このページでは iPhone / iPad 用のオススメできるゲームアプリを、カタログ形式でご紹介しています。
(Android 版があるものはその旨とリンクを掲載していますが、価格等は iOS 基準です)
ここでは「パズルゲーム」を扱っています。
アクションパズルや物理シミュレートパズルなど、種類は豊富ですが、ほぼすべて手軽に楽しめるゲームばかりです。
スマートフォンで楽しむには最適なジャンルの1つと言えるでしょう。
このページ(その2)では 2014 年に追加選出した7作品をご紹介しています。
※ 先行して選出した 10 作品は こちら を。
※ パズル RPG は RPG に含めています。ソーシャルゲームは他のページで扱います。
※ 選出を考えた次点のアプリや選出作の選考理由は こちら を。
スマホ パズルゲーム7選 2014 年追加選出 |
Threes!
2014 年に Apple からデザイン賞を授与されたパズルゲーム。
パネルをスライドさせ、出来るだけ大きな3の倍数の数字を作っていく。
シンプルなルールでありながら、センスの良いお洒落なデザインと病み付きになるゲーム性を持ち、登場と同時に世界的なヒットとなった。
4×4のマスの中に、1と2、そして3の倍数が書かれたパネルがある。
画面をスライドすると、その方向に全てのパネルが動き、1と2が合わせると3になり、3以上のパネルは同じ数が合わさると足されていく。
大きな数字のパネルを作るほど飛躍的にスコアが上がっていくが、数字が大きくなるほど重ね辛くなり、そして重ねられないパネルは邪魔になる。
高スコアが取れそうで取れないゲームバランスが絶妙で、操作感も良くサクサクと動かせ、1ゲームが短いこともあり、思わず延々と繰り返してしまう。
BGM やサウンドも良く、一見するとシンプルだが、チープな印象は全くない。
ゲーム性・デザイン・操作、全てが一級のスマホに最適なパズルゲームだ。
Sprinkle Islands (スプリンクル・アイランド)
放水車から水をかけて火事を消す、流体シミュレートを使った物理パズル。
リアルな水の流れをいかに利用するかがポイントになる、ユニークなゲームだ。
様々な表彰を受けた秀作で、キッズ用のアプリも登場している。
高さ・角度を調整して放水を行い、火の付いている部分に水を流していく。
水は坂道を下り、くぼみに貯まり、岩があれば押し流す。
流体の特性をうまく使って、目的の場所に水を送り込まなければならない。
スイッチを押すと開く扉や、水車・氷など、面白いしかけもたくさんある。
水がなくなるとリトライなので無駄使いは出来ないが、放水は気持ち良く、思わずジャージャー流してしまう楽しさがある。
難易度のバランスも良く、難し過ぎず簡単過ぎずの程よい難度だ。
子供にも人気になったが、パズルゲームなので本編は小さい子には難しい。
そのため Sprinkle Junior という子供用も公開された。
パズル要素はないが、オモチャに自由に水をかけて遊べるアプリになっている。
Monument Valley
「エッシャーの騙し絵」の様な世界をさまよう、ちょっと不思議なパズルゲーム。
視覚のトリックを使ったユニークなゲーム性と、幻想的な世界観で人々を魅了し、世界中で高く評価された作品だ。
このゲームの世界は見たままが真実だ。
高低や遠近は無視され、プレイヤーの目線から見て道が繋がっているように見えれば、立体的に繋がっているはずがなくても、その上を歩いていくことが出来る。
言葉では説明し辛いゲームだが、三次元的にはあり得ない方法で先に進む道を作り出していくのは、独特の面白さがある。
幾何学的な建物の中を進んで行くが、それがダイナミックに、時に意外な形に動くため、その変化も面白さの1つだ。
ステージ数はそれほど多くないが、適度な時間で終わるため、クリア後には程よい達成感と余韻を感じることが出来る。
パズルと芸術性を両立したアプリと言えるだろう。
Lock 'n' Roll
iPhone アプリの古典的名作。 シンプルながらトコトンまで奥が深い。
最初はすぐに終わってしまうが、ゲームに慣れるほどスコアは上がっていく。
運と思考のバランスが良く、知れば知るほどハマってしまうダイスゲームだ。
1~4の目の4色のダイスが4つ振られ、それを盤上の好きな場所に置いていく。
これを繰り返し、縦・横・ナナメ・四隅・2x2 のマスの中に、ペアやストレートなどのポーカーの「役」を作ると得点になる。
そして同色か4色で、4カードかストレートを成立させるとダイスが消える。
しかしこれらの役を成立させない限りダイスは消えず、マスが埋まっていく。
全てのマスが埋まるとゲームオーバーだが、一定スコアごとにオールマイティーの「ジョーカー」を得られ、これがあればピンチを脱する事が出来る。
何度かやってみれば解るが、このゲームは選択肢が非常に広い。
縦横だけでなく、ナナメや 2x2 の範囲でも役が成立するため、どこにダイスを置けば役が成立する確率が高くなるのか、シンプルながらかなり頭を使うゲームだ。
拡張版の Deluxe も公開されているが、課金アイテムなどが加わっている。
このゲームは初代のシンプルさがベストだと思うので、そちらからお勧めしたい。
※このゲームには2もありますが、そちらはオススメしません。レビューは こちら。
Paint it Back
「ピクロス」や「ピクチャーロジック」「お絵かきロジック」と言われる、数字のヒントを頼りにマスを塗りつぶしていくパズルゲーム。
ピクロス系のアプリはスマホには数多くあるが、操作性や雰囲気が良く、オススメできるのがこのアプリだ。
画面をタッチして色を塗り、押しっぱなしのままで指をスライドすると連続で塗りつぶすことが出来る。 ピンチ操作で拡大縮小も自在だ。
触れている場所に十字のラインが付くため、押している場所も判別しやすい。
スマホのピクロス系のアプリとしては、操作性は明らかに他よりも上。
十字キー操作に切り替えることも出来る。
小さな絵から大きな絵まで問題も豊富で、大きな絵は小さな絵に分割してプレイする「Normal」と、大きいままでプレイする「Pro」を選べる。
美術館から消えた絵を復元していくバックストーリーがあるのも良い点だ。
無料の簡易的なアプリとは違う、しっかり作られた高クオリティーなピクロスだ。
ナンプレ ブック
「数独」や「ナンプレ」と呼ばれる、マスの中に数字を入れていくパズルゲーム。
世界大会も行われるほどの人気のパズルで、当然スマホアプリも多い。
その中で特にお勧めできるのがナンプレブックだ。
このアプリの最大の長所はフリック入力が可能なこと。
数字を入力する時、上にフリックすれば2、左にフリックすれば4といった具合にワンタッチで9つの数字を書き込める。
この操作性に慣れてしまうと、1つ1つ数字を選択するタイプは遊べなくなる。
入力ミスしてもダブルタップですぐ消すことが可能だ。
デザインやインターフェイスに優れ、落ち着いた BGM も良い。
選択した数字をハイライトする機能なども不足なく盛り込まれている。
広告付きの無料版と広告のない Pro 版があり、無料版でも問題の追加購入が可能だが、長く遊ぶなら最初から多くの問題が同梱されている Pro 版の方が割安だ。
思わず没頭してしまう、数独好きなら必携のアプリだろう。
マインスイーパQ
Windows に入っている暇つぶし・・・ いや、必要な時間さえ潰してしまうほどの、一度ハマると抜け出せないパズルゲーム「マインスイーパー」。
当然スマホにも多くのアプリが存在するが、その中でも定番なのがこれだ。
アプリ名の「パ」と「Q」の間に「ー」がないので検索時には注意しよう。
見た目は Windows のマインスイーパーそのままだ。
タップでタイルを開き、長押しで旗を立てる。
ピンチ操作で拡大縮小、スクロールも不自由なく行え、操作性に優れている。
開いたタイルには周囲にある地雷の数が書かれているが、その数だけ地雷があると思われる場所に旗を立て、その後に数字をタップすると、安全だと確定したマスがまとめて開かれる。
この自動オープン機能が便利で、快適にプレイすることが出来る。
もちろん旗の場所が間違っていた場合は、オープンと同時に爆発してしまうが。
無料版と有料版があり、広告の有無や画面の広さが異なるが、無料版でも問題なく遊ぶことができる。
初期からあるアプリだが、アップデートは継続しており、今でもマインスイーパーはこれがお勧めだ。
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