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iPhone おすすめゲームアプリ
タワーディフェンス編

 

 

このページでは iPhone / iPod touch / iPad 用のオススメできるゲームアプリを、カタログ形式でご紹介しています。

(Android 版があるものはその旨も記載していますが、価格等は iOS 版基準です)

 

このページでは「タワーディフェンス」を扱っています。略称は「TD」です。

 

自動で戦闘を行うタワー(砲台)を設置して、攻め込んでくる敵の軍勢を撃退するゲームで、iPhone によって世に広まった新しいゲームジャンルです。

通常、敵はこちらのタワーを攻撃することはなく、防衛に専念する事ができます。

 

忙しい操作は必要ありませんが、どこにどのタワーを置くかの判断が重要になる戦略性の高いゲームで、スマホやタブレットにとてもマッチしたジャンルです。

 

 

 

 

※ 選出を考えたけど外した次点のアプリは こちら を。

 

自由配置 / ルート固定型 タワーディフェンス

 

Fieldrunners / Fieldrunners 2 Fieldrunners / Fieldrunners 2

 

 

2008 年から 2009 年にかけて数々の表彰を受けた世界的な大ヒットゲーム。

この作品によりタワーディフェンスというジャンルが広く知られる事になった。

 

フィールド上の好きな場所にタワーを配置でき、それによって相手の進行ルートをコントロールできる「自由配置型」のタワーディフェンスの代表格だ。

 

Fieldrunners 2

 

自動で敵を攻撃するマシンガンやミサイルなどのタワーを配置し、防衛線を突破されないよう守りを固めていく。

攻めてくる敵の数は次第に増えていき、最後には数百人が押し寄せて来るが、敵を倒すことで資金を得られ、防衛体制をどんどん強化していくことが出来る。

 

このゲームはタワーを並べて壁を作り、フィールドを迷路状にする事が出来る。

敵を大きく迂回させるように壁を作れば、長時間の迎撃が可能になり、敵のゴール到達も遅らせることが可能だ。

敵をどのように移動させ、どんな方法で撃退するか、その思考性の高さは数あるタワーディフェンスの中でもトップクラスだ。

 

演出や戦闘の派手さなども一級で、クオリティーは非常に高い。

初期からある作品だが、今でもこのシリーズが最高級の TD と言って良いだろう。

 

 

 


 

geoDefense / geoDefense Swarm geoDefense / geoDefense Swarm

 

 

線画で構成された独特な見た目と、高いゲーム性を持つタワーディフェンス。

ユーザーの評価が高く、難易度も高めの玄人好みの TD だ。

 

パッと見はシンプルだが、実際のプレイ画面は光の粒子が飛び交い美しい。

最初に公開された geoDefense は敵の移動ルートが決まっている「ルート固定型」で、後に公開された Swarm は敵の移動ルートが変わる「自由配置型」だ。

 

geoDefense / geoDefense Swarm

 

敵を貫通するレーザーや、広範囲に爆発を発生させるミサイル、倒した敵の破片を集めてエネルギー源にする施設など、一風変わったタワーが多い。

敵が残っていたり準備が出来ていなくても、一定時間が経過すると次の攻撃が始まるため、時には素早いタワーの設置が求められる。

 

1ステージの長さはタワーディフェンスとしては短めだが、難易度の高いステージが多く、思わずクリアするまでやり続けてしまうハマリ性がある。

 

続編の geoDefense Swarm はタワーを並べて壁を作り、敵の移動ルートをコントロール出来るようになった。

エンドレスステージも用意され、よりゲーム性と難易度が増している。

Fieldrunners と geoDefense の2つが、TD 普及の立役者と言って良いだろう。

 

 

 


 

エレメンタルモンスターTD エレメンタルモンスターTD

 

 

日本で作られた、日本人向けのタワーディフェンス。

モンスターカードを集めることで使えるタワーが増え、その数は 50 種類に及ぶ。

モンスターは属性や特殊効果を持っており、どれをどういう組み合わせで使うかが攻略のカギを握る。

 

エレメンタルモンスターTD

 

最初は使えるモンスターは少ないが、プレイすることで資金を得られ、ショップでモンスターカードを買うことが出来る。

こう言うとソーシャルゲームのように思えるかもしれないが、追加課金は一切ないので安心して欲しい。

 

出現する敵を一定数倒すと、そのカードがショップに並ぶようになる。

1ステージが結構長く、なかなかクリアできないが、何度もチャレンジしていれば資金と買えるモンスターが増え、必要な戦力がそろって来るだろう。

 

戦略性と難易度が高く、簡単なゲームではないが、だからこそ豊富なモンスターをやり繰りして攻略する楽しみがある。

長期的な成長と収集要素のある、長く楽しめるタワーディフェンスだ。

 

 


 

Bloons TD Bloons TD シリーズ

 

 

おサルさんがダーツを投げて風船を割る、ホノボノしたタワーディフェンス・・・

かと思いきや、後半戦になると数百・数千に及ぶ大量の風船にビームやミサイルを乱射する、怒濤の展開になるエスカレート TD だ。

 

Bloons TD シリーズ

 

このゲームは配置したタワーを強化する際、射程や射速、貫通力追加などのパワーアップを選ぶことができる。

「連射重視にすると貫通型は選べなくなる」などの排他的な強化も存在するため、同じタワーでもどの強化を優先したかで、性質は大きく変わってくる。

 

タワーの種類もかなり多く、ゲームの進行に合わせて様々なものが登場する。

取れる戦略の幅が広く、多彩な攻略が可能なのが特徴だ。

コミカルなサルのキャラクターと、それに似つかわしくない後半の派手の展開も、このゲームの魅力の1つだろう。

 

元はパソコンで公開されていたゲームで、スマホには3作目から移植されている。

こでは最新作の Bloons TD 5 をオススメしたい。

また、オンライン対戦が可能な「Bloons TD Battles」も公開されている。

ゲームに慣れてきた方は、このアプリで世界中のユーザーに挑戦してみよう。

 

 

 


 

Kingdom Rush Frontiers Kingdom Rush Frontiers

 

 

小さな兵士達がちまちま戦う、コミカルながら戦略性の高いタワーディフェンス。

接近戦を行う兵士がいて、敵を足止め出来るのが特徴だ。

他にもこのゲームにしかない様々な特徴があり、細かい点まで作り込まれている。

 

Kingdom Rush Frontiers

 

このゲームはタワーの設置場所が決められていて、タワーの種類も多くない。

よって一見すると戦略性は低そうだが、タワーの強化に2つの方向性があり、どちらを選ぶかで性質は変わってくる。

 

またレベルアップして強くなるヒーローがいて、戦闘中に自由に動かせる。

一定時間ごとに援軍を呼んだり、任意の場所に魔法攻撃をする事も可能だ。

タワーの特徴も風変わりで、戦闘ロボットを呼び出したり、倒した敵をガイコツに変えて戦わせる特技が存在する。

これらの固有システムにより、他の TD にはない独特なゲーム性がある。

 

イベントによりマップの形が変わったり、特殊な味方が登場するステージもあり、ゲームが進めば手強いボスも現れる。

1つ1つが丁寧に作られている、完成度の高いゲームだ。

キャラクターが小さいため、出来れば iPad でのプレイをお勧めしたい。

 

 

 


 

The Creeps The Creeps!

 

 

ベッドで寝ている子供をオバケから守る、ほのぼの系のホラーTD。

欧米的なデザインのオバケがユニークで、武器は子供のおもちゃになっている。

フィールド上に破壊可能な障害物があるのが特徴だ。

 

The Creeps

 

タワーを設置した後、敵やフィールド上の障害物をタップすると、それを優先して攻撃するようになる。

ステージによってはフィールドが障害物で埋め尽くされており、敵を撃退しつつ、障害物を壊してタワーを置くスペースを確保しなければならない。

 

障害物がそれほど邪魔でない場合でも、破壊すれば資金を得られるため、隙を見て壊した方がゲームは有利になる。

 

ただ、全体的には割とオーソドックスなタワーディフェンスだ。

それゆえに遊びやすく、1ステージにかかる時間や難易度も適度。

見た目も親しみやすく、タワーディフェンスの初心者にも勧められる内容だ。

 

 

 

※The Creeps! には様々な派生バージョンがありましたが、現在は全て本家のアプリに統合され、派生版のステージは課金でアンロックする形になっています。

 


 

Sentinel Sentinel シリーズ

 

 

エイリアンと人類の戦いを描いた SF のタワーディフェンス。

1作目は火星、2作目は地球、3作目はエイリアンの星が舞台となる。

リアルで細密なグラフィックが特徴で、UFO やロボットが登場する、SF ならではの展開もある。

 

Sentinel

 

このゲームの特徴は、数ヶ所に敵の進行を防ぐバリケードが存在すること。

エイリアンはこのバリケードを殴って破壊しようとするが、そう簡単には壊れないので、ここが防衛の拠点となる。

 

しかしバリケードを破られるとそこで守れなくなるので、周辺のタワーを売却し、後方のバリケードに拠点を移さなければならない。

時には段階的に下がっていく「後退戦」を繰り広げることも必要だ。

 

最新作の Sentinel 3 には指揮官が乗る戦闘ロボットも登場する。

バリケードの前に陣取り、周囲のタワーを強化しつつ、自らも射撃と格闘でエイリアンと戦い、クリアポイントでパワーアップさせることも可能だ。

 

総合的に優れた、スマホ定番のタワーディフェンスの1つだ。

 

 

 

 

直進型タワーディフェンス

 

Plants vs. Zombies(プラント vs. ゾンビ) Plants vs. Zombies(プラント vs. ゾンビ)

 

 

植物とゾンビが戦う、奇想天外な設定の世界的大ヒットゲーム。

ゾンビがタワーを破壊しながら直進し続けるという、風変わりなシステムのタワーディフェンスで、世界中で数々の表彰を受けた人気作だ。

 

Plants vs. Zombies(プラント vs. ゾンビ)

 

まっすぐ進んで来るゾンビ軍団を、弾を撃ち出すエンドウ豆や、爆発するポテトなどのユニークな植物を植えて撃退する。

ゾンビは特殊な場合を除いて方向を変えることなく、ひたすら直進し続け、植物にぶつかるとかじって壊し、突き進もうとする。

 

このゲームの面白さは多種多様な植物とゾンビが次々と登場することにある。

敵の攻撃に長時間耐えるナッツ、泡を吹き出すキノコ、周囲を炎上させるトウガラシなど、ステージをクリアするごとにユニークな植物が加わっていく。

 

ゾンビもバケツをかぶって身を守る者や、プールに潜水する者、棒高跳びする者、バックダンサーと共に踊りながら出てくる者など、コミカルなキャラが満載。

特殊ルールのスペシャルステージもあり、飽きの来ない展開が続く。

 

相応の戦略性を持ちながら、難易度はそれほど高くなく、老若男女誰でも楽しめる模範的な作品に仕上がっている。

 

 

 


 

大戦絵巻シリーズ 大戦絵巻シリーズ

 

 

まるで絵巻物が動いているかのような、独特なグラフィックが印象的な作品。

敵がまっすぐ直進し、兵士にぶつかると戦い合う直進型のタワーディフェンスだ。

 

日本の合戦がテーマの「源平大戦絵巻」、古代エジプトがテーマの「アレクサンドリア大戦絵巻」、妖怪と戦う「百鬼大戦絵巻」の3作がある。

 

大戦絵巻シリーズ

 

敵の正面に兵士を配置して突破されないようにするが、このゲームは兵士を出すのにカードが必要になる。

山札からどのカードを引けるかはランダムであるため、展開は一様ではない。

 

また、このゲームの兵士の多くは接近戦をするため、戦闘によりこちらもダメージを受ける。 状況を見て回復させることも必要だ。

兵士を任意に動かせるのも特徴で、敵の位置に合わせて配置を変える事ができる。

 

絵巻物のようなグラフィックに加え、サウンドも印象的。

日本を舞台にした作品は、力強い琵琶の弾き語りが BGM になっている。

 

シリーズ作が出るごとに改良されていった作品だが、後期作ほど課金要素が強い。

ここでは「アレクサンドリア大戦絵巻」か「百鬼大戦絵巻」をお勧めしたい。

 

 

 

 

複合型ディフェンスゲーム

 

Block Fortress Block Fortress

 

 

マインクラフトのような四角いブロックで構成された世界で、ブロックを積み上げて立体的な要塞を作り、砲台を設置して防衛体制を固めつつ、自らもフィールドを駆け回って敵と戦う、3D のディフェンスゲーム。

様々なゲームの長所を集約した、やり応えのあるゲームだ。

 

Block Fortress

 

基地の周辺にブロックを積んで防壁を築き、採掘機械を設置して資源を集めつつ、それらを守る砲台を配備していく。

 

設置が終わってゲームをスタートさせると、敵軍が基地に攻めてくる。

砲台は射程内の敵を自動で攻撃してくれるが、プレイヤーもフィールドを移動し、銃を撃って敵と戦うことができる。

敵を全滅させればステージクリア。 得られた資源でさらに守りを固めていく。

 

ブロックは自由に配置できるため、好みの形の要塞を築くことが出来る。

基地の周囲を壁で囲っても良いし、高い塔を作ったり、城を作ることも可能だ。

砲台もマシンガンやレーザー、迫撃砲など豊富な種類が用意されている。

プレイヤーが使う銃も持ち替えと強化が可能だ。

 

プレイヤーの想像の数だけ、要塞と防衛戦略は存在する。

やや取っ付き辛い点もあるが、理想的なディフェンスゲームと言えるだろう。

 

 

 

 

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