外出先でちょっとした時間に遊べるゲームの方がやりやすい、というのもありますね。

 

※このページでご紹介しているのは、以前はオススメとして扱っていましたが、やや古くなった事もあり「準おすすめ」に移したアプリです。

 

 

○ 準おすすめ

Canabalt	iShoot	Mr.Space!!
geoSpark	バリストローク	Strategery

---

○ List 1（投射系）

		（終了）
Angry Birds	Siege Hero	Ragdoll Blaster

 

○ List 2（ジャンプ系）

		（終了）
Doodle Jump	Mega Jump	PAC'N-JUMP

 

○ List 3（光粒子系）

	（終了）
ORBITAL	Collision Effect

 

○ List 4（ダッシュ系）

Temple Run	Tiny Wings	Solipskier

 

○ List 5（斬る/叩く系）

	（終了）
Fruit Ninja	ワニワニパニック	iSlash

 

○ List 6（和製アプリ系）

	（終了）	（終了）
つみネコ	Mr.AahH!!	Mr.Ninja

 

○ List 7（投げ入れ系）

（終了）	（終了）
Paper Toss	iQuarters	Flick Kick Football

 

○ List 8

（終了）
Flight Control	Reckless Racing	QWOP for iOS

 

○ List 9

Coin (Cookie) Dozer	Labyrinth	eBoy FixPix

 

○ List 10（ゴシック/ホラー系）

		（終了）
Spider	Minigore	Dead Runner

 

 

　Canabalt

ジャンル：ジャンプアクション

Semi Secret Software　2009/10　250 円

iPhone / iPod touch と iPad の双方に対応

・詳細を表示する（iTunes 起動）

 

 

崩壊する世界で存在しないゴールを目指し、男がひたすら走り続ける･･･

そんな終末的な世界観を持つ、ハイスピードなジャンプアクションゲームです。

 

画面をタップしてジャンプし、穴や障害物を飛び越える。

ただそれだけのシンプルなゲームですが、重厚な BGM とリアルなサウンド、モノトーンのグラフィック、そして超高速のスピード感が、単なるジャンプアクションではない雰囲気を醸し出しています。

 

短時間で繰り返し遊べるため携帯機器に向いたゲーム性で、ハイセンスな雰囲気が iPhone / iPod touch にマッチしており、iPad の画面にも対応しました。

ショートゲームとしては価格は高めですが、この手のゲームとしては一押しの内容と言えます。

 

 

• 男が勝手に右に走っていくので、画面をタップしてジャンプします。
• 長くタップすると大きくジャンプします。
• 走っているとだんだん加速が付いていき、かなりの高速になりますが、箱などにぶつかると減速します。
• このゲームは初期バージョンの Flash 版が公式サイトで公開されています。
  パソコンからアクセスすればプレイ可能なので、実際にやってみるのをオススメいたします。
  http://www.canabalt.com/

 

• タイトル画面の右上には曲名があり、タップすることで BGM を変更できます。
• タイトル画面の左上をタップし名前を登録しておくと、自動的にオンラインランキングへの登録が行われます。

 

 

• 走り続けているとどんどんスピードが上がっていくので、適度に箱にぶつかってスピードを下げるのがポイントです。
  ただし下げすぎると穴をジャンプしきれなくなりますので注意。
• 後は集中力で勝負ですね！

 

Canabalt（iTunes が起動します）

 

 

　iShoot

ジャンル：ポトリス系シューティング

Ethan Nicholas　2009/2　85円

※公開終了

 

 

初期の iPhone の名作にして「制作者が２週間で 2500 万円を稼いだ」などの数々の伝説を作り、のちに多くの開発者が iPhone に参入する原動力となったのが、この「iShoot」です。

 

内容はかつて日本でも流行った韓国製のオンライン対戦ゲーム「ポトリス」に非常に良く似ています。

ターン制のゲームで、自分の番が来たら発射方向と強さを決めて弾を発射し、他の戦車を狙います。

武器などを購入して使用することも可能で、最終的に生き残った人が勝利です。

 

アイコンが核爆発で、プレイ中にも核兵器が飛び交うという過激なゲームである一方、綺麗な背景が穴ぼこだらけになっていくシュールさもあります。

 

 

iShoot を持っている人が近くにいれば通信対戦をすることも可能。

１つの iPhone を交互に使用して多人数対戦することも出来ます。

無料版でも十分楽しめるので、まずそちらからやってみるのをオススメします。

 

 

• ゲーム開始時にプレイヤー数やラウンド数、COM の強さを決めます。
• ラウンド開始前に手持ちのお金で武器を購入します。
  入手資金はラウンドが進むほど増えていきます。
  また、使わなかった分は次のラウンドに持ち越せます。
• ゲーム中に他の戦車を倒した人や、多くのダメージを与えた人は、次のラウンドの資金の入手量が少し増えます。
• ゲームはターン制です。
  自分の番が来たら画面のドラッグで発射方向を決めて、＜ と ＞ のボタンで武器を選択し、Fire ボタンで撃ちます。
  Fire ボタンは押しっぱなしにしていると強さが貯まっていき、離した時の強さで弾が撃ち出されます。
  
• 画面左上には風向きが書いています。
  風は弾の軌道に影響するので必ず確認しましょう。
• 有料版は移動も可能です。
  武器選択で「Fuel」を選ぶと、左右のボタンが移動用のボタンに変わります。
  移動すると Fuel が減り、なくなると移動不可能になります。
• 地形はラウンドごとにランダムで生成されます。
• 撃ち合って最後に生き残った人が勝利です。
  設定したラウンド数を行い、勝利数が一番多かった人が１位、勝利数が同じだった場合は得失点差（撃破数と被撃破数の差）が多い人が上位です。

 

• 有料版の場合、開始時の設定で「Edit Rules」のボタンを押すとゲームのルールを設定できます。
  Default Rules は iShoot 有料版の基本ルールです。
  iShoot Lite は無料版のルールです。
  iShoot Remixed はアップデートで追加された拡張ルールです。
  一番下の「Create new ruleset」を選ぶことで、自分で自由にルールを作成することも可能です。

 

 

• 基本は「通常弾で着弾地点を計り、特殊弾で狙う」です。
  武器には限りがあるので、まずは通常弾で方向や強さを測定しましょう。
• 武器は当てやすいものと強力なものを両方用意しておきましょう。
  確実に当てられる状況の時は強力な武器で、あと少しで倒せる時や、確実性がないけど倒さないとやられるという状況の時は当てやすい武器を使います。
• 風向きにも注意を。
  「WIND 30」ぐらいの強風の時は、発射した弾が押し返される事もあります。
• 周囲の地形を取り払う「Excavator」は必ず持っておきましょう。
  これがないと土で埋められた時、自分の弾の爆発でダメージを受けるハメになります。
• 周囲を土で埋める「Dirt Ball」があれば、敵を土で埋めて前述の状態にさせることが出来ます。
  自分の周囲を土で埋めて漁夫の利を狙うことも出来ますが、次の番で貫通弾か Dirt Ball、Excavator を使わないと自分の弾でダメージを受ける事になるので注意して下さい。
  
• 「Roller」などのボールが出てくる系は、坂道を転がっていくので当てやすく使いやすいです。
• 有料版は移動できるのを忘れないように。
  弾を当てやすい場所まで移動してから攻撃を行うのは基本です。
  なお、移動可能量（FUEL）は Remixed だと少なくなっています。

 

 

ルールによって使用できる武器が異なります。

無料版は武器の数が少なく、有料版はかなり強力なものも追加されています。

ただ、有料版の基本ルールは一撃必殺の強力すぎる武器も多いので、１発勝負になってややゲーム性が低下している面もあります。

 

資金はラウンド数が進むほど多くなっていくので、あまりラウンド数が多くなりすぎると後半は大味になります。

人と対戦する時は、５ラウンドぐらいがバランスが取れていますね。

 

※以下の表は iPhone 場合、横向きで見るのを推奨します。

無料は iShoot Lite、有料は Default、拡張は Remixed のルールです。

 

武器名	無料	有料	拡張	費用	概要
Mini Mortar	○	○	○	--	通常弾。常に持っている
Mortar	○	○		$500	爆発範囲と威力が少し大きい
Mega Mortar	○	○	○	$1000	爆発範囲と威力が大きい
Roller	○	○		$2000	着弾後にボールが出て転がる
Stinger Missiles	○	○		$2200	多数の弾を広範囲にバラまく
Mini Cluster Bomb	○	○		$2400	上空で分裂し小弾が降り注ぐ
Tactical Nuke	○	○	○	$8000	戦術核。強力なミサイル
Sixgun		○		$450	6発連続で発射
Dirt Ball		○	○	$1000	着弾地点が土で埋まる
Excavator		○	○	$1100	広範囲の土/地形を削る
Shotgun		○		$2300	小玉の塊を発射する
Claymore		○		$2900	着弾後に小玉が飛び散る
Giant Excavator		○		$3200	かなり広範囲の地形を削る
Portable Mountain		○		$5000	かなり広範囲が土で埋まる
Cluster Bomb		○		$5200	上空で分裂し弾が降り注ぐ
Hellfire Missiles		○		$5500	範囲が大きい弾を連続発射
Great Wall		○		$6600	縦軸に土の壁が出来る
Meltdown		○		$7700	貫通弾を発射する
Mega Roller		○		$10000	大きなボールが出て転がる
U238 Penetrator		○		$11000	劣化ウラン弾。当たれば強い
Nuke		○		$12000	核兵器。強力なミサイル
Vulcan Cannon		○		$21000	長時間、弾を連射し続ける
Doombringer		○		$24000	上空で弾が大量分裂する
Grand Slam		○		$30000	着弾時に弾が大量分裂する
Planet Buster		○		$32000	惑星破壊弾。核の強化版
Shiva Bomb		○		$189000	次々と連鎖爆発が発生
Nuclear Cannon			○	$2000	核砲弾。強力な弾を5発発射
Jackpot			○	$4777	とても強力か、不発弾か
Roller Cluster			○	$5000	空中で分裂しボールになる
Vesuvius			○	$6100	空中で分裂し土で埋まる
Disco Bomb			○	$6400	着弾後に飛び散る。弾が綺麗
Hellspike			○	$8400	着弾後に弾が飛び散る
Superballs			○	$9100	ボールになる弾を連射
Sky Lance			○	$10900	着弾後､縦軸の地形消去+攻撃
Carpet Bomb			○	$18000	空中で分裂後、弾が貫通
World Annihilator			○	$24100	広範囲の地形消去＋攻撃
Hand of God			○	$47400	空中で様々な武器に分裂

 

※「土で埋まる」「地形を削る」系にはダメージはありません。

 

iShoot（公開終了）

 

 

　Mr.Space!!

ジャンル：回避系ゲーム

PONOS　2009/12　85円

・アプリの詳細を表示（公開終了）

 

 

人気アプリ「Mr.AahH!!」を作ったメーカーのシンプルなショートゲーム。

落ちてくる天井のすき間に素早く移動する、それを繰り返すゲームです。

 

ゲームとしては非常に単純で Mr.AahH!! ほどのゲーム性はありませんが、縦持ちで片手操作が可能な操作が用意されているなど、外出中や通勤時でも気軽にプレイできる配慮が伺えます。

ゲームも解りやすく、短時間でテンポ良く遊ぶことが出来るので、まさに携帯機器向けのゲームと言えますね。

 

無料版も用意されていますが STAGE 40 で終了します。

面白くなってくるのは 50 あたりを超えてからなので、価格も安いですし、興味のある方は有料版でのプレイをオススメします。

 

 

• 天井が落ちてくるので素早く「すき間」に入って下さい。
• ステージが上がるごとにテンポが速くなっていきます。

 

• 操作はボタンが左右にあるタップモード、右側に寄っている右片手モード、左側に寄っている左片手モード、スライド操作のフリックモードがあります。
• フリックモードはフリックでなくても操作可能です。
  移動したい場所の地面をタップするとそこに自動で移動してくれます。
  よってフリックモードもオススメです。
• キャラクターの上下左右をタップすると、キャラクターがポーズをとります。
  （ゲーム的には無意味です ^^;）
  フリックモードの場合はキャラクターの左右タップはその位置への移動になるので、左右と下のポーズはありません。

 

 

• 慣れてくると、失敗の最大の要因は「操作ミス」になります。
  右端・左端までは４回の移動で届くので、これを頭に入れてボタンを押しすぎないようにしましょう。
• 基本的には、天井の一番空いている部分の下に入れば大丈夫です。
  天井の空いている部分が低い場合は地面の高さも重要になりますが、地面はチラ見程度にして天井をメインに見て動きましょう。
• 画面の右端と左端は通過できます。（反対側から出てきます）
  活用することはまずないと思いますが、覚えておくといいかも？

 

Mr.Space!!（公開終了）

 

 

　geoSpark

ジャンル：マークタッチゲーム

Critical Thought Games　2009/12　170円

※公開終了

 

 

次々出てくるマークをタップとドラッグで消していくゲーム。

タワーディフェンスの名作「geoDefense」の開発者が製作に参加しており、ワイヤーフレーム（線画）による美しい独特のグラフィックを持ちます。

 

ドラッグで同じマーク同士をぶつけていくと「チェインボーナス」により高得点が得られますが、同時にそのマークに重力が発生して周辺のマークを引き寄せてしまうため、別のマークにぶつかってミスする確率も上がります。

しかしタップでマークを消していたのでは、安全な反面、得点は低めです。

このタップとドラッグの使い分けがポイントになるゲームですね。

 

geoDefense のようなボリュームはありませんが、シンプルな内容で短時間で遊べグラフィックもハイセンス。

タッチパネルを有効に使ったショートゲームで、iPhone / iPod touch ならではのアプリだと言えます。

 

 

• マークが次々と出てきます。
  違うマークがぶつからないように、タップで消していきます。
• 違うマークがぶつかってしまうとゲームオーバーです。
• マークをドラッグで動かすことも可能です。
  ドラッグして同じマークにぶつけていくと「チェインボーナス」が入ります。
  チェインボーナスは同じマークに連続でぶつけるほど高くなります。
• チェインボーナスを得ていくと、ドラッグ中のマークに「重力」が発生し、周辺のマークが引き寄せられます。
  そのため別のマークが引き寄せられミスする危険が増します。

 

• ゲーム中に以下のような特殊なマークが出る事もあります。
• （ボムアイテム）
  タップすると画面内のマークがすべて消去されます。
  ドラッグ中に取った場合は、現在ドラッグしているものとは違うマークのみがすべて消去されます。
• （x2スコアアイテム）
  タップすると次のマークの得点が２倍になります。
  次のマークでチェインした場合、チェイン中の得点がすべて２倍です。
  ドラッグ中に取った場合も、そのチェイン中の得点を２倍にします。
• （？）
  （すみません。このアイテムだけはどうしても効果が解りません･･･）
  （ドラッグ中に取ると付いて来ますが、特に変わった様子はありません）
  （情報求む･･･）
• （1UPアイテム）
  取っておくと、ミスしても一度だけ再開できます。
  序盤に出てくることはありません。

 

 

• 「チェインボーナス」をいかに得るかがハイスコアのポイントです。
  ドラッグで同じマークを連続で取ればボーナスが高くなるので、同じマークがたくさん出てきた時に違うマークだけタップで消して、同じマークを画面に貯めてから一気にドラッグでまとめて取るのがコツです。
• チェインボーナスを得ると重力が発生し、回りのマークが引き寄せられ高速で動いてきます。
  ですからチェインをした後は、回りのマークがぶつからないよう、急いで危険なマークをタップで消しまくって下さい。
  「チェイン後はタップで安全確保」は一番の基本攻略です。
  
• マークをすべて消すアイテムは、チェイン中に取るようにしましょう。
  ドラッグで同じマークをすべて回収し、違うマークが出てきたらアイテムを取って邪魔なマークだけを消します。
  その後に同じマークが出てきたらさらにチェインします。
• x2 アイテムも、取れば次のチェインの点数を２倍に出るので、大量のチェインが出来るようになるまで残しておきましょう。
• チェインするほど危険になりますから、最終的にはどこまでリスクを背負いながらチェインを狙うかがポイントになりますね。
  基本的には、あまり無理をしない方が、結果的にスコアは伸びると思います。

 

geoSpark（iTunes が起動します）

 

 

　バリストローク

ジャンル：一筆書き

DAN-BALL　2010/3　無料

・バリストローク - DAN-BALL

 

 

マスの上を「一筆書き」の要領でなぞっていく、シンプルな脳トレ的ゲーム。

１から順番に数字を通過し、ゴールまで進みますが、一度通ったマスは２度と通れません。

 

制限時間が短く、一瞬の判断力と思考力が要求されるゲームです。

時間がなくなればゲームオーバーですが、ハイスコアを狙うには出来るだけ多くのマスを通る必要があるので、その判断も重要になります。

 

難易度も各種用意されていて、エンドレスモードもあり、オンラインランキングにも対応しています。

短時間でプレイ出来るゲームで、テンポ良く進み、操作性やタッチパネルとの相性も良く、なにより無料。

オススメの脳トレ的ショートゲームと言えますね。

 

 

• １からスタートして順番に数字を通過していき、全ての数字を通過してゴールに辿り着けばクリアです。
• 一度通ったマスは２度通れません。一筆書きで進む必要があります。
• 制限時間があり、オーバーするとゲームオーバーです。
• スコアは通過したマスが多いほど高くなり、クリア時に残りタイムのボーナスも加算されます。
  
• 規定のステージ数をクリアするとオールクリアとなります。
  最初は EASY から順番にクリアしていかないと上の難易度に挑戦できません。

 

 

• タイムボーナスよりマスを多く通過したスコアの方が多いので、タイムに余裕があるなら出来るだけ多くのマスを通ってゴールしましょう。
• ステージが進むとタイムの減りが早くなっていきます。
  間に合わなくなってきたらゴールを優先して下さい。
• ハード以上になると、次に進むルートを先に考えながら指でなぞっていく必要があります。
  ゴールまでのルートの探索と指の移動を平行して行って下さい。

 

バリストローク（iTunes が起動します）

 

 

　Strategery

ジャンル：Risk/Lux型 戦略シミュレーション

Affogato LLC　2008/12　170円

・詳細を表示する（iTunes が起動します）

・無料体験版あり（iTunes が起動します）

 

他国の領土に攻め込み、サイコロを振って戦争を行い、自国の領土を広げていく俗に言う「Risk型 戦略シミュレーションゲーム」を、戦略性を維持したまま簡略化させたゲームです。

 

iPhone / iPod touch の Risk 型の戦略シミュレーションゲームには「Lux」という名作がありますが、Strategery はさらにデザインやシステムをシンプルにして、短時間で遊べるように作られたものと言えます。

海外では 2009 年にモバイル用 戦略ゲーム賞などを受賞しました。

 

 

Lux と違う点は、Lux が主にカードで兵力の補充を行っていたのに対し、こちらは繋がっている領土の数で補充数が決まる点です。

「繋がっている領土」というのがポイントで、領土が分断されてしまうと補充数は半減してしまいます。

 

戦闘はダイスの目の合計の高い方が勝利し、低い方が全滅するという簡易的なものになっていて、戦力の補充も最前線の領地に自動で配置されます。

兵力の移動などもありませんが、それが新しい戦術の要素になっていて、ゲームの進行もスピーディーです。

マップの形も毎回変わり、やる度に違う展開になります。

 

短時間で楽しめる、ミニシミュレーションゲームと言えますね。

 

 

• ターン制の戦略シミュレーションゲームです。
• マップはランダムで自動生成されます。
  トップメニューで「Single Player」「start a new game」を選択すると、設定画面が表示されます。
  ここで右上の「Continue」を押すとマップが表示されます。
  右下の「Play this map!」をタップするとそのマップでゲームが始まり、左下の New map をタップする（もしくは本体を振る）とマップが生成し直されます。
• 自分の番に戦力が２以上の領土をタップして、近くの他プレイヤーの領土を選択するとそこに攻め込みます。
• 戦闘は自動処理で行われます。
  双方が兵力の数だけダイスを振り、目の合計の高い方が勝ちです。
  敗北側の兵力は全滅し、勝利側にもダイスの目の差に応じた被害が出ます。
  進攻側が勝った場合は進攻先の領地に残った兵力が移動し、占領されます。
  （進攻元の領地にも戦力が１つ残されます）
  
• 進攻は自分のターンに何度行っても構いません。
  自分のターンを終えたい時は右下の「End Turn」をタップします。
• ターン終了時、「繋がっている領土の数」だけ戦力が補充されます。
  補充される場所は他国と隣接している領土で、均等に振り分けられます。
  他国と隣接している領土の兵力がすでに最大の場合は、それ以外の領土に振り分けられます。
• 全ての領土を占領すれば勝利、自国の領土を全て失うと敗北です。
  決着後、そのゲームのリプレイが表示されます。

 

• ゲーム中は画面右上の「ｉ」ボタンでトップメニューに戻ります。
• ゲーム開始前に「Options」の項目が開き、各種の設定を変更出来ます。
• Difficulty：難易度です。Easy から Brutal の４段階です。
• Map Size：マップの広さです。Small から Epic の４段階です。
• Bonus Army Placement：Borders だと補充される戦力が前線の領地に自動配置されます。 Random はランダム配置です。
  Manual は自分で戦力の補充場所を選択出来るようになります。
• Starting Setup：Full Map は最初から全領地が各プレイヤーに振り分けられています。
  Land Grab にすると各プレイヤーの領地は１つだけで、まずは空白地の取り合いから始まります。
• You Color：色の選択です。
• First Move：You Go First ならプレイヤーから動き、Random だと順番がランダムになります。
• Color Blind Assistance：色覚異常の方のための色になります。
• メニューの「Pass and Play」は本体を交互に使って行う対戦プレイです。
  「Online Battles」はアップデートで追加されたオンライン対戦で、まずアカウントの作成を行う必要があります。
• ゲーム中、画面右上のアイコンで、ゲームの進行速度、色調の変更、効果音の ON/OFF が行えます。

 

 

• 戦力の補充数の計算と補充される場所のコントロールが最大のポイントです。
  他国に隣接している領土がたくさんあると、それぞれの領土に戦力がバラバラに補充されます。
  それでは容易に突破されてしまいます。
  他国に接している領土が２ヶ所で、繋がっている領土数が６なら、その２ヶ所に３ずつの兵力が補充される計算になります。
  「３ずつ補充されればとりあえず安全」という状況なら、そこで進攻を止めるのがベターと言えます。
• そのためマップの端から、敵に接している領土が少なくなるように攻めていくのがポイントです。
• 動くべきでない時は、動かずに戦力を貯める方がいいです。
  漁夫の利を狙いましょう。
  生産力で勝っていて前線の戦力が十分でない時は尚更です。
  ノンビリしすぎて他のプレイヤーが強大になるともう勝てませんが、コンピューターは戦力の低い土地を優先して狙うので、戦力を貯めれば攻められる確率も減らす事が出来ます。
  
• ２ヶ所から攻める事が出来るなら、「一方で削って、もう一方で攻める」という方法も有効になります。
  
• このゲームに戦力の移動はありません。
  よって後方に戦力を置き去りにするのはムダです。
  出来るだけ後方に戦力を残さないような形で進んでいきましょう。

 

Strategery（iTunes が起動します）

Strategery Lite（無料体験版です）