FINAL FANTASY VI
内容:RPG(ロールプレイングゲーム)
作成:スクウェア・エニックス / トーセ
公開:2014/2 公開
対応:iPhone / iPod touch & iPad 両用
価格:1800 円
※iOS9 で生じていたメッセージが英語になる不具合は修正されました。
2D のドットグラフィックで描かれた最後のファイナルファンタジー。
そしてシリーズの中でも特に名作の誉れ高い作品。
それが「ファイナルファンタジーVI」です。
ストーリーが重視されており、主人公が固定されていない「群像劇」で、場面ごとに操作するキャラクターが変わるのが特徴です。
ドットグラフィック時代の FF としては最高峰の演出と、風変わりな数々の特技、豊富なやり込み要素を持つ、3D になる前の FF の集大成と言えます。
スマホ版(iOS / Android 版)の FF VI は、ゲームボーイアドバンス(GBA)版をベースとしています。
他のスマホ版 FF と比較すると、やや操作性に難があり、キャラクターのグラフィックも少しぼやけた感じがあって、見劣りする部分もあります。
しかし自動で戦闘が進行するオートバトルが導入されており、シリーズで1・2を争う評価の高いゲーム内容はそのままです。
あの名作を再びスマホで楽しめるのは、ゲームファンにはたまりませんね。
どんな技が出るかはキャラクターごとに異なります。
FF6 のキャラクター育成のポイントとなるのが「魔石」です。
ストーリーがある程度進むと活用できるようになり、これを装備した状態で戦闘に勝利することで、誰でも魔法を覚えることが出来ます。
さらに魔石には「レベルアップボーナス」があり、レベルアップ時に特定の魔石を装備しておくことで、ステータスを高めることが出来ます。
FF6 は、ただレベルアップするだけではステータスは高まらない(最大 HP と MP しか増えない)ので、ステータスを強化して強いキャラを育てるためには、魔石の計画的な活用が必要です。
魔石を装備した状態で戦闘に勝利すると「魔法習得値」を得られます。
そして魔石ごとに覚えられる魔法と、得られる熟練度の倍率(おぼえるスピード)が設定されています。
例えば、「ファイラ」の倍率が「x5」のイフリートの魔石を装備した状態で戦闘に勝利し、魔法習得値を2得た場合、ファイラの熟練度は 5x2 で 10 %上がります。
これが 100 %になると、その魔法を習得します。
習得した魔法は、魔石の有無に関わらず自由に使えるようになります。
また、イフリートには「力+1」のレベルアップボーナスがあり、レベルアップ時にその魔石を装備していると力が1増えます。
ずっとイフリートを装備しておく必要はなく、レベルアップ時だけで OK です。
各ステータスの影響は以下の通りです。
重要なのは物理攻撃役の力と、魔法系特技を使うキャラの魔力です。
FF6 の体力は HP や防御力に関わっておらず、ほとんど影響する場面がないため、全く気にしなくても構いません。
素早さは行動が早くなりますが、伸ばせるのはゲーム後半になってからです。
マッシュのように、一見パワー型なのに、使う特技は魔法扱い、というキャラもいるので育成時には注意しましょう。
キャラの特技がどのステータスに関わっているかは、キャラと特技の一覧 をご覧下さい。
「攻撃力」「防御」「魔法防御」は、装備によって増減します。
「回避率」と「魔法回避率」も同様に装備とアクセサリで決まります。
オリジナル(SFC 版)はバグにより、物理回避率が機能していませんでした。
(物理回避にも魔法回避にも、魔法回避率が使われていました)
そのため回避率を高めることに意味は無く、物理回避率を高めるアクセサリや装備も無意味だったのですが、スマホ版や GBA 版ではこのバグは解消されています。
マインゴーシュや盾、アクセサリの「見切りの数珠」などを活用すれば物理攻撃をほとんど遮断することも可能です。
「魔法回避率」というステータスがあるため、魔法攻撃でも当たらない事があるのは注意して下さい。
ただ、必中の特技や魔法も多く、そうしたものは回避率を無視します。
キャラクターのレベルは、ほとんどの攻撃のダメージに影響しています。
つまりステータスと装備が全く同じでも、レベルが違えば威力は異なります。
以下はレベルが一時的に半分になる特技「怪音波」を受ける前と、受けた後での、同じ条件でのダメージの差です。
よって魔石でステータスを上げていなくても、レベルアップしていれば、与えるダメージは物理 / 魔法を問わず確実に高まっていきます。
もちろんステータスが高ければ、より威力は上がります。
攻撃特技の多くも威力はステータスとレベルで算出されています。
また「ぬすむ」や「あやつる」などの特技は、双方のレベル差により成功率が決まります。
同レベルなら成功率は 50 %で、レベル差が 10 なら成功率は 10 %増減します。
FF6 のキャラクターの状態異常は以下の様になっています。
茶色表記のものは戦闘後も継続します。
継続する状態異常は、専用の回復アイテムで治療できます。
ほとんどの異常は白魔法「エスナ」でも治せますが、ゾンビとカッパーはエスナでは治せません。
今回のスリップはポイゾナやエスナで治せます。(ダメージも下がっています)
カッパは装備の効果が 1 になりますが、カッパ専用装備(皿、甲羅の盾、アーマーガッパ、沙悟浄の槍)のみ、逆に本来の効果を発揮します。
以下は状態異常というより、魔法の効果として発揮される変化です。
こちらは白魔法の「デスペル」で効果が消滅します。
スロウやストップ、バーサクなどは耐性がある敵には効きません。
FF6 のリフレクは一定時間で効果が消えるので注意して下さい。
オリジナル(SFC 版)の透明は、耐性を無視して全ての魔法を受けてしまう状態になったため、敵を透明化してデスをかける「バニッシュデス」という技が反則的に強かったのですが、スマホ版や GBA 版の透明は耐性を無視しないため、その技は使えません。
「ファイナルファンタジー6」は、元はスーパーファミコンのゲームでした。
その後、リメイクされたものが PS(プレイステーション)や GBA(ゲームボーイアドバンス)で発売されています。
スマホ版(iOS / Android 版)は GBA 版を元にしたものです。
インターフェイスはタッチパネル用に修正されていますが、ゲーム自体やほとんど GBA 版のままで、変更されていません。
以下に確認できた他機種版との相違点を表記しておきますので、他機種版をプレイされていた方は、攻略時の参考にして下さい。
【 FINAL FANTASY VI 攻略ページ 】
ファイナルファンタジー6 ページ 1/7
■最新スマホゲームレビュー
SITE PV |