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iPhone のカメラには「HDR」という機能があります。
これは「ハイダイナミックレンジ合成」の略で、写真撮影時に複数の写真を撮り、露出(明るさ)の良い部分を合成して、より自然な(人間の目で見たような)色の写真を撮る機能です。
しかし合成を行っているため、オリジナルの写真とは違っています。
よって iPhone は HDR による撮影時、合成した写真と、オリジナルの写真を、両方保存するようにしています。
でもそこまで見た目が違う訳ではないので、2枚も保存されるのは邪魔です。
必要ない場合はオリジナルの写真の保存はオフにしておきましょう。
「設定」アプリの下の方にある「カメラ」(iOS10 以前は「写真とカメラ」)を選択すると、HDR(ハイダイナミックレンジ)の表記の下に「通常の写真を残す」と書かれたスイッチがあります。
これをオフにすれば、オリジナルの写真は保存されなくなります。
もし HDR 機能を使った撮影を行いたくない場合は、撮影時に画面上部にある「HDR」の部分をタップして、「オフ」を選択して下さい。
通常は「自動」になっているはずです。
HDR は複数の写真を撮影して合成する機能なので、手ブレが発生しやすくなる、高速で動く被写体はぼやけやすくなる、といった欠点もあります。
最新の iPhone ではそれらの欠点は抑えられており、光が強い時や薄暗い時でも、色が潰れたり暗くなったりせず、クッキリした写真を撮ることができます。
ただ、状況に合わせて切り替えるのも良いでしょう。
プロの写真家は、光の強さを強調するため、あえて HDR を使わずに撮影するケースもあるようです。
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