ここは iPhone / iPad トラブル対処法 の1ページです。
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「iCloud」とは iPhone / iPad の様々な状態を、Apple のサーバー(ネットワークのコンピューター)に保存できる機能のことです。
iPhone のバックアップを iCloud に保存すれば、パソコンを通さなくても新機種にデータを移行することができます。
対応アプリなら、ゲームのセーブデータなどを iCloud に保存する事が可能です。
また、写真や動画、メールや連絡帳、カレンダーなどの情報などを、iCloud を通して所有している他の機種でも利用することができます。
共有アルバムを作り、複数の人と写真を相互共有することも可能です。
保存できるデータ量は、追加料金を払わない場合は 5GB までですが、よほど大量の写真や動画を保存しない限り容量不足になることはないでしょう。
ただし、iCloud の通信は「データ通信」になるので、携帯電話会社と契約しているデータ通信プランが少なめの人は注意して下さい。
iCloud の通信を Wi-Fi 利用時のみに限定したい人は、「設定」の「iCloud」内の「iCloud Drive」を選択し、画面を一番下までスクロールさせて「モバイルデータ通信を利用」のスイッチをオフにして下さい。
そして iOS8 から、iCloud は「iCloud Drive」に強化され、どんなファイルでも保存できるネットワーク上の保存場所「オンラインストレージ」になりました。
パソコンでの利用なら、他のオンラインストレージ(Dropbox や Google ドライブ など)と同じように活用できます。
しかし iPhone や iPad では、利用できるファイルの形式が限られています。
また、iCloud Drive へのファイルの保存・上書きは、対応しているアプリでないと行えません。
よってあまり自由に活用できる訳ではありません。
ただ、iOS9 からは「iCloud Drive」という名前のアプリで中身を確認できるようになっています。
これは「設定」アプリの「iCloud」を選択し、「iCloud Drive」をタップして、「ホーム画面に表示」のスイッチをオンにすれば利用できます。
ここにあるワード / テキストファイルや、対応した形式の画像 / 動画 / 音楽などは直接利用したり、共有ボタン(四角と上矢印のボタン)で iPhone のメモや写真にコピーしたりできます。
※画像は jpg,gif,png など一通り対応。
※動画は mp4,mpv,mov,3gp,qt に対応、avi,wmv は未対応。
※音楽は mp3,aac,wav,aiff に対応、wma は未対応。
iPhone で iCloud Drive にファイルを保存するには、以下のような書類作成アプリを通す必要があります。
(Pages、Numbers、Keynote など。ワード、エクセル、パワポに相当)
(iOS 用の ワード、エクセル、パワーポイント も公開されています)
iCloud Drive のファイルをメールに添付する、もしくは添付ファイルを iCloud Drive に保存することは、メールアプリで可能です。
パソコンで iCloud Drive を使う方法は こちら をご覧下さい。
PC 用 iTunes と iCloud の疑問&問題
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